− その3 実は初めての吾妻小富士ぐるり、たぶん20年ぶりくらいの幕川温泉立ち寄り後帰宅 −



誰しもが立ち寄れる吾妻小富士ですが、これって結構スゴイんじゃないですか?
安達屋さんを出発後は磐梯吾妻スカイラインをずんずんと上っていきます‥が、ガスが濃くて何も見えませーん!と、しかし僅かな期待通り、上がってきたらガスの濃さが薄めになってきた!この日は雨を覚悟していたのでガスが取れるだけでも十分ですよん。

そんなわけで旧不動沢橋までやってきました。この道路を通るのは意外と少なくてたぶん3回目くらいだと思うのですが、1959年当時ここに道路ができていたことにびっくり。まだモータリゼーションがスタートする前だと思われますし、すでに老朽化ゆえの架け替えまで行っているというのですからこれまたびっくり(右上画像の橋は新橋です。ついでにいえば両上画像ともマウスオンで別画像に変わります)。

で、ここからさらに進んでいくと、あれまーどんどん視界が開けていきます!



高湯温泉を出てすぐはガスが濃く「こりゃ上は雨だろうな」と思っていたんですが、これは嬉しい読み違い。というわけで、雨の心配もなさそうなので吾妻小富士のお鉢めぐりをしてくることにしました。

紅葉にはまだ早い平日ですから登る人も少なく、さらにお鉢めぐりコースはガラガラというかほとんど誰も歩いていませんでした。シーズン中ともなるとほとんど行列状態でしょうからこれはチャーンス、アタックチャーンス!(以前駐車場側からそんな行列光景を見て即座に行くのを断念したことあり)。

上がってくるにつれて展望が広がり始めます。ご覧のとおり駐車場はガラガラ。向かいの一切経山中腹の噴気、すごいですね。しかし見た限り水分がなさそうなので変な野望に心が動くことはなさそうです。それにしても、こういう噴気にペットボトルの水などをうまく当てて「マイ造成泉」などを造ったりする術はないもんでしょうかね?(危険すぎるって)。

さてこういう噴気を遠望するといつもやりたくなるのが‥いわゆる「ポーっ!」ですね。え、何だかわからないぞって?そりゃそうですねわれわれの勝手な造語ですから。というわけで両上画像にマウスオンすると‥ええ、単にこれだけのことです(苦笑)。

そんなわけで最高点方面に向かいます。見れば2人とも何も持っていませんよね。突如として雨が降り出したりしたらどうするつもりだったのでしょう(苦笑)。最高地点とおぼしき岩の上で、おしんこどんはいつものとおりこんなコトやってます(左上画像マウスオン)。

なお火口の最深部を見ると土の色が明らかに違います。これっていったいどういうことなのか、もしや僅かに活動が続いていて、雨が降るとたまった水が地熱で温められて云々などということは‥‥ないでしょうね(考えすぎ)。

吾妻小富士の山頂界隈からぐるり動画です。

この日は10/1なのですが、浄土平周辺は標高が高い(1580m)こともあり、一部で紅葉が始まっていました。吾妻小富士は若い火山(約5000年前に噴火)ということで灌木の成長はまだまだこれからというところですが、それでも健気に生える植物がわずかに紅葉。というわけでおしんこどんがエールを送るべくこれまた健気にジャンプする画像とともにお楽しみ下さい(両上画像にマウスオンするとそれぞれ画像が変わります)。



でも一方で、まだ頑張って花を咲かせている植物も(名前不明)。さぁてぐるっと回った後は一気に下り、ごほうびにソフトクリーム!(右上画像マウスオン)。

さて浄土平でまったりしたあとは猪苗代側へと一気に下っていきます。このページをタイプしているのは10/14なのですが、体育の日絡みの3連休あたりはおそらく紅葉の見頃だったのではないでしょうか?そして好天だったこともありその混雑もハンパではなかったのではと想像されますが(苦笑)。

この日はけっこう湿気があり気温も高めだったのでそこそこ汗もかきました。となれば、皆さまおわかりですね、どこかで「山の汗を流す必要がある」わけです!(そんなに汗だくというわけじゃないんですけれど、まぁ話の枕ってぇことで堪忍してください)。

で、やってきたのは‥



いやぁホントに久しぶり。ちなみにここ幕川温泉には水戸屋さんと吉倉屋さんがあり、前回訪問時も水戸屋に立ち寄ったのだから今回は吉倉屋というのが順当なのでしょうが、またも水戸屋なのには理由があります。その理由というのが右上画像の先にある湯であります。そう、ここの露天湯がなかなかいい感じだというのです。いや、出発直前にK-Iさんサイトで知ったのですぐにネタ拝借というだけなのですが(苦笑)。

混浴露天で脱衣場も簡素、洗い場もありませんが‥



この雰囲気、かなりいい感じです。規模も泉質も全然違いますが、北海道は幌加温泉にかつてあった川沿いの無料露天をぐっと大きく開放的にしたような気にさせられます(しかし今ではかの無料露天はおろか母屋たる温泉旅館までなくなってしまいましたが‥)。



またこの色が何ともいえずイイではないですか!すぐ隣には源泉施設があり、湯はそこから直投入されています。

さて続いては館内に戻り、2箇所の湯を目指しましょう。まずは混浴の露天湯へ。うん、こちらも誰もいないぞ貸し切りだぁ!

実はこの浴槽、大木をくりぬいたこのお宿の名物風呂で、20年前はここにジジババ軍団と一緒に入った記憶があります。こちらのお湯は単純泉でご覧のとおり透明ですが、どうやら白濁することもあるみたい?ちなみにあの時の皆さんは‥今でもお元気なのだと信じましょう。

気温も基本的に暑からず寒からず、またこの時期ゆえアブもおらず、先ほどの露天を含めて実に快適に湯浴みOK。やっぱりこの時期はいいなぁ。ただ最近はお仕事繁忙期なのでなかなか出かけられないんです。この秋は、実はこのあと体育の日がらみの連休にも出かけられたのですが、次はおそらく勤労感謝の日‥いやちょっと待てその前に約束があるぞ(謎笑)。





最後に男女別内風呂&露天へ。こちらの満足度はイマイチだったかなぁ(両上画像マウスオン)。

お宿本体はちょっとくたびれモードで清掃や整備についてもイマイチ感はありましたが、まぁ最初の露天がよろしかったし少ないスタッフでやりくりしているわけですから無理は言いますまい。お湯がいいので再訪した甲斐はありました。

このあとは猪苗代側へ。すでに14:30近くだったのですがまだお昼ご飯を食べていなかったので、このあたりに来ると定番の「おおほり」でお蕎麦です。

ずんだ餅とお蕎麦。何だか最近天ぷらは飽きちゃうんですよね。2人で別々の物を頼んで正解でした。お蕎麦はいつも通り美味しいんですが、そろそろ新しいお店を開拓してもいいのかな?

猪苗代のICからは1回休憩しただけで一気に自宅着。いやぁ楽しかった、やっぱり平日お泊まりはいいなぁ。


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