- その17 仙台上陸後海鮮、そして福島中通りでフルーツ&温泉タンノー後帰宅 -



まさか北海道旅行の〆がこちらの湯になるとは!でもこれはこれで嬉しかったですけれど。



明けて翌朝。ご覧のようによい天気ですが、このあと台風が北上してくるということですから天気は明らかに下り坂のはずです。まぁ仙台まで渡ってしまえばこっちのもの。ちなみにこの翌日に同じ便を予約していたれれ坊さんはあえなく欠航で玉砕なさったようですが、予定を延ばして奥尻島とかに渡っていたようです。それもそれで羨ましいなぁ(笑)。


朝ごはんは軽食処でモーニングセット&昨日買い込んでいた残りのたこ焼きです。ちなみにフェリーいしかりには電子レンジの設備がないのですが、何と!こちらの軽食処でお願いするとちゃんと温めてくれるのです!これは素晴らしいサービスだな、さすが太平洋フェリー!(お店が空いているときにお願いしましょうね)。

そうこうしているうちにいよいよ仙台港に入港となりました。太平洋フェリーでは入港時も車に同乗者が乗り込むことが出来ないので、ターミナルで待ち合わせることにしていざ車両甲板に下りていきます。乗り込んだのが最後のほうということは、出るときは最初のほうになるはずですから早めに行動したわけです。



予想通り第2甲板からは数台目の発進となりましたが、そもそも着岸してからもうずいぶん経ってるからおしんこどんはずいぶん前に下船してるんだろうな、でも一般車がまだほとんど下りていないタイミングだからお互いに見つけやすいはず、と思っていたわけです。ところが‥



おかしいなぁ、徒歩下船の人たちがとうの昔にバスで仙台駅とかに行っちゃったとしてもおしんこどんはいるはずなのに?というわけでとりあえず適当なところに車を駐めちょいと一服。で、ここで船のほうをよく見てみると‥





結局、タラップが接続され下船の皆さんが下りてきたのはTakemaが車を駐めてから20分くらいあとのことだったでしょうか(右上画像はその時の様子)。こんなこともあるんですねぇ。

下りてきたおしんこどんによると、タラップ接続に難航し、一時は「車両甲板経由で徒歩客を下船させる」というようなアナウンスもされたのだとか。タラップ、ちゃんとメンテナンスしておいて下さいねぇ(笑)。

さてそんなわけでいよいよ出発です。すでに11:00近くになっていましたんでお昼ごはんを考えましょう‥となると、「あそこで何とか」と考えた上で目指したのは‥







朝ごはんを多めに食べたTakemaは6種類ネタの浜丼、少なかったおしんこどんは12種類ネタの海鮮チラシを注文。それにしてもここの赤貝丼はまた食べに来たいものです(たぶん来るでしょう)。



せっかくなのでお米も買っていくかということになり(北竜町ですでに買ってはいるんですが)、やはり宮城といえばササニシキ!最近はすっかり見なくなったお米ですがしっかりあったので購入です。ササ vs コシ戦争には負けてしまいましたが、そもそも個性が違うわけですからササはササでありなんじゃないかと思う次第です。



ここからは仙台南部道路経由で東北道へと進みます。8月のお盆前というこの時期に福島を通るとしたら、ええ、ハイ、もうスルーするなど考えられません!





というわけでいつものあきば果樹園さんへ。いっつもここです。またも奥さんによる「お腹いっぱいになるまでむき続ける試食タイム」がスタート!(ちゃんと「もう十分です」と申し上げないと、気がつけば次の桃をむき始めたりしますのでお気を付け下さい(笑))。

この日は「あかつき」品種が「もうほんとの最後の最後」のタイミングだったようで、でもしっかり固桃だったので、個人用&贈答用(某温泉さんに)それぞれを購入(右上画像マウスオン)。ま、一旦千葉に持ち帰ってからまた北上したんですけれどね。



続いてやって来たのは高湯温泉の静心山荘。2011/4に宿泊して以来の訪問です(その時の旅行記はこちら)。ここは食事が美味しかったので、また泊まってみたいなぁ。というわけで夢の階段を登ってお風呂へと向かいましょう!







ちなみにもちろんかけ流しの湯使いなのですが、通常時はこのパイプから排湯されるため湯縁からのオーバーフローはさほどでもありません。もちろん人が浸かるとこのパイプ径では追いつかないのでドバァといきますが。

いや、今年(2016)になって宮城栗駒の駒の湯温泉のお手伝いをさせていただくことがあって(詳しくはこちら)、やっぱりびっくりしたのが湯花成敗の大変さなんです。洗い場の床は滑りやすくなるしおそらく傷むのも早まるだろうし大変だろうなと。以前はざばざばかけ流しが一番嬉しいなと思っていましたが、それを維持する人のご苦労を考えるとこういう浴槽内排水もありというか気持ちはよくわかるなぁと思うようになりました。



湯上がりにふと外を見ると、含硫黄の析出成分が捨てられておりました(樹木の栄養になるのでしょうかね?)。いずれにせよやっぱり維持管理は大変なんだろうなと。



さすがにこのあとはちょこっと休憩したくらいで一気に千葉の自宅まで戻ってきました。今回の走行距離は右上画像の通り。何だか最後に福島に立ち寄ったことでわれながら東北旅行のイメージで終わってしまいましたがあくまでメインは4年ぶりの北海道だったんですよね。まぁ十分楽しみましたんでよかったなぁということでこの旅行記、これにて終了でございます。

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