−その8 陸前高田市山中の湯でちょっとのんびり。夕ごはんは復興商店街で −
陸前高田市=海沿い、というイメージですが、ものすごい山の中にあります。農夫と牛とがお出迎え。
(2014/7/28 その4) |
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前にも書きましたがここは「簡易宿泊施設」という位置づけの公営施設です。しかし、「どこが簡易なの?」と思うくらいにちゃんとした中規模施設なんですよね。源泉は加温なのでこの入館料は妥当でしょう。ちなみに左上画像の奥側にはテーブルがいくつもあり、また畳敷きの広い休憩室もあります。さすが公営施設だけに「多目的交流室」といういかめしい名前が付けられていますが(笑)。 |
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さてまずはお部屋へ‥へ、そっちなんですかこの渡り廊下をずんずんずんと進むんですね!受付や浴室、食堂がある本棟とはまったく別棟です。そして宿泊棟の通路にはなぜか右上画像のようなくつろぎ用のテーブルがあり、灰皿もあることからここをTakemaの喫煙所として利用することに決定です。 |
今宵も快適なナイトライフを満喫できそうなので(寝苦しさとは無縁という意味)これはよしよしです。では続いてお風呂に行ってきましょうかっ!もっとも加温循環なので期待はしてないんですが(笑)、どうやら旧鉱山からの湧水を利用しているようです(だから温泉としてではなく入浴施設としての営業です)。 |
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と、浴室の前まで来たところで左上画像案内掲示発見!「旧館 お風呂始めました。」とあります。新旧がある場合、カランやシャワー等の施設では絶対的に新館がまさっていますが、お湯自体は旧館のほうがイイはずというのは全国温泉ファンの共通認識であり、まずは当然行きましょ旧館浴室!階段を下りていくというのも期待が持てますよね。男女とも脱衣場の戸が開けられたままで貸し切り状態のようです。さてしかしまずは先制パンチ(笑)。 |
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というかこの時点で「期待しちゃいけないな」と覚悟はできたのでそれはそれでいいのか。で、浴室の戸を開けてみると‥ |
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おまけにこちらの浴槽は加温しすぎで激熱。「湯温を少し高めに設定」っていうけれど、これ48度近いでしょ(笑)。源泉かけ流しでこの湯温ならともかく加温によるものであるので躊躇なく加水開始です。おそらくは加水蛇口は源泉でしょうから。 |
ちなみに夜になって入った新館の浴場はそこそこましでした。こっちの方が入浴客が多いのと広いのとで湯がこなれていたか?いや塩素投入のタイミングもあったと思いますが(朝はさらにもう少しマシだった気がします)。まぁこの件に関してはこんなところにて。 |
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しかしですね、あらかじめ「ここでしょ!」と考えていたお寿司屋さん「鶴亀鮨」はなぜか臨時休業。そのほかに営業中の飲食店は2軒ありまして食いっぱぐれはないことは確定したのですが、どっちにしようかなぁ‥そして結論! |
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こちら、どうやら洋食屋であることは間違いない「Bricks 808(ブロック808)」さんへ。ところで「はじめてみました」って何だかとっても謙虚すぎる表現のような気が。そして玉の湯でも「旧館お風呂はじめました」でしょ、何だか陸前高田では「はじめました」がお好み表現なのでしょうか?(笑)。 |
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内部はなかなかいい感じというか、仮設店舗にして仮設系の雰囲気をあえて醸し出すような雰囲気です。特に右上画像の外装はいったいどんな構造物の流用なんでしょうね(聞けばよかった)。まだそこそこ若いご夫婦?による経営でしたが、震災前の2008年に旧市街で開業なさっていたということで、やはり紆余曲折の末に今のお店があるのでしょう。平日の夜ゆえ空いていたので、いろいろお話を伺えばよかったな。実は「コースっぽい料理」(メニューにそう書かれているんです)を頼んでしまったので、お2人とも常に調理にかかりきりだったんです。ちょっと失敗。 |
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そしてこのあとは「コースみたいな」料理が順番にどんどん出てきました。実はメインごはんとしてのパスタも出てきたんですが食べるのに夢中で撮り忘れました(苦笑)。最後にコーヒーまでついて2500円/人。グルメサイトじゃないので各料理についてのコメントは書きませんが、雰囲気も含めてなかなかいいなと思います。 |
さすが公営の施設はスゴイよなと思った次第です。素泊まりだと4000円+税なので、この設備を考えればかなりいいかも!(なお温泉施設としての登録ではないので入湯税はかかりません)。 |
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というわけで計測してみたらご覧の気温!やませが吹きこんだのかと思いますがこの気温下降は一体何?というレベルでした。 |
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さて朝ごはんは食堂へ。左上画像に当然のごとくごはんとお味噌汁がつくわけで、この場所のこの朝食で500円+税ってとっても安い! |
新館のお風呂でひと浴び。塩素臭は旧館よりだいぶマシで、湯温も万人向けでありましたよ(右上画像マウスオン)。 |
そんなわけでこの日は大船渡市を皮切りに釜石市、大槌町、山田町と進んでいく予定なのです。10:00に大船渡津波伝承館で予約をしているので今度こそ遅刻しないようにしなければなりません。あ、でも考えてみれば一本松の下まで行ったことなかったんだというわけでそこだけあらためて立ち寄ることに。 |
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交差点を横断すると何やら真新しい建物が。看板には「やぎさわCafe」とあります。ははぁ、あのしょう油や味噌の「八木澤商店」の直営店ですね。工場が全て流されたにもかかわらず、流された樽が釜石で見つかり、そこに僅かに残されたもろみを元にして事業を再開しているという話は聞いていましたが、まさかここに直営店を出しているとは!営業時間前だったので内部は見られませんでしたが、次回来るときには必ず寄ります! |