ま、新規湯2+1だったんで決して失敗ではないのですが(笑)。

(2012年3月19日)

この日は飛び石連休の真ん中平日だったのですがお仕事はお休み(というかその前に休出していた分の代休)。でも特に何も予定はしておらず(一応この翌々日から大お出かけがあるんで荷物の準備をしようという目論見でした)、でも一方でおしんこどんは出勤。いってらっしゃーい!と主夫よろしく送り出したはいいものの、そのあとしばらくTVを見ていたら、気がつけば二度寝するにはちょっと無理があるほどに目がさえちゃいました(笑)。

そんなわけで「じゃ、どこか出かけてこようか」ということにしたのですが(旅行の準備はどうした)、いかんせん何も考えていなかったのでどうしよう、でもせっかく平日なんだし房総はいまいち芸がないぞ、でも福島まで行くのにはちょっと時間がというか先日いわき界隈に行っているので行くなら中通りか会津、でも遠いんだよなぁと考えたところで‥

ということを思い出し、そんならその界隈にちょこっと行ってみようと脳内シナプスがプスプスっとつながったのでありました。

ちなみにバイクも考えたのですが、天気情報では「この時期にしては強い冬型の気圧配置ですので北風が身にしみるでしょう」とのご託宣。うはー強い北西風かぁ、東北道は北東方面に進むもんだからこういう天気の場合は‥

というわけで車にしました(軟弱)。いや、でも実際走行中は四輪でも何度かぐぐっと横にかかる強い力を感じましたし、ただでさえ横風ビビラーのTakemaとしては正解だったのですよ。都賀西方PAの喫煙所でライダーさんと話をする機会があったのですが、

とおっしゃっていたので正解(笑)。あのあたりの吹き流しは直角90度を保ったまま微動だにしていなかったもんなぁ。佐野ICまでは冬型気圧配置の日はバイクで走るもんじゃないって。さて宇都宮ICを下りて一般道へ。IC至近にある「ただおみ温泉」へと向かいます。

さすが平日、駐車場もガラガラです。そしてお風呂もちょうど唯一の先客さんが着衣中で貸し切り。うーんやっぱり平日湯めぐりはいいですなぁ。

こちらただおみ温泉ですが、2011年に亡くなられたオーナーさんのお名前をそのまま温泉名にしています。ここは以前調べておいたので源泉かけ流しであることはわかっていたのですが、いざ来てみると何だか造りが面白い。

たぶんもともとは半露天だった造りに「あとから屋根を延ばした」感じです。向かい側の蔵にそのまま屋根を延長した結果、現在は少なくとも露天風呂ではありません。こんな造りはめったにないよなぁ。それでも湯気の籠もりが一切無いのは立派!

男性浴槽は結構広く(そのぶん女性用が狭いはず)シャワーも5つあって(石鹸もありました。でもシャンプー等はなし)使い勝手はなかなかです。あ、脱衣場にはドライヤーもあって「日光界隈バイクツーリングの〆湯」としてもいいかも。夏のヘルメット内は蒸れますからねー。ちゃんと休憩所や食堂もあります。

お湯の投入口にはしっかり説明書きのシールが貼られていますが、左上画像を見ると肝心な下ひと桁部分が剥がれています(笑)。でももともとの掲示では47度なのだそうな(でもそこまでの熱さは感じなかったような?)。また湯の投入量はなかなかのもので、湯尻側でもあまりぬるさを感じませんでした(両上画像マウスオンで別画像に変わります)。なおオーバーフローはさせずに湯尻に排出口を設ける方式です。

ちなみに飲泉コップも置かれていましたが、Takemaの味蕾がオバカなのかまさに単純泉なのか、僅かな温泉臭はあるものの味わいはじぇんじぇんわかりませんでしたとさー。でも毎日入るには最高かもしれない。

さてそんなわけでしばし表に出て身体を冷やしたあとで、最近のTakemaには珍しく連続湯です。夏だったらパスですが、この日は「湯上がりのそよ風という名の季節風」が強かったので何とか急速冷却できました(笑)。

そんなわけで「さくら温泉」に到着。こちらは温泉とパークゴルフ場がセットになっており、メインはどっちなんだろう?いずれにせよ結構お金をかけた全体施設なのだと思いますが、よく見てみると平成17年当時の栃木県知事さんが植樹をしていることもあり公的資金も投入されていそうな気がします(未確認)。ちなみにこの界隈の冬の季節風がいかに強いかを示すがごとく、幟はとんでもないことになっておりました。そろそろ新しいのに替えてもいいのでは?(右上画像マウスオン)。

受付には人がおられなかったので呼び鈴ピー。いやチケットは自販機で買えるのですが、そのチケットを握りしめたまま勝手に入るわけにもいきませんしね(笑)。ちなみに券売機の品目は多岐にわたっており、露天風呂の「大人」そして「子ども(小学生)」のボタンがあるのはもちろん、この温泉の売りでもある「個室露天風呂90分2000円」。そしてさらには「レンタルバスタオル」「フェイスタオル(販売)」「パークゴルフ(メンバー)500円」「パークゴルフ(ビジター)700円」「パークゴルフ(小学生)200円」「パークゴルフのレンタルクラブセット300円」等々の「さまざまな魅惑的ボタン」が並んでいたのですが、素直に一番安い露天風呂ボタン500円也を押したのはいうまでもないことです。

奥には魅惑の個室貸し切り湯もありましたが畏れ多い世界です。その手前にある自販機は競合相手もいないのになぜか100円でした。何でだろう?ではでは露天風呂に向かいます。と!これはこれはーっ!






ここ、名前の通り露天しかないけれどむっちゃ気持ちいいっ!ちなみに脱衣場には笠もありました(右上画像マウスオン)。



湯船の大きさに見合った大量かけ流し!ちなみに脱衣場と洗い場に段差がないのが何だかすごい。

そんなわけで気分よくさくら温泉をあとにしたわけです。で、このあとはどうするかというと‥おお、そうだ!

何でも茨城北部内陸部界隈では昔から冬の間はけんちんうどんじゃなくて「けんちん蕎麦」が食べられていたようなのです。以前那須界隈で食べたことはありますが、やはりせっかくなら本家本元で食べてみたいのでありますよ!そんなわけでR293を東に進んでいくと‥ん、何やら見たことのある看板が。ついついそれに従って坂道を登っていくと‥



ありゃまーここに着いちゃったというわけですよ(笑)。

しっかししかし、ここに入るとすればカラスの行水モードは避け「複数回入浴で湯ったり休憩室で何か食べながらまったり」を敢行しなければあまりにもモッタイナイ!というわけで今回は見学のみに留めた次第です(何だか今になって今回の選択の方が「モッタイナイ」気がしてきたぞ)。なお駐車場にはスズキの誇るスーパースポーツバイクであるハヤブサくんが1台鎮座しておりました。このあとオーナー氏が硫黄臭をプンプンさせながら跨るものと思われます(笑)。

で、何で早乙女温泉をパスしたかというと、もちろんけんちん蕎麦云々も理由ではありますが、考えてみればこのエリアで温泉といえば一番有名なのが喜連川温泉。JR東日本が開発分譲した、総区画数532、全戸温泉付きの「びゅうフォレスト喜連川さくらの丘」なんてのまであるくらいですからね。

しかしその一方で、Takemaが喜連川の湯に入ったのはたぶん20年近く前に1回だけ。まだ湯めぐりが趣味の一つに昇格する前、250ccのバイクで冬にこのあたりに来てあまりの寒さに温泉で温まろうとしたんですね。そうしたら、えらくボロイ(今の自分はそういうのを「鄙び系」と表現しますが、あくまで当時の感覚では「ボロかった」)共同湯の狭い湯船に人がわんさか入っていて全然落ち着かなかったというぼんやりした記憶しかないのです。

というわけで、ここできっちり正統派喜連川の湯をあらためて体感しておくのがスジではないかという結論に達していたわけであります。しかしここで問題が。下調べしてこなかったので(最近よくあるパターンだ)、どこがお勧め湯処なのかじぇんじぇんわっかりま千人風呂!

というわけでまずは日帰り入浴施設である「もとゆ」まで行ってみると‥あれま完全休業中!何でも去年(2011)の台風15号による豪雨で裏山が大規模に崩落した関係で現在復旧作業中ゆえ、それが終わるまではこちらもお休みということのようですね。お山の上からは重機が土をどどっと落としていましたが、再開にはまだしばらく時間がかかりそうです。

さてそれではどうする?周辺には大きな宿が2つありますが、確かここからちょっと離れた場所にも施設があるみたいだったし‥というわけでいったん戻ることに。すると、「露天風呂・温水プール」と書かれた看板と「ハートピアさくらの郷」と書かれた看板それぞれを発見。さーてどっちにするか。と、ここでTakemaが選んだのは「よし、さくらの郷にしよう」。さーてこの選択、鬼が出るか蛇(じゃ)が出るか?

ふーん、中規模ホテルといった感じの趣です。丘の上にあるので眺望はなかなかのもの。日帰り入浴は‥よかった営業中の札がかかっていてまずはOK。駐車場の車も数台しかいないし(平日の午後ですからね)、これはうまくするとうまくするぞ(何のこっちゃ)。

中に入って入浴料をお支払い。土日などは700円ということですが繰り返すようにこの日は平日ですから500円の割引料金適用でこれまたヨカッタ。しかしいいことばかりではない状況を予感させるお言葉がスタッフの方から発せられました。

むむ、お風呂が高層階?いやダメとはいいませんが、得てしてこういう場合「展望優先で湯は二の次」なんてことがあり得ない話ではないのですよ。もし「二の次」系だったらどうしよう‥。

エレベーターに乗り込むと、「へ?」と思わせる掲示が。ここって介護施設だったの?今調べたら元はホテル兼授産施設だったのが、現在は高齢者向け介護施設として運営されているようです。なるほど、だからロビー部分に会議室によくあるような長テーブルが置かれていたのね。まぁそういうのは全く気になりませんが。

で、いよいよ男湯です。脱衣場を見ると先客はわずか1名で、「うまくする予感」がホーフツとわき起こります(要は貸し切り利用への期待というわけです)。しかし、そんな甘美な世界への招待状は、たった1枚の紙切れによって瞬時に切り裂きジャックと豆の木っ!というわけで左上画像にマウスオンしてください。

やられた‥二の次三の次系で「加水・循環濾過・塩素消毒」の三重苦温泉ヘレンケラーもびっくり!やっぱりかぁ、展望風呂って聞いた瞬間にいやぁな予感はしていたんですが‥。それにしても、喜連川温泉といったら完全にかけ流し湯ばっかりだと思っていましたが、調べてみたら宿湯の多くは循環なんですね。そして‥

うわーん鬼も出ちゃった蛇も出まくり!(大苦笑)。そんなわけで次回はじぇったい露天風呂に行く!‥あれちょっと待てよ、まだ今回の循環風呂の紹介は終わってないぞ。

そんなわけでさして期待もせずに浴室のドアを開けてみると‥うん、とりあえず塩素臭はしません(ヨカッタ)。でもまぁ湯を大量投入しているのにオーバーフローしていないのですから「ぐるぐる回し」は元気よくやってるのでしょうね(案の定底部から吸い込んでました)。お湯はやや熱めでそんなに悪くはないかも。

なお介護施設ゆえ、洗い場の隅には介護入浴用の浴槽も置かれていました。続いて露天風呂へ。

なるほど展望風呂というだけあって、日光連山や那須の山並みを一望できます(ちょっと遠いですが)。こちらは外気に触れているせいか湯温はややぬるめで長湯‥をするにはジャグジーがちょっとうっとうしいかな。

そんなわけで「さくらの郷」での入浴終了です。塩化物泉ということで確かに湯上がりは汗がよく出たのでまぁよしといたしましょ。

さーてそれではさらに東をめざします。まだ目指すエリアまでは‥むむ、カーナビくんのご託宣によると1時間20分くらいかかるって?かーなり遠いなぁ。ま、たまたま持っていた(Tマップルに挟んだままなので)常陸そばマップには各店の営業時間が書かれているので「到着と同時に閉店という地獄」をみることはないと思いますが。



道は悪くないし交通量もご覧の通りで悪くないんですよ。

し、しかし好事魔多しというか油断大敵というか、「けんちん蕎麦に向けて一路猪突猛進中」のTakemaを引き留めたのは、他ならぬTakema自身だったのでありました。上の画像の段階ですでに14:40ころだったんですが、考えてみれば今朝起きてから食べたのは都賀西方PAでコロッケ1個、以上!でありまして、実は案外に体力を使う湯めぐりには明らかなカロリー不足。ということで、

と、胃や小腸や大腸や十二指腸、はたまた内臓脂肪の皆さんまでもが大挙してTakemaの脳髄目がけて一斉デモを起こし始めてしまったわけなのであります!くぅー、ホントに減った、減りすぎて胃が痛い気がするぞ。もうすぐ茨城県に入るはずなんだけれどなー‥というところで、



というわけで「食文化は似たようなものだろうからここにもけんちん蕎麦があるかもしれないし」と自らを納得させた上で急遽ピットインと相成りました(笑)。結果、「けんちん蕎麦」はメニューには載っていましたが「冬期のみ」と但し書きがあり、そして上からマジックで消されていてバンジー急須。うーん、確かに3月下旬はもう冬とは言えないわけですが‥。ま、しょうがないということで野菜天ざるそば750円なりを注文することに。

お味は?うん、お腹減ってるときは何でもウマイ!いやそうじゃなくて(笑)お蕎麦がそこそこ美味しくて満足しましたよ。ふぅ。

このあとは那珂ICまで走って常磐道へ。18:00前に家に帰れるかと思っていたら、地元の市川市内で渋滞にはまりそれは無理でした。でも日の入りの時間がずいぶん遅くなったなぁと実感。あ、この翌日は春分の日だったんだからあたりまえか。

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