神津島、式根島、新島、大島の温泉行脚

− その5 天上山ハイキング(3)裏砂漠経由で下山 in 神津島 −



頂上近くのお宮にお詣りしたあとは照葉樹林の中を不動池へ。

それにしてもこの日はいい天気で、南の島の春をタンノーしまくりました。まさかこの日の朝に島に到着したとは思えないほどの充実ぶりなのは、まだ初日なのにもう5ページ目に突入していることからもおわかりでしょう(何のこっちゃ)。というわけでハイキングはまだまだ続きます。

ここ天上山は「新・日本百名山(岩崎元郎氏選)」や「花の百名山(NHK選。田中澄江氏選のほうではない)」などにも入っている山で、オオシマツツジが咲く5月中旬あたりはさぞかしキレイなのだろうと思われますが、今回のハイキング時に見かけた花は上の2つだけ。右上の花はツツジのようでしたが、まさかオオシマツツジがこの株だけ早く咲いた?(確かに花の色はオオシマツツジと同じような感じですが)。

さて、ほぼ平坦な林の中の道を歩いていくわけですが、このあたりは周りを山に囲まれた中でも一番中央の窪地のような場所ですから木々の樹高も高くなっているようです。と、木々のトンネルの先にぽっかりと開けた場所に出ました。不動池です。

この池の中央にある島には祠があります。そこに掲げられた立て札(左上画像)には「古くて危険 橋の上に乗らないで」と書かれていましたが、これは観光客が気軽に祠のある小島に渡らないようにするため遠回しな表現をしている可能性があるのかも。というのも、別の案内板には次のように書かれていたのです。

この言い伝えを知らない観光登山者が「せっかくだからお詣りしていこう」または「ただの興味本位」というようなことで祠に近づいてもらうのはよろしくないというところからかの立て札が立てられたのかも知れません。われわれも対岸から手を合わせお詣りを完了いたしました。

そんなわけでほぼ平坦かつ固い砂地で歩きやすいことこの上ない道を進んでいくと、新東京百景のポイントに到着しました。前述したとおりこの日はやや空が霞んでいたのですが、ここからは神津島より北に位置する島々を眺めることができます(右上画像にマウスオンすると島の名称を示した画像に変わります)。でもこれらの島々は頂上からも見えていたんですよね。特にここが一番の好展望というわけでもないような気がしますが(ぶつぶつ)。

それにしても式根島は山のない島ですね。何だか火山島に見えないような気もしますが、自噴の温泉が湧き出ていること(これは個人的に至極重要)から考えてもやはり火山による造山運動の賜物の島なのでしょう。ちなみに式根島と新島は非常に近く大型客船フェリーですら約20分で到着してしまいます(ちなみに式根島も新島村に所属)。その近さゆえ「元禄大地震による津波が来る前は地続きだった」などという俗説まであるようです(新島村によると否定的見解のようです)。

そんなこんなで展望台からは下り道となります。なーにすぐそこまでなんですけれどね。



少し下ったところからふり返ると表砂漠が見えました。



そんなわけで裏砂漠の端っこに到着。というわけで展望台へ。うわー絶景&絶壁の真上!(笑)。

ここでキャンプ宴会でもしたらものすごく気持ちいいこと請け合いなんですが、朝を迎えるまでに何人かの姿が見えなくなっているような気がしてなりません(笑)。もちろんここに限らず山上でのキャンプは禁止ですので念のため(国立公園の保護地域内ですからね)。

ここからは肉眼でもそこそこくっきりと三宅島が見えたのですが、やはりコンパクトデジカメだと噴煙しか写っていませんね(左上画像)。ん?おしんこどんはここのベンチに座って何やってるの?(右上画像マウスオン)。どうやら柔軟運動にいそしんでいたようです。さすがは週4-5日は通っているという「フィットネスの鬼」であります(笑)。

ちなみにのんびりした場所に見えますが、ここから海へ一気に落ちる急斜面は完全に崩落していて植物も生えていません(というか崩落の度合いが激しくて植物が育つ間がないというべきでしょうか)。多幸港に船が着く前に山頂から一気に崩落する大斜面が見えていましたが、どうやらこの一角もそのエリアに属しているようで、ということはやがてこの展望台のある場所も浸食されてしまうのでしょうか。いやいつかは確実にそうなる気がします。

さて、ここからは裏砂漠を歩いていくのですが、表砂漠で「ふーんこんなもんなのね」と内心思っていたくせに、裏砂漠に来てみたら「うわーこりゃ何だかすごい、裏砂漠に足をのばしてよかったわ」と何だかしみじみ。

ルートを外さぬように登山道の脇に石が置かれていますが、これがなければ「ここはどこ?」という感じになること請け合いで、離島の中央部というイメージは全くありません。天上山に登られる方は是非裏砂漠ルートを歩いてくださいね。

ちなみに右上画像の手前部分、「こんもりとした砂山の表面に植物の枝(茶色)が生えている」のがわかると思いますが、これがオオシマツツジの株なのだそうです。とはいえもっと他の植生がある場所にも生えるみたいですね。

さてそんなわけで黒島の下山口(10合目)まで戻ってきました。さーて下りるぞと思って歩いて行くと‥。



何だかスパっと道がなくなってます(笑)。しかしバイクを借りた神津島オートのオーナーによると「登りは40-50分、でも下りは15分だね」ということでしたからビビる大木には値しません。しかも道が整備されているのは勝手知ったる世界ですから、ショッカーがいくら「イーイーっ!」と叫んだとしても本郷猛の仮面ライダーが負けるはずはないのであります!(誰が藤岡弘なんだ誰が)。
ここでふと気になってちょっと調べてみたら、仮面ライダーシリーズは現在に至るまでに(2010年4月)「仮面ライダー○○」の種類が何と80くらいあるんですね!こりゃ同窓会をやっても「おまえ誰だっけ?」「俺ライダー**だよ」「おお、そうだったそうだった!」という感じになりそうですね(無意味爆発系の心配)。

ちなみに「それならウルトラ一族はどれくらいいるんだろーか?」と思って調べてみたら、これが意外や意外、アタッカー11人+ウルトラの父母を合わせても全部で13人しかいないんですね。「ま、こちらは血縁関係だし、仮面ライダーは改造人間なんだからいくらでもできるしと思っていたら、これがまたややこしいことに、

何と驚いたことに、ウルトラ一族もものすごい複雑な家族関係の中で頑張ってきて、普通なら自分たちのことで精一杯のはずなのにわざわざ出稼ぎじゃないけれど地球までやって来て怪獣をぶっ倒した上で毎度自宅に帰っていたという、ものすごくボランティア精神にあふれた方々だったわけです(驚)。しかも「血縁関係がなく」「見返りを求めない」ということから考えると、これはもう「宇宙NGO」そのものであるはずです。というわけでこの勝負、一方的にウルトラグループの勝ち!(いつの間に勝負してたんだっけ?)。
話が数十光年先にぶっ飛んでしまったのでここで軌道修正してイスカンダル、いや違った、でもそういえば「小惑星探査機 はやぶさ」は何とか地球に帰還する軌道に戻ったんだってね、素晴らしい!(2010/4現在)‥あ、これも違いますね。そんなわけで天上山頂上部から下り始めましょう。



そんなわけで一気に下ります。途中にあったベンチの脇の柱に「K船長」と明示されていたのはどういう意味なんだろう?(右上画像マウスオン)。



というわけで登山口に到着したのは15:19(左上画像)、ちなみにこのハイキングの総所要時間は「2時間58分」でした(右上画像)。

というわけで再びバイクにまたがって山を下りていきます。「神津島村」ナンバーのバイクを運転することは今後そうそうなさそうですから、ここからは快適タンデムツーリングと洒落込みましょう。しかしそろそろ時間が押しているかも?というわけでこのあとは神津島をライダーTakemaが「ゆっくり」走ります!
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