2015GW、秋田キャンプはいい天気っ!

− 2015GW秋田キャンプ編 その5 中高年部隊、野湯を目指すの巻 −



このあたりはややぬるいですが温泉の流れる川となっておりまーす♪

翌日はのらさん、おとうと3人で上画像の通りとっても開放的な野湯を目指すことといたしました。あ、朝目覚めてみたらすでに(゜(エ)゜)さんの姿(というか車)はいなくなっておりました。具合は大丈夫なのかな、いや「具合が悪いなりにも運転できるうちに地元まで戻る!」という固い決意だったのでしょう。ちなみにこの日は5/4でしたが、(゜(エ)゜)さんブログによると、



だったというのですからやはり尋常ではなかったわけですね。幸い5/7段階で「ほぼ完治に近い状態」にまで回復したそうですが、この日を含めて3日間はまだまだ痛みや発熱と格闘していたわけで‥いやはや、自分も虫には気をつけなければ‥(でもそういう経験がないのでズルズルと無防備にいきそうな気もしますが)。

さて話を戻して某野湯です。川渡りが必要ということでコメリでサンダルを購入し(ちなみに顧みるとこのあとの旅行中は全てサンダルライフとなりました@ずっと天気も良く気温が高かったので=信じ難いほどの僥倖)、かの地へと向かいます。



例年だと雪融け水でもっと増水しているはずですが、このあとの周辺画像をご覧いただければおわかりのとおり周囲の雪はほぼなくなっており、「雪融けのピークはもう終わっちゃったの?」という感じです(そうなると下流の農業用水の兼ね合いが難しくなりそうですが)。そんなわけで水分補給用のペットボトルを入れたケロリン桶片手に川渡り完了、そしてその先には‥





しかも、この湯流れには心強い味方たる「源泉の吐出口」がありまして‥





無念なるかな温度計を忘れたために科学的計測の機会を逸してしまい、次善の策として生物学的計測という名の「手湯」でお茶を濁したわけですが、それによると50度をはるかに超えている感じでした(実にいい加減でゴメンナサイ)。



ここでのらさんが「ここ掘れワンワン」系で励んだ結果、そこそこ浸かれる場所が出来た感じです。でも‥





いやぁ、このぬる湯川の中をジャボジャボと進んでいくのは実に快適です。細かな砂礫が表面を覆っているので沈み込みもなくサクサク歩けますし(逆に脇の砂部分は時に足がズボリと潜ることがあるので不快)、そもそもぬる湯なのでこの日のさわやかな陽気と合わせて快適そのものです(左上画像マウスオンで喜びにうち震えるTakema画像に変わります)。

源泉の湧出はあちこちにありますがそれぞれの量は多くもありません。ではどこでナニするか?という感じになってきまして、右上画像の地点に如(し)くはなしという結論に達したみたいです(のらさん&おとう)。



確かに、すぐ脇で源泉からの湧出が流れ込んでいますし、小広くなったエリアなのでここはいいかな?というわけで掘る掘るのらさん&せき止め用の石を運ぶおとうの図が右上画像なのですが‥


(ひどい話ですがまごうことなき事実ですので包み隠さず申し上げ‥れば済む問題じゃあないっ!)

掘るべき箇所を掘り、そして最後に「湯温の低い流れからの流入」を遮断すれば(右上画像マウスオン)、とにかく入浴可能状況スタンバイです。そしてここからのTakemaの行動は素早く‥





何だか人でなしの真髄みたいな感じですが、でもそんな枝葉末節系行動(そうか?そうなのか?)を無視して余りある絶妙なるお湯がそこにありました(うーん正当化してるな)。とにかく余計な言葉は要らない。「気持ちよかったんですよ!」。



流れる湯に身を任せつつ(いや身体まで流されるほどの勢いはないですが)、



これでもお尻部分はそこそこ深いんです。で、周囲は芽吹いたばかりの新緑ですし。



自慢じゃないですがそこそこ広いんですよ(作業していない自分が自慢してどうする)。

というわけでこの場での湯浴みをタンノーし、下流に戻っていく途中でふとふり返ってみると‥



(多分にTakemaの主観を含む表現であることはいうまでもないことです)。

というわけで、こちらの野湯動画をご覧下さい。先達の皆さまにおかれましては「え、まだTakemaはここにも行っていなかったの?」とお考えになるでしょうし、特にこの方面へのご興味のない方々にとっては「阿呆らしい‥」で終わってしまうのだとは思いますが(笑)。


さてこのあとちょっと別の探索もしたりしましたが相変わらずロスト。実はのらさんも「まだ」だったそうなのですが、自分同様「どうもイマイチ積極的に探す気になれなかった」のだそうで(笑)。見つけられても何だかヘドロ臭そうな気もするし‥ということであっさり断念。



ダムから放流されている時期じゃないかと思ってダム下に寄り道してみたらビンゴでした。しかし今年は雪融けが早いというか早すぎるので、空梅雨だったりすると農業用水の不足が恐いですね。また、北アルプス等の稜線の山小屋では雪渓を水源にしている場合も多いので、大丈夫かなぁ‥。

そうこうしているうちにお昼ごはんタイムです。このあたりに来たらかなりの高確率で立ち寄っている田沢湖高原温泉エリアのイタリアンのお店へ。さすがにGWゆえほぼ満席に近く、われわれ3人はかろうじて空いていた最後のテーブルに着席。でも、先客さんの多くが料理を待っているところを見るとこりゃしばらく待たされるかなと(こればっかりはしょうがないです)。



おとうだけは合法的にビールを注文しました。野湯の余韻に浸ってくださいねーっ!(笑)。



お店の裏側にはブナの林が広がっています。でも標高が高い場所なのにGWでこの新緑具合って‥Unbelievable!



混んでいたので「注文を揃えた方がいい(早い)かな」と思い、3人ともナポリタンでした。おとうは「人生ナポリタン談義」を語っておられましたが(昔は系談論)、実は自分はカルボナーラとかがデフォルトで、自分で調理する場合はそこそこの確率でそっちです。でも、こちらのナポリタンもちゃんと十分合格点とのこと(by おとう)。

会計担当は自分だったのですが、お店の方(男性)から「本当にお待たせしてしまって申しわけありませんでした」とお詫びのお言葉をいただき好印象。GWど真ん中でこの規模のお店であれば(普段ここまで混雑することはまずあり得ないので)厨房パニックに陥り、とんでもない事態になることもあり得ます(たとえば注文してしばらくして‥「申しわけありません、注文の品の材料が終わってしまったので別のメニューを‥」なんてことだって珍しくないと思いますし)。



お食事後はスキー場脇の某公共施設へ。ここって、某野湯に行くときに車を止めたんだよなということを思い出しました(笑)。右上画像を見ればわかるようにここもかけ流し湯なんですが、駐車場はびっくりの超満杯!(われわれは取り付け道路に駐車したくらいです)。しかし結果的には‥







そんなわけでお湯タンノー(泉質は左上画像でご想像の通り)、もちろんしっかと野湯の汗も(砂も)きっちり洗い流しましたよ。

このタイミングではまだ晴れ間もありましたがこのあとは雲が厚くなり、キャンプ場に戻って宴会夕食をはじめた頃にはポツポツと雨が降ってきました。まぁ夜の雨だし、われわれにはおとう提供の宴会専用テントがあるので全く問題ありません。

が、連日の湯めぐりでお疲れモードなのかジジイ化してきたというべきか、この日は皆さんけっこうそそくさと就寝モードに入ったそうです。ま、健康的でイイじゃないかということにしておきましょう(実は自分もいつ寝たか覚えていなかったりするのですが、たぶん早々に就寝モードだったのではないかと)。

さて翌日はいつもの「最終日の夜はあの焼肉屋で」というわけでテントを撤収し、鳴子温泉へと各自移動です。

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