−その2 いきなりやって来ました仙台港! −



ん?このゆるキャラはいったい?独眼竜ということは‥いきなり「仙台港のとある場所」にやって来ちゃいました。

(2014/7/27 その1)

さて自宅を朝4時過ぎに出発し一路東北道を北上します。この日の泊まりは南三陸町なので時間的にはしっかり余裕あり。ただ、その前に寄ってみたいイベントがありましてね。

仙台南から仙台南部道路経由で東部道路へ。このまま真っ直ぐ石巻へ‥いやいや、なぜか仙台港ICでしゅるっと下りちゃうんですねこれが。実はこの日、ここ仙台港内で海上自衛隊艦船の一般公開なるイベントがあることを数日前に知り、「ならば行ってみるべし」と決めていたわけです。陸上自衛隊のイベントには何度か行っていますが海自は初めてですし。

埠頭の場所を間違えたりしながらも、無事誘導されて駐車場に到着したのは公開開始時間(10:00)の約10分前。うーむ絶妙のタイミングではありませんか。


駐車場から艦までは少々歩きますが問題なし。それにしても日射しが強くて暑いっ!
そんな中、受付の手前には「南極の氷」なるものが展示されていましたのでもちろん触りにというか涼みに行きました(右上画像マウスオン)。聞いてみるとやはり南極観測船「しらせ」が持ち帰ったものだそうで、「耳をあててみると、氷に封じ込められた空気がプチプチと弾ける音がしますよ」ということなので当然やってみました。ハイ、確かに聞こえたような気がしました(どっちなんだ)。

受付では火器所有の確認がなされ、100円ライターを所持していたTakemaもしっかり預けることに。もっとも、それ以外は写真撮影も制限なくOKというのですから余裕ですねぇ。そういえば軍政下のミャンマーでは駅が「重要な軍事施設」ということで撮影禁止でしたが、「この駅のどこが重要な軍事機密だっていうのさ?」というレベルでありましたっけ。今はどうなのかな?
厳重警戒中のチェックゲートを和やかなやりとりの上で通過すると、その数m先には宮城地本マスコットキャラクターの「海まさむね」くんが「はよこっちに来なさいなビーム」を激しく発散中だったので、とりあえずお約束ショットね。そのすぐ先にはどどんと大盤振る舞いのまさむね三兄弟イラスト付きポケットティッシュが。「もらっても大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」と書かれていますが、反対側には「モッテイクノデス!!」となぜかカタカナでやんわり命令口調のお言葉もあり、ハイしっかりいただきました(右上画像マウスオン)。
並んですぐに誘導係の方が「この位置の方々がご乗船いただくまでおおよそ20分ほどかかります」と案内なさっていましたが、実際に乗船するまでにはぴったし20分でありまして、おしんこどんが結構感動していたことをここに申し添えます(笑)。
さて、今回体験乗船する「はまな」は補給艦です。1990年就役ということですからそこそこの年数が経ってますが、燃料補給艦として何度もインド洋沖で活動している強者のようです。


そんなわけでいよいよ乗艦。メインデッキから艦橋まで急な階段*2で上がります。



補給艦とはいえ最小限度の自衛装備はあるようです。右上画像は補給用設備なのかな?

そしてブリッジへ。当然のことながらここが狭い&見学客の滞在時間が長いことにより入場制限をしているというわけです。艦長席はごらんのように赤布で覆われていますが、このあと男の子がどっかと座ってましたっけ。いいなぁ子どもって(羨)。

ブリッジから見える景色は左上画像のとおり、補給艦というだけあっていろいろな設備がどどんとあり、少なくとも進路を一望する感じではありません(ちなみに緑色施設は仙台港の港湾施設でありこの補給艦とは関係ありません)。

このあとは階下に進みますが、右上画像の通り頭上注意の急階段です。

メイン甲板に下り艦の前方へ。何やら3本の管が設置されていますが‥これは、ヘリの燃料用、艦艇の燃料用、そして水の補給用なのだそうです(おしんこどんが又聞き)。当然のことながらインド洋では実際に運用されていたわけですからその操作練度は高いはず。

そんなわけで甲板前部へ。うわーブリッジがあんな上方に!それと、あたりまえですが旅客フェリーとは全然違ういろんな用途不明のモノがたくさん設置されているのがとっても新鮮!(要は全然わからぬものだらけなので見るだけでしたが)。

そんな前部から後部甲板に移動します。あ、オープンスタイルになっていた洋式トイレを発見しましたが、なるほどこの便器は1980年代末期の仕様ですね(何のこっちゃ@右上画像マウスオン)。

このあと艦の最後尾へ。非常時には当然ヘリの発着もあるんでしょうから障害物もなく広いスペースが用意されていますが‥


最後尾には某国で話題の旭日旗が(笑)。広がった状態を撮ろうと懸命なTakemaです。
いやわたしは右とか左とかとはどうでもいいんですが、戦後海自がずっと使い続けてきた旗なのに何を今さら?というわけです。何でもそうですがエスカレートとか拡大解釈しすぎるとろくなことにならないのは、歴史がこれまでにさんざん証明しているはずです。というわけで、


翻れ旭日旗!日本はもちろん周辺国を含めたみんなの平和のためにっ!


そんなわけで下船です。と、右上画像にあるように日本の国旗とは違う白地に桜の旗が?最後の最後に「あの旗は何でしょうか?」と聞いてみると‥

とのことでした。なるほどねぇ。ありがとうございました。さて下船後は陸自の霞目駐屯地装備品を見学です。



このヘリにも乗ってみたかったんですがお子さま優先という感じで断念(笑)。



その代わりバイクにまたがらせていただきました。Kawasakiのオフ車、まだほぼ新車なのだとか。



1度は運転してみたいようにも思えますが、やっぱり自分は右上画像の輸送車が身の程かと(苦笑)。



いやいや、われわれにとっては所詮はこういう感じが一番の身の程かと(笑)。ちなみに子ども用だったみたい。

そんなわけで見学完了です。下船後もまだまだ見学希望者の長い列が続いていましたが、旅の初っ端から楽しませていただきました!そんなわけで次は女川を目指します!


なお旭日旗とか国歌とかをすぐに戦争に結びつけたがる輩とはお友達になりたくありません。


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