− その2 年末の〆湯は「衣」ではなく「大和」に。そして奈良でのお正月おせち♪ −



ハイ、こちらが2015年の〆湯となりました。本当は別の湯の予定だったのですが(苦笑)。

さて続いてやって来たのは諏訪エリアです。まずは「真澄」ブランドで知られる酒蔵の宮坂醸造へ。お正月用のお酒の買い出しです(いや、これとて思いつきなんですけれど)。



数年前にやって来たときには「母屋に車が突っ込んだ」という事故の修繕中でしたが、今回来てみたらそのお隣に新たなショールーム系のお店ができていました(左上画像)。ちょっと「作りすぎ」という気がしないでもありませんでしたが(笑)、われわれの結婚披露宴において「樽酒の鏡開き」をしたのがここ宮坂醸造さんの「真澄」だったわけで、われわれにとってこちらのお酒は特別の意味を有しているわけなのです。

というわけで今回は「純米大吟醸 山花」をセレクト(確か去年はあらばしり購入だったような気がする=グレードアップ!)。よしお酒もゲットしたし、では続いて行きますか2015年の〆湯!

とはいえこれとて下調べをしていたわけではありません。ただし未湯の共同湯として覚えていた温泉名があります。ジモ専湯でもないはずなのでスマホの音声検索で調べれば場所も楽勝でしょ。しかし、これがまた至難の業でありました。というのも‥



いやいろいろ試してみましたよ、「こ、ろ、も、お、ん、せ、ん」と一字ずつ発してみたり巻き舌系で「こRRRぉも温泉!」と連呼してみたり。でも駄目だった‥ん?もしかして?と思いつき、「ろ」の発音を「Lo」ではなく「Ro」に変えてみたら‥きたぁ一発で認識!‥しかし、そんな発音している日本人なんていないと思うのですが(笑)。



さてそんなわけで〆湯として選んだ衣温泉に到着です‥が?何だかやっている気配がない?入口の木戸も閉まっているようであれれ?と思っていたら、車で通りがかった地元の方が車を止めてこうおっしゃいました。



親切に教えてくださいました。でもピンポンしたからといっても温泉の準備もしていない状態で入れてもらえるはずもなし、というわけで残念ながら断念することに。まぁまた来ることもあるでしょう(もっともTakemaが中央道方面に来ることはめったにないのですが)。なおこの界隈はジモ専自家泉を含めて湯どころが多いのですが、一般客が入れるところは少ないんですよね。ならば‥あそこにしよう!



そんなわけでやって来たのは大和温泉。ここも、入口のこの看板がなかったら気づかずに通り過ぎてしまうこと必定の目立たなさなんですが、お湯はいいからねぇー。



硫黄臭香る無色透明湯は入浴客の好みの湯温で投入すればよし。ちょうど先客さんが上がるところでしたが、ややぬるめだったので当然のごとく源泉投入!湯ざわりのいいツルすべの湯はやっぱり気持ちいいわぁ!



ちなみに緑色に見えるのは浴槽内タイルの色映りで、基本的にはほぼ透明湯かと。



細長い浴室ゆえ洗い場部分が狭い=身体を洗うと石鹸やシャンプーの泡を含んだ湯が浴槽に飛んでしまうという構造的問題を少しでも克服すべく、こちらの洗い場椅子は極端に丈が低くなっています(左上画像マウスオン)。人差し指と同じくらいの高さですから7-8cmくらいしかありませんね。

また洗い場にはシャワーやカランの設備もありません。主に地元の方のために窓の桟部分(斜めになっている)には石鹸置きも用意されていました。そのそれぞれにちゃんと温泉名が記名されているところにこだわりを感じます。ちなみにタイルには吸盤貼り付け仕様で砂時計も設置されていました。1分用かな?(右上画像マウスオン)。こういう細かな気配りが随所にあるところをみるとこちらの温泉はまだまだ長く営業を続けてくれそうです。

湯上がりには夫婦ともどもさすがに喉が渇いたのでゴクゴク飲めるペットボトルでも買おうかと湯小路(地名です)界隈の自販機を探したのですが‥あれれ案外というか全然ないんですが?結局そこそこ歩いた先のJAまで。それにしても、





もっともポリタン自体を持参していなかったのでその思いは夢と消えたわけなのですが(笑)。

さてここからは本来行動たる「奈良帰省」に本腰を入れます(温泉も少ないエリアですし)。諏訪のICから中央道−東海環状道−伊勢湾岸道−東名阪道−名阪国道と進みます。距離的にはちょっと遠回りではありますが、無理に不慣れな名古屋高速を走りたくもないですし(笑)。



豊田JCTあたりに差しかかったころにはさすがに日が暮れました。いつもは深夜の移動が多いこの区間ですが、この日はまだまだ夕方なので‥



ハイ、刈谷PAに寄り道です。とはいえ観覧車に乗ったわけではないですが(笑)。

というわけでこの数時間後おしんこどん実家近くまでやって来たところで夕ごはんタイム(遅い到着でおしんこどん母に夕食準備をしてもらうのは忍びないので)。もちろんこれも下調べなしの飛び込みでしたが‥



何だかその筋のエライ人が勤務されているということはわかります。それにしてもレモンジュース、びっくり!(謎)。



うん、前菜盛り合わせもパスタもピザも美味しかった!でも結構高かった(苦笑)。

このあとは当然おしんこどん実家に到着し、翌日は某お知り合いの方が入院しておられる病院にお見舞い、そのあとは庭仕事とか庭仕事とか庭仕事とか(要はそれしかやってないともいいます)。でもね、待てば海路の日和ありっていうじゃないですか、そうなると必ずやって来るのですよお正月ってぇモモンガぁ!それはつまり‥





そんなこんなで奈良帰省も無事終了。1/1の夜遅くに黙々と新東名経由で千葉へと戻りました。530kmを6時間半くらいで戻ったところに「ほとんど休んでいない」感がご理解いただけるかと(お昼寝効果は絶大でした)。さて年末編はここまでで終了ですが、このまま連日の新年会を通り越しての新年初お出かけページ(1/5.6)へと続きます。

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