− その4 景勝見物のあとこの日の白眉たるポリバス湯、上がり湯に那智勝浦温泉「はまゆ」 −
こ、これってどういう浸食でこうなったの?拡大するともっと凄いんです。
さて気がつけば南紀最南端の串本町までやって来てしまいました。そもそも「このあたりまで実家から日帰りは無理」と心得て宿の連泊予約に至ったわけですが、女性陣にとっては宿でのんびりしてもらっていた方が良かったのかなと申し訳ない気持ちになり‥ますが‥‥でも懲りない性格なんです!(苦笑)。 |
この岩場は凝灰岩で出来ているそうです。わたし自身最初は「元々サンゴ礁だったところが隆起したところでカルシウム分が溶け出して云々じゃないかな」と思っていたのですが、凝灰岩はそもそも火山由来の岩石だということなので焦ってすぐ却下(文系丸出し=文系に強いわけではなく理系科目が弱い人間を「文系」と呼ぶのがこの国の習わしです(苦笑))。 |
そんなわけでいざ「本日の最終最大の課題地」付近に到着です。車をゆっくり走らせて「あ、あれか!」と目指した先にあったポリバスは悲しいかなただのポリバスでした(笑)。というか源泉ホースのかけらも見つからなかったし、ここはかつてここにあった家の跡地なのかなと。 |
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というわけで面倒くさいことになりましたが、どう考えても地元関係者優先の道路なのでしょうがないです。くねくね道を実感60mくらい戻ったところに何度か切り返しすれば回れる場所があったので、おしんこどん誘導により何とか転回完了。ふぅ、でもここじゃなかったのね‥やばい、ここまで来てロストだけは避けたいぞ!(笑)。 |
見つけてみれば「なるほどねここなのね」というような場所でしたが、ここに至るまでのうろうろにおしんこどん母を連れ回してしまってごめんなさい。しかもこれから行われるかも知れないかの儀式‥いやちょっと待て「安全および公序良俗確認」が必要です! |
発見時においてポリバス上縁からの源泉溢出は見られず、おお、でもしかしパイプからは大量の投入が行われている模様であります!その源泉はポリバス底の排水口から大量に漏れ出ている模様!以上報告終わりっ! |
続いては源泉温度の確認(左上画像マウスオン)。なるほど30.3度とは夏向きだというか夏じゃないと入りたくないぞ(しかし結構いろんな人がいろんな季節に入浴を敢行しているようにも思えますが(大笑))。 |
ホントに全くしょーがない。誰かが来たらどうするの?え、その時の対応はその時考えれば済むことだって(苦笑)。でもたぶんここらの人からすれば「あー、また変わった趣味の人が来てるね」くらいのものかもしれませんが(笑)。 |
ということで本日最大のワイルド系ミッションもCompleted!すっかり満足して(&おしんこどん母のあきれ顔は見ないようにして(笑))再びR42を那智勝浦方面へと戻っていくのでした。 |
しかーししかし、那智の神はこの日のTakema行動をしっかり見ておられたということでありましょうか。途中迷いながらも喜び勇んでやって来た「脇ノ谷温泉」は‥ん?れ、れれあれれ?(左上画像マウスオン)。 |
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という計算式が成立したわけです。しかしまだあくまでこれは仮説に過ぎません。この仮説を解析証明する方法はただ1つ。いざ突入するしかないというわけです!(何と回りくどい場面進行でしょと思わないでね)。 |
あのですね、ここで今回の「湯めぐり帰省」、世間的にもお盆ウィークまっさかりの8/11(日)からこの日8/14(水)の入浴環境を意味なくふり返ってみましょう。何だかすごいんです。 |
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実はこの翌日「貸し切りタイムあり」「完全貸し切り」の2湯が追加されることになるんで、基本的に今回の湯めぐり(おっと帰省か)では「貸し切りにならなかった温泉は(宿の湯を除き)1つもない!」という快挙を達成したわけです!鹿もマサカリ担いだ桃太郎もビックリの(そりゃビックリだわ金太郎ならともかく)お盆週間なんですからね。 |
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ハイうそですよー(笑)。でも「お盆の」の部分を「真夏の」に置き換えるといい思いができる確率は高まるのかなぁと。ただしここでの「いい思い」とは多分に精神衛生上のことであり、フィジカル的には「ただでさえ暑いのに湯めぐりで汗かきまくりで血液ドロドロ」なんてことにもなりかねませんのでご覚悟めされよ(笑)。 |
そんなわけで最後まで後続のお客さんも来ることがなくゆっくりと楽しみました(あ、女性陣を待たせているのでかけ足‥だった?)。ちなみに最初混んでいたように見えたのは、右上画像に見えている「建物併設のかき氷屋さん」にお客さんが集結していたからでした。絵柄的に当然たこ焼きもあるんでしょうね。 |
うふふちらりとね(性格悪)。