2014年2月、只見の雪まつり東京発バスツアー顛末記
− 2014/2 その2 大内宿でちらりイベント見学、ちゃちゃっと蕎麦ランチ −



雪の大内宿、ただし週末の雪まつり中ゆえ人出はたっぷりなんですけれどね。


さて宇都宮ICを過ぎると車の数もぐんと減りガラガラ状態に。そりゃ「これから大雪でどうなっちゃうかわからんからね覚悟めされよ」という天気予報状況で「よぉっし週末はマイカーで泊まりがけのお出かけじゃい!」という人は相当少ないでしょうからね。もっともそんな中わざわざ雪まつりに向かおうとしているわれわれって(笑)。


予定通り白河ICで高速を降りたわけですが、出口料金所はミニ渋滞中。というのも実は、この時点で白河ICから先は事故による通行止めになっていたのです。いやぁラッキーだわ。


このあとは本降りになった雪の中を甲子トンネル経由で下郷、そして田島(南会津町)へと向かうのでありますが、途中の甲子トンネル(4345m)ではトンネル内緊急工事のため片側交互通行実施中。何でも「トンネル内の路面が隆起している」とのことなんですが‥


もちろん路面工事だけでなくロックボルトとやらでトンネル内を補強しているということですが、このあたりの山にはある意味「前科」がありますからねぇ。ただ「もう1本掘り直す」にはあまりに長大系トンネルなので、ここはしっかりとメンテの手を入れてほしいところであります。このトンネルによって東北道側から直接会津に入れるようになったメリットははかり知れないのですから‥。

「道の駅下郷」でトイレ休憩の上、いざ大内宿へと向かいます。マイカーだったら会場から離れた駐車場に誘導されるところですが、そこはバスですから一番会場側に駐車できるわけで何よりウフフ。


さて今回の2便バスですが、そもそも急遽追加の臨時便というわけで宿泊地も只見町内ではありませんし(たぶん町内のお宿は満室御礼)食事処も手配が困難ということで企画者側(只見町観光まちづくり協会)が知恵を絞って2便専用のコース取りをしてくださったわけです。ここ大内宿に立ち寄るというのも実は2便オリジナルだし。こちらとしては冬の大内宿に来たことがなかったので(そもそも無雪期に訪問したのも10年以上前だし)この立ち寄りは願ったり願ったりだったわけです。しかしですね!





そんなわけで雪灯籠の写真を撮ったりしながら「空いていそうなお店」を探します。雪は降っていましたがそれほどでもなく、しかもありがたいことに風がほとんどないコンディション、こりゃ関東南部のほうがひどかったんじゃないの?(多分そうだったらしいです。ベタ雪&強風‥最悪ですな(苦笑))。ちなみにこの翌週末もひどいことになりましたが。


さて、横道を入ったところに入口があるお店にターゲットスコープオープン!どうなんでしょうここは案外空いてるんじゃないのということで入ってみたら予想通りすんなり着席OKでほっとしました。時間制限があるからしばらくお待ち下さい系だけは避けたかったんですよ(ま、すでに13:00を回っていたのでピークは過ぎてましたけれど)。

ちなみにほぼ似たような時間に「部活ツーリズム」の団体バスが何台も到着していましたが、そちらの皆さんは予約済みのお店に入って行かれたので血みどろの争いは避けられてラッキー(笑)。こちらは総勢でも25人くらいしかいない弱小団体なので、あちらの皆さんが「ランチはご自由にどこの店でも‥」というような観光協会発行の食券などを配布してしていたりしたら「人数にモノをいわせたブレンバスター地獄逆落とし=お客さま申しわけありませんがお食事をお出しするまでに30分ほどお待ちいただけますか?」というような人生の隘路に陥ること必定でしたからね(笑)。そんなわけでお蕎麦!


おろし揚げ餅蕎麦&ここの(観光)名物であるねぎ蕎麦を注文。待ち時間も少なく案外あっさりと出てきたのでよかったヨカッタ。ねぎ蕎麦はおしんこどんがメイン担当だったのですが、ねぎそのものが案外あっさりしていたので普通に食べられたようです。でも自分としてはやっぱり刻みネギのほうがいいなぁ。同じ会津地方でいえば旧山都町の水蕎麦もそうなんですが、あまりこだわり過ぎちゃうお蕎麦はどうなのかなと。ある意味こだわるなら「ネギマン」みたいなノリの方が好きです(全然関係ないですが)。しかしそれにしても「ネギを箸の代わりにして啜るという」のは自分としてはどうも無理があるなぁ(さいわい割り箸がテーブルにあるので実質的には問題なしなんですが=右上画像マウスオン)。

あ、もちろん運転なしなのでこちらでもしっかりお酒を注文(左上画像マウスオン)。冷やで頼んだのですが、常温モードで出てくるかなと思ったら思い切り冷酒状態でした(そっちの方が嬉しいのですが)。冷蔵庫に入っていたのか、もしくはお酒置き場が「この地での常温」の部屋だったのでしょうか?

店内に切られた囲炉裏の間にはイワナの塩焼きがずらりと並んでいましたが、個人的にちょっと食傷気味なので頼みませんでした。あ、イワナ天ぷら付きのお蕎麦だったら頼んだはず。旧舘岩村で食べたのが美味しかったもんなぁ(その時のページはこちら)。なお本命のお蕎麦はもちろん及第点で美味しかったですので念のため。

さてお店を出てさらに奥へ進んでいくと‥うぉ、何やらイベントやってるじゃ有馬温泉!(行ったことないけど)。子どもたちによるよさこい系のダンスパフォーマンスですね。


最初は左上画像の立ち位置で見学したのですがイマイチということでさらに前方に移動。こちらはかなり空いていたので先頭で見ることが出来ました。終わりかけのタイミングでしたけれど場所の選択はまぁよかったかなと。


元気いっぱいの子どもたち!そして大旗を振る旗手もスゴイ。

そんなわけでこちらの雪祭りのイベントも1つは(一部だけど)見られたし、あとは一番奥の展望台まで上がって宿場全体を見られればいいかというところ。では進んでいきましょう。おっとその前に。

拙サイトはいつもながらリアルタイム更新にはほど遠いマイペースでのアップを心がけているというかどうしてもそうなってしまっているのが実情なのですが、そうなると「速攻アップを旨とする」ブロガーさんその他のサイトを眺めながら制作していくことになるわけです。もちろん今回もそうなんですが、何とTakema&おしんこどんが「上の画像と動画を撮りに向かう後ろ姿」をバッチリ写したyoutube動画を発見しました。それがこちら!1分26秒あたりから36秒くらいまで、黒い傘にチャンピオンのベンチコートを着てずんずん歩いていくのがTakema、その後ろで花柄の傘をさして歩いていくのがおしんこどんです(笑)。

まぁそんなしょうもないネタはともかくとしてとにかく展望台まで上がってきました。


いやぁ雪は降ってますが全然気にならない程度だし問題ないですね。というか、この同じ時間に関東南部はどうなっていたのやら(笑)。やっぱりこんな時は「雪国に避難する」に限りますって(逆説的真実)。あ、両上画像マウスオンでTakema&おしんこどん画像に変わります(何だかそろそろ顔出しがお見苦しいような気がしてきつつある今日この頃)。

さてそろそろ戻らないとバスの出発時間に遅刻するかもということで足早にて駐車場へと向かいます。でもね途中には‥




しかしですね、夫婦揃って妙にパンクチュアルなわれわれは「集合時間を守る」ことがいつでも第一義なのですよ(だから団体行動が好きじゃないとも云いますが)。そんなわけで「餅撒き、バスがあと2台まだ上がってきてねぇんだ!」というお言葉に「はいはい、それじゃわれわれは無理でーす」というわけで時間厳守の戦慄作法たる「現場スルー」という選択をしたわけなのです。そんなわけでバスまで戻ってきてみると(出発時間の数分前)役場関係のガイドさんが、



ちなみに子ども連れのグループもいたのですが、一番遅かったのは大人グループでしたからね。そのあとの会話は「あの餅撒きではね云々」?あのね(ちょっと‥以下自粛)。

さてそれでも大した遅れもなしにまずは今宵の宿へと向かいます。旧南郷村、ある程度の収容人数があるけれど実はこの界隈で循環湯の大きな施設といえば温泉ファンの皆さまにはもはやビビンバカルビすっとこどっこいというところでしょう(笑)。というか前ページで公開しちゃってますけれどね。なお、到着前に「今宵の夕食チケット」が配布されました!


はいはーい「1人1000円分」のチケットが配られました!1便でお越しの皆さんは宿で夕食を食べたあとでの雪まつり会場入りなのだそうですが、われわれは時間がなくて「雪まつり会場内のゆきんこ市で各自食べてね」という対応なのです。それが吉と出るか凶と出るかはまだこの時点ではわかっていませんでしたが、この段階で‥


さて宿に到着‥このあとは次ページにて。

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