- その16 四季彩の丘からメロン、富良野、さらに松原温泉経由で乗船 -



夏に来ることは珍しい?四季彩の丘にやってきました。なるほどねー。



明けて翌朝。定番のお粥が焼酎摂取翌朝の胃腸にやさしいです(とことん飲んだわけじゃないですが)。

で、肝心のフェリー運航情報、出ました!「苫小牧19:00発→仙台行き 通常運行」、よっしゃやったぁこれで帰れます!ちなみに仙台→名古屋区間は欠航なんですよね。また、この翌日以降は仙台行きも何日か欠航したようですから「ぎりぎりで間に合った」という感じです。ふぅ。



なぜかこの日もピンクポロのTakema、あ、おしんこどんもピンクだねぇ。

そんなわけでゆっくり目(宿泊客最後)の出発となりましてsottoooさんといつもの記念写真。またおじゃましますんでよろしくお願いいたしまーす!そして車は深山峠‥ではなく、坂を下って四季彩の丘へと向かったのでありました。



到着が早かった(9:30)せいもあって駐車場にすんなりと車を駐められましたが、帰るころには駐車場満車、観光バスの台数も倍以上に増えていてびっくりです。さすがハイシーズンというところですし、もちろん外国語も多く飛び交っていましたっけ。いずれにせよ晴れのお天気でよかったですねぇみなさん!(自分も)。



トラクターが牽引する園内巡回トロッコも満員御礼の盛況でした。それにしても、ここ数日の好天の関係で、すっかり黒く日焼けしたTakemaです。ん?日焼け止めクリーム?何ですかそれは?



もうお気づきだと思いますが各ページの壁紙画像は上画像のズーム版を使っています。

そんなわけで30分ほど散策した上で出発することに。この日は日曜日なのでいろんなところが予想外に混んでるかもしれませんし。

このあとは富良野方面へと南下するわけですが、くるくるパンダさんほかの危険がいっぱいR237を利用するほど性格が素直ではありませんので、少し西側を並行している道道857を使います。いと快適なり。

さてところでこの道を使ったのにはもう1つ理由があります。以前、確かこの道沿いの農家さんでメロンを購入した記憶があるのです。記憶が間違いでなければ、ナビ表示地図のこのクネクネのあたりだと思うんですが‥もしそうだったらまた購入しようかとの思い満々で進んでいくと‥







敷地内に入っていくと、おお、あの時(この時ですね)確かにお会いしたご主人が出てこられました!わたしよりも(そこそこ)年上だと思いますが、髪がけっこう白くなったなぁというのがコッソリの第一印象でした。大丈夫、自分は白くなるどころか「自粛」モードですからね(自虐)。

もうすでに青肉メロンは出荷完了だそうで、赤肉メロンとスイカの出荷時期となっておりました。こちらの「日保ちはしないが絶品」の青肉メロン、来年は7月中にお取り寄せというのもありかなと。



また、黒皮スイカの「ブラックジャック」なる品種も収穫中だったのでこちらも購入です(もちろん味見させていただきました。ある意味食べ放題感覚ですが「大人の了見」とやらで自粛ね(苦笑))。なお今夜のフェリーで帰るので送ることはせず自分の車に積み込んで送料節約です。このメロンたちの一部はこのあと「北海道-千葉-宮城」の長旅の末に栗駒山の駒の湯温泉で「美味しいね♪」となったのであります(笑)。

なおご主人は2009年の「Takemaいきなり買い付け訪問」のことを覚えていてくださいました。まぁあんまりツーリングライダーがメロンを買いに個人宅にやってくることはないんじゃないかと思いますが(笑)、それにしても覚えていてもらえたという思いは格別です。また買いに来ます!



そんなわけで日高農園さんをあとにしましたが、あらためて十勝連山を眺めてみると前十勝の62-2火口はしっかり噴煙を上げていますし、こちらの記録を見るにつけても十勝岳はやっぱり活火山なんだよなぁとしみじみ。

三浦綾子氏の小説「泥流地帯」は大正15年の噴火に伴う土石流(泥流)による被害その他を綴った小説で、自分も高校時代に読んで不覚にも泣いてしまった記憶がありますが(実は当時から涙もろかった)、このページをタイプするにあたってちょっと調べてみたら、当時の村長さんの娘さんの手記がヒットしました(こちら)。2003年の記事ですからこの方が今もご存命かどうかは分かりませんが、自分もあらためて読み返してみたいと思います(自分が所有していた文庫本はこの時にどなたかが引き取ってくださったはずなので)。あらためて読み直したらまた泣くかな、泣くだろうな(大笑)。



このあとは完全にミーハーで、「北の国から」資料館へ。自分はリアル放映時には全然見ていなかったのですが、再放送だかレンタルビデオだかで一通りは見ていましたから、2016/8を以て閉館となればとりあえず行っておこうと思ったわけです。



でも展示そのものは特になぁという感じです。それよりもこちらとかを読んでからこちらとかを観てしまうとねぇ。ついでに自分はそんなに「聖地巡礼」とかの趣味もないもので。

でも、「北の国から」が富良野エリアにもたらした影響はここ数十年を通じてとてつもないものであったことでしょう(自分も含めての話です)。だからこそこのような資料館がなくなろうとしていくことにはいろいろな思いを致さずにはいられません。願わくは麓郷地区や富良野エリアの地域ステータスが地元の方々の出来る範囲で維持されていきますように。



で、このあとはもう20年以上前からおじゃましてきていた「まさ屋」さんへ‥え、うそ?ランチ営業してないって?実は上記資料館を訪問したのもここでランチをいただこうと思っていた時間調整だったんですが(苦笑)。

ネットで調べてみたところ何だか(いい意味で)いろいろあるみたいですね。いっぽうでまさやん氏が過労という話も。2016/8/10から12月までは店舗改装ほかの関係で休業するのだとか。90年代初期、前のお店で自分のバイク発進時に、バックミラー越しに見た「ずっと幟を振り続けていた」まさやんさん。またいつかお会いしたいです。

さてしかしこれは「まさかのお昼ごはんアウト」というわけで、いまや普通の方々なら「富良野市内だしいろいろあるはず」とネット検索であれこれ検索するはずだと存じますが、Takemaは所詮WEB1.0世代なのです。ゆえにいいお店は道ばたの小さな手作り看板とかで見つけたいのですよ!‥結果。





外見からして昭和の雰囲気が漂っていますが、しっかり幟を出していて「やる気」を感じましたのでほぼ躊躇なく入店です(というか、もうほかに選択肢がなかったともいいますが)。

お店に入ると先客さんはなしでしたが、このあと何組か入ってきました。メニューを見ると「ジンギスカン定食」などもあったのでそれにしようかなと思ったら「こちらはセルフで焼いていただく方式」とか。なるほど、それでカウンター席にもロースターがしつらえられているんだ!

ただそれはそれで悪くもないんですが、この時はもっと安直に食べたかったので「焼肉定食」ほかを注文(右上画像マウスオン、ご飯は「少なくしてください」とオーダーしていますので念のため)。同じ焼肉云々なのにこちらは厨房で焼いてくれるのね。そういえばいつかは行こうと思いつつまだ行ったことがない東千歳バーベキュー、また今回も行かなかったなぁ。



お腹を満たしたあとは占冠まで南下して高速に乗るんですが、またもダムカード狙いで金山ダムへと向かいます。あれ、間違って手前の道を入っちゃった‥のでダム下の様子も見られました(結果オーライ)。



何だかとってもやる気を見せているダムカード頒布ポスターですが、この日は日曜日ゆえ入口の守衛所でいただけました。



そんなわけで金山ダムカードゲット!でもまだ通算4枚目なんですけれどね(東北2枚、北海道2枚)。



ただ、この金山ダムの立地する南富良野町は2016/8末の台風10号災害により甚大な被害を受けました。空知川が決壊したのはダムの上流部だったわけですが、その水が当然全部この金山ダムに押し寄せたわけで‥当時のSNS情報によると、


南富良野町の中心部である幾寅地区は本当に大変だったんでしょう。でも下流の芦別市における洪水被害情報は(ネットで検索する限り)見つけられませんでした。金山ダム、ちゃんと治水のお役に立っていたんですね。



このあと金山駅にちょこっとおじゃましました。二線二面、大きな駅舎を持つ堂々たる駅ですが今や当然の助動詞のごとく無人駅となっています。



でも列車本数はご覧のとおりですし(それでも多い方だなぁ)、駅舎内に設置されている鏡は‥かなりの歴史を感じさせるものであるにもかかわらず端のほうの腐食もなし。ずっとこの場所で飾られていたのがよかったんでしょうね(右上画像マウスオン)。

さらに南下して占冠へ。ここから高速に乗ってしまうといよいよオシマイ感満載なのでちょっと無理矢理に道の駅で休憩です。が‥





というわけでクソ暑い中おしんこどんが並んで買ったソフトも即座に崩れ落ちていきました(右上画像マウスオン)。よかったよコーン乗せじゃなくて‥(笑)。

で、占冠からは高速で‥でも一気に苫小牧まで行っちゃうのはもったいないし早すぎるというわけで松原温泉に寄り道することとしました。ここの黒湯は何ともはやなので。



ここも駐車車両の台数からして混んでるだろうなと予想していましたがやっぱりその通りでした。ただし自分が入ったときの先客さん4人は全員がずっと身体を洗い続けていて、泉質の違う(重曹泉&食塩泉)2つの浴槽自体はそれぞれ終始貸し切りでしたが(ちょっとびっくり)。でももちろん画像はなしです。真っ黒なお湯だけでも撮りたかったんですが、日曜日の午後ですからそいつは無理ってもんですわ。



さて雨対策万全系のライダーさんとともに苫小牧のフェリーターミナルに到着してまずはチェックイン。よしこれで乗りっぱぐれはないという保証を得たところでイオンに買い出しに行ったわけですが、



さすがはイオンのスーパーセンターというべきか‥。おかげでフェリー乗り場に戻ったときにはすでに車の乗船も終盤戦でした(でもまだ乗船中だったので列の最後に付いて事なきを得ましたが)。



まさか太平洋フェリーで帰ることになるとは思いませんでしたが、とにかく本州まで渡ってしまえばあとは何とかなります(八戸便だとやっぱり千葉まで遠いですが仙台まで行ってくれればだいぶ楽ですから)。それに太平洋フェリーはイベントもあって嬉しいですからね。



やはり台風5号の影響がいろいろあるかとは思いますが、とりあえずイオンで購入したお寿司とビールとで乾杯。すでに白ワインも見えていますが、まさかコルクだとは思わず購入し、軽食コーナーの備品で開けてもらいました(感謝)。



このあとは太平洋フェリーならではのナイトコンサートを鑑賞し、うろうろしながらも就寝です。雨は降り始めていましたが特に揺れるということはありませんでしたっけ。

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