- その15 幌加内から北竜、ダムカードもゲットした上で道楽館へ -



おっはようございまーす!この日もほぼいいお天気でした!



そんなわけで明けて翌朝の朝ごはん。考えてみれば前日美深の道の駅でパンとかプリンとかを買っていたんですよね。そんなわけでコーヒーがあれば何とかなったわけです。この日も強い日射しの中でしたのでタープやフライシート等を完全に乾かした上で収納完了。結局われわれが最後の出発となりましたが、この日はそう焦る距離の移動でもないので別にいいのさ。





これだけ空いていて快適だし無料のキャンプ場(しかも国道からさして遠くもないし)が夏のお盆前にガラガラなのは謎ですが、まぁこのままであってほしいと思います。ただ利用統計も取っていないはずなので(西興部のような利用者ノートもなし)、音威子府村の判断により突然なくなってしま‥わないですよね大丈夫ですよね(祈念懇願)。



ここからはあえて美深市街を通らずダートの裏道経由でR275に出て幌加内方面へと南下します。通行量の少ないルートなのでくるくるパンダさんもいないかなと思ったのですがやっぱりいませんでした(というか「すごいスピード」で吹っ飛ばしていたわけでもないのでいても問題なしですが)。

朱鞠内界隈でどこかに立ち寄ろうとも思ったのですが立ち寄るべきポイントがそもそもないので遠望しただけでささっと先へと進みます。



進んでいくと蕎麦の畑が見られるようになってきたのでちょっと寄り道です。ちょうど蕎麦の花が咲き始めたタイミングで綺麗ですねぇ。

で、もう少し進んでいくと、何と幌加内の蕎麦を売りにした観光展望台があってびっくり。そうか、夏のこの時期だけが観光の売りになるとすれば全て仮設でと言うのが理にかなっているんですね。



さらに周辺にはお蕎麦屋さんほかの仮設店舗がありますが‥(右上画像マウスオン)。この時期ゆえの「朱鞠内湖湖水祭り」に人員を取られてこちらは本日休業のようです。人手が限られますからしょうがないかなと(ちなみにこのあと行った道の駅内のお蕎麦屋さんも休業でした)。

なお展望台、このタイミングでは誰もいなかったのでいざ上に登ってみましょう。





ちなみに自分としては「そば=蕎麦」なのです。でも誤解しやすいところでは中華そばもあるし、またそば粉も多くの場合は中国産が使われているということもあり、このサイトでは日本産のそば粉を使って提供しているお店の訪問記では「蕎麦」の漢字で紹介しているつもりです。まぁ完璧じゃありませんが。



ミニ東屋への遊歩道も整備されており、ここはなかなかいいなという感じです。と、このあとどんどん車がやってきて貸し切り状態はすぐに終わってしまいましたが、そもそも観光客向けの施設なのでそれが正しいんですよね。蕎麦の花、地味だけれど綺麗だなぁ(右上画像マウスオン)。

さて、ここからは少し戻って霧立国道(R239)分岐近くにある「霧立亭」へ。実はここの開店時間に合わせるべく少し先のこの展望台まで足をのばして(時間つぶしをして)いたわけです。

到着時にはさすが平日とはいえハイシーズン、数組約10名の先客さんが開店を待っており、開店と同時に皆さん着席。店内は広く席はいくつもあるので着席は楽勝です。



なお本家の表示は「蕎麦」ではなく「そば」ですが、自分はやっぱり美味しいほうを「蕎麦」と書きたいんです。

さてさて、何を頼もうかとメニューを見ると‥ん?これはコレハ?





というわけでともにねむり雪そばバージョンの天ザルと冷やしとろろ(左上画像マウスオン)を注文。うん、おいしかったんで満足なんですが、何で2つともねむり雪そばにしちゃったのかなぁ、普通のお蕎麦と食べ比べてみるべきだったという点だけはちょっと大後悔時代でありました。

お店にはこのあとどんどんとお客さんが詰めかけ、われわれが出るころには満席御礼で順番を待つ人たちの列ができはじめていました。ふっふっふ、お昼ごはんは11時台には食べ終わるべきものなのですよ!(Takema夫婦の鉄則)。



食事後は再び南下開始です。雨竜川に架かる旧深名線の第三橋梁などを軽く見学しましたが、深名線が廃止されてからもう21年になるんですね(1995/9廃止)。Takemaが北海道にバイクで来始めたころはまだ走っていて、たまたま踏切で列車の通過待ちをしたことを今も覚えていますが、そう考えると自分もやってることが全然変わってないなぁ(大笑)。



幌加内町のソバ畑はそれこそ延々と続くのですが、トンネルを越えて深川市、そして沼田町へと進むにつれて「ソバ畑」が減り始め、代わりに「水田」が増えてきます。わずかな距離の違いとはいえやはり気候風土が微妙に違うのでしょうね。そもそも幌加内町は日本の最低気温記録(-41.2℃)を今もキープし続ける冷涼な気候の土地ですから‥。



さてそんなわけでやって来ました自衛隊‥いや、別に自衛隊の装備品展示を見に来たわけではないのです。たまたま車を止めた駐車場の隣でこのイベントを開催中だったもので。で、簡単なアンケートに答えたらくじ引きでボックスティッシュとノートを頂いちゃいました(これはこれでよーし)。

で、本来の目的地はというと‥









それにしてもこの日のTakemaはものすごい色のポロシャツを着ていたんだなと、今さらながらにびっくりします(苦笑)。



ひまわり畑の隣では自衛隊音楽隊による演奏会が。無料の写真撮影もありましたよ。



屋内の会場ではいろんなものを売ってましたが、われわれは現実的に「ゆめぴりか」を購入。

この北竜のひまわり畑も20年以上ご無沙汰だったなぁ。当然おしんこどんと知り合う前だったので、まぁお久しぶりということで見学出来てヨカッタです。さ、このあとはこの旅行最後のお宿である上富良野の道楽館へと向かいましょう。



いやはやしっかりいい天気。今回の旅行、前半はお天気がイマイチでしたが後半は何とか盛り返してくれて何よりでした。滝川あたりまで下りてくると水田の緑が目に眩しいです。

さて、芦別の道の駅「スタープラザ芦別」にてちょっと休憩。と、駐車場の奥の方に何やらどでかいモノが?





あとで調べてみたところ、「北海道大観音」として1989に建立されたこの観音様、その隣の五重塔などと合わせて「北の京(みやこ)芦別」というレジャーランドの関連施設だったのだとか。しかし今はそのレジャーランドも閉鎖され、現在この観音様は宗教法人の所有/管理となっているのだそうです。ある意味夕張と同じようなこと(観光開発の失敗)がここでも起こっていたわけですね。



さて、ここでなぜか突然滝里ダムの管理事務所へと立ち寄ります。社会科見学?いやダムカード狙いです。それにしてもGWには「これから集めるんだ!」と張り切っていたおしんこどんですが、最近はそういう発言もないなぁ、もしかして「もういいや」とか?(笑)。

ちなみに駐車場脇の植え込みにラズベリーが実っていましたんでちょこっとだけいただいてみました(結構地面に実が落ちていたので、ダム関係の皆さんは収穫していないのかな?)。うん、わが家のとは種類が違うようですがなかなかオイシカッタ(左上画像マウスオン)。



途中から道道に入って富良野市街をショートカットし、千望峠経由で上富良野に入ります。もうこのあたりは夏も冬も何度も走ってますからね、気分的にはホームタウンに帰ってきたようなもんです(笑)。



お宿に入る前にぬる湯のフラヌイ温泉へ立ち寄りです。夕方に近くなってたし、多少混んでいるのはしょうがないかなと思ってはいましたが‥



いやぁ、まさかこんなに混んでるとは思わなかったぞ!源泉浴槽も芋の子を洗うがごとくで、何だかもうとにかくびっくりしましたわ。ちなみにこのことを宿主のsottoooさんに話したら「夏の夕方に行くのは無謀」だとか何だとか(笑)。



ハイそんなわけで道楽館到着です。お風呂には入ってきたのでさっそくビールタイムといたしましょう。この日も暑かったからねぇ。



到着が遅かったこともありほどなく夕ごはんタイムとなりました(もちろんそれまでに何杯か飲んでますが)。安定のお料理をいただき、お酒を焼酎に切り替えてンゴンゴ。いつもの通りの夜がこの日も更けていくのでありました。

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