2014年2月、只見の雪まつり東京発バスツアー顛末記
− 2014/2 その1 バスツアーに乗っかり東京駅出発、あれれのっけからミステリーツアー? −



会津そして福島の心意気を示すかのごとく、大内宿に大旗が豪快にうち振られておりました(旗手と旗の大きさを比較してみればおわかりかと)。

(2014年2月8-9日)

さてタイトル通り今回はバスツアーで奥会津の只見行きなのであります。実はその前からも「只見ふるさとの雪まつり」に関係する会津地区内発着の臨時バス運行については知っていたのですが、もっと魅力的な企画ツアーを見つけたのは1月中旬、ツイッターにおける奥会津関係のツイートからでありました。リンクをたどっていくと‥。






というわけで即座に関係部署に電話を入れたわけなのですが、Takemaのネットアンテナの感度が悪かったということなのかすでに満員御礼。ありゃまぁしょうがないなと思いきや、電話先の担当者様からは思いもかけないお言葉が返ってきました。それは‥



はいハイ考えるまでもございまセンター前ポテンヒット!一瞬ダメかと思ったら神仏の救いがあるかもとは、大洪水の前のノアもこの時のTakemaと同じような気持ちだったのではないかと勝手に太田道灌さまだったわけなのですよ(無理あるなー)。

そして待つこと数日後のある日、Takemaのガラケーが「デンワキタヨ」とぶるぶるバイブるとともに昭和の黒電話をホーフツとさせるジリジリ系ベルでTakemaに「その時」を知らせます。「はい、もしもし」。


うん、さすがに宿泊キャパのこともあるでしょうから当然ですよね。というわけで詳細を聞いてみると‥

出発は本運行の第1便より1時間15分遅い8:30に東京駅出発(なお、これ以降われわれが利用する臨時便のことを「2便」と記載します)。で、1便が立ち寄らない大内宿の雪祭り見学&各自昼食のあと南会津町(旧南郷村)のさかい温泉さゆり荘にチェックインし、そのあと只見ふるさと雪まつり会場へ移動し会場で各自夕食、花火終了後宿に戻ってくるのが約22:00。翌日はゆっくりと10:00に宿を出発して、サブ会場の只見スキー場でスノーモービル体験後再び雪まつり会場にて15:00までのんびりし(各自昼食)、そのあと一気に東京まで戻ってくるというスケジュールなのだそうです。

ちなみに食事の提供は2日目の朝のみで、あとは各自でということなのですが‥


(大内宿での昼食のみ各自自腹です)

となればいったいナニを躊躇することがありましょうか!?というわけで即座に「はいハイお願いします!」と鼻息荒く正式エントリーを高らかに宣言というかお願いし、振り込み用紙到着の翌日にさっそく郵便局に行って払い込みをカンリョーしたというわけです。うむうむ、こりゃ楽しみだぞぉ!

しかし神様はしっかりある種の試練を用意してくれておりました。このツアー出発日の2014/2/8(土)、関東にナニがあったかといえば‥


ひぇー朝になって電車止まっていたらどうしようと思いつつ早起きして窓の外を見ると‥「うん、雪は降っているけれど路面は完全に見えている!」。この時点ではまだ電車も普通に動いているということで安心安心。集合時間よりもかなり早く着いちゃって時間をもてあましましたが、ギリギリ到着で気をもむよりははるかにマシです(時間に余裕がないとイライラする性格なのでこれは精神衛生上もとってもヨロシカッタんです)。

で、しばらく八重洲地下街でうだうだした上で8時過ぎに集合場所に上がってみると‥おお、バスがやってきました(中型サイズ)。名前の確認後乗り込みましたが‥うわー、予め決められた座席表によると「一番後ろ」なんですよ。鉄ちゃん小学生じゃないですが一番前が大好きなTakemaなんだけれどなぁ(苦笑)。まぁ何はともあれ東京駅八重洲口を定刻に出発です!


このあと東京地方は怒涛の大雪となったわけですが、この時間はまだまだ余裕でした。でも銀座でもすでに雪模様でしたし(関東特有の重い雪)、すでに歩道は白くなり始めていました(右上画像マウスオン)。しかしこの時間に南関東エリアを脱出できたのはもっけの幸いというか、たとえばこの日の午後出発だったりしたらもはやツアー中止だったのかなぁと「おしんこどん@妻のお天気強運」に感謝するばかりです(彼女との旅行ではホントに天気に恵まれる or 最悪の事態を回避できるんですよ。ただしそこに第三者の方がいる場合はその限りにあらず)。

さて八重洲口を出発したバスは都心環状線から首都高に乗るのかなと思いきやなぜか中央通りを北上。日本橋を通過し三越の前も通過、はてどこから乗るのか?と思いきや、え、そこで曲がるの?

そんなわけでいざ本町ICから「高速1号上野線(南行き)」に入りました‥が‥なぜに上野線???

すぐに江戸橋JCTとなりますが、この上野線の不便なところは「首都環状線の外回り線にしか接続しておらず、箱崎方面へは進行できない」ところにあるわけで、ということは「箱崎JCT−両国JCT−堀切JCT経由で川口線に進みそのまま東北道へ」というような無難な進路をとれないということになります。なのになぜ?(というか、わざわざ東京駅から最寄りの首都環状線ICに入らなかったこと自体が不思議なんですが)。

そんなわけでバスは一路南下し、銀座IC方面へ。何だか「振り出しに戻った感」があるのですが特に車内アナウンスがなかったので‥



 
と想像したわけです。となると、この先の浜崎橋JCTから芝浦JCTを経由して11号台場線に入って湾岸線東行きに進行し、葛西JCTで中央環状線に入って北上するのではないかと想像されます。ふーむまぁこれもルート取りとしてはあり得ない話じゃないなと思いつつ窓の外を見ていると‥ 



何だ何だ、何か「不思議な力」がこのバスをあらぬ方向に引っ張っているのでありましょうか?(笑)。これで谷町JCTから3号渋谷線(東名高速方面)に入ったりしたらある意味ホンモノだなぁなどと思ったりしましたが、いかんせん本日われわれが目指しているのはあくまで奥会津の只見町なんですからっ!

でもさすがに谷町JCTであらぬ方向に進むことはなくそのまま首都環状線を霞ヶ関方面へ。あのー、この時点ですでに環状線を半周しているんですけれど(大笑)。で、三宅坂JCTもそのまま環状線方面へ(もしかしたら新宿方面に進んで中環経由で北上するのかなとも思っていたんですが)。

さてもうすぐ1周完了だぞというすぐ手前の竹橋JCTにてようやく環状線を離脱!5号池袋線へと進路を変更し、ようやくこれで「北上」への目処がたちました。このあと江北JCT経由でようやく川口線−東北自動車道へと進んだわけなのですが、ええっとそもそも‥





いい加減なトレースなので結構ずれていたりしますが環状線をほぼ5/6周してますよね(笑)。ちなみにこの謎は最初の休憩ポイント(羽生PA)到着直前にアナウンスで知らされました。いわく‥


なんだぁ道を間違えていただけなのかっ!(それにしては豪快なミスルートですが(笑))。ちなみに今回配車されたバスは埼玉県川越市をベースとしているということで、ドライバーさんは都心および首都高の細かなところをよく知らなかったのかなと。Takemaを最前列に座らせてくれればちゃんとナビしましたのに(笑)。

ま、それでもこの時間は首都高も東北道も問題なく通行可能だったのでラッキーでした(東北道は途中から?50km/h規制だったようですが)。さ、首都高川口線に入ったところで東京駅構内にて買っておいたお弁当タイム&朝から飲酒行動開始といたしましょう!

 

朝から重箱お弁当とはゴージャスですが、おつまみとしても有効利用していくつもりなので「50もの素材」を使っているというこのお弁当を選んだ次第です(ただしラベルに表示された添加物表示の数もまた相当多かったのでちょっと心境複雑系)。

 

そんなわけで着々と路面の雪が増しつつある東北道をずんずんと北上します!スタッドレスタイヤを履いているのでこのくらいの積雪なら余裕です!

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