− その5 旧阿寒町経由でオーロラ温泉タンノー。釧路帰着後はあの方と宴会! −



オーロラ温泉、近道だろうが何だろうが所詮最後はダート路ですがな。大型のオンロードバイクだとちょっとコワイかも。

朝はのんびりと宮代さんご夫妻やお子さん連れのご夫婦とまったり過ごし(宮代さんの饒舌トークは健在だなぁ)、カムイミンタラキャンプ場(テントは張りませんでしたが)をあとにします。昨日の道を再び戻り、道東道無料区間経由で阿寒ICへ。この日の目的地は釧路駅前のホテルなのですが、直行したらそれでも早すぎるのであえて遠回りでというわけです。

ちなみに宮代さん情報によると、道東道無料区間の開通後釧路と帯広を結ぶR38の交通量はがくっと減ったそうです(そりゃそうだ)。でも「では、スピードの取り締まりとかも減っったんですか?」と聞いてみると「それは相変わらずですよ」とのこと。そうかぁ、交通量が減ったゆえに「大名行列が減った(はず)」ということは‥



というわけで安全運転でいきましょうね皆さん!(笑)。なお道東道IC出口の一般道接続部に信号がなく停止標識のみの場合も、





そんなわけで旧阿寒町中心部へ。朝ごはんがホントに軽いものだけだったのと、この先にはほとんど飲食店がないのとでこの町内で食べようと思ったわけですが、「うーん、ラーメンじゃないよなぁ」というわけでお蕎麦ということに。

「東家」というお店はは実は釧路界隈にたくさんあり、そのルーツはその昔ののれん分けとか?でも今に至っては多くが「町場のお蕎麦屋さん」という感じで営業しているらしく、こちらのお店もお蕎麦以外のメニューが豊富でした。まぁそれはそれで(営業スタイルとしては)悪い話じゃないですが、やっぱり蕎麦専業に比べると魅力が‥いや、山形置賜あたりだと蕎麦&ラーメンは普通だし、一概には言えませんね。



店内は懐かしき昭和の趣で、出前注文のたびに鳴るのは懐かしの黒電話(左上画像カウンター中央に鎮座しております)。で、しかしその注文電話への対応は「すみません、本日大変混んでいるので相当遅くなりますが‥よろしいですか?」という感じでした。

実はこの日おそらく地元消防団と思われる皆さまの懇親会予約が入っていたようで、かなり多くの人々が来ていたのです(2階にはお座敷もあるのかな?)。実はわれわれも「少しお待たせすることになると思いますが‥」と言われていたので、「予約客の料理出し>一般訪問客>出前」という優先順位がつくのはあたりまえですからね。

というわけで冷やしたぬきそばと天ざるを注文(右上画像マウスオンで天ざる画像に変わります)。おそばはそこそこコシがありますが、トータルとしては「町場のおそば屋さん」という感じ。というか、暖簾にも「蕎麦と中華」って書かれているし、これはこれでいいんだなと。



お昼ごはん後しばし、ちょっとトイレというTakema欲求で立ち寄った道の駅。駐車場は広いんですが道の駅の設備としては小さいです。まぁ勢いでソフトくらいは食べ、味はまぁまぁでしたが舌が肥えたのかも?ちなみに国道を挟んだ反対側に「新道の駅」を作るという話があるようでしたが‥しまったここにも温泉があったのね。100%かけ流しということのようだし寄っておけばよかった!(実は温泉の存在自体を全然知りませんでした。少し古い訪問記を見ると「かけ流しメインながら循環も併用かも」とありますが、湯使いを変えたのかな?)。

さてR274との交差点を右折します。きっちり調べていればこのあたりには知られざる源泉井も多いのでしょうが、一時の掘削ブームも去った今、それぞれの井戸ももう朽ちていくばかりなのかなと?



そんなわけで二度目の訪問となるオーロラ温泉へ。温泉の営業時間は19:50までのようですが、近隣在住の方々は仕事上がりに入りに来るのかなぁ。その場合、たぶんかなりの距離を走ってくることになるのでしょうが‥(このあたりは人口密度が相当低いですから)。



受付を済ませた上でいざ入浴棟へ。混浴の内湯前には先客さんの車が停まっていたので躊躇なくすぐ奥の男女別内湯&露天湯へ。





温泉は湯口からの投入のみならずシャワーやカランからも常時流し込まれています。というわけでシャワーの先は使用しないときはこんなふうに浴槽内に投入というのがデフォルトなのでしょう(右上画像マウスオン)。

湯は見た目よりも黒いわけでもなく、ちゃんと見れば浴槽内の湯足も目視できる程度です。でもやっぱり濃いめの色付きなんですけれどね(左上画像マウスオン)。湯ざわりははっきりとしたツル感がある気持ちよさ、ではでは続いて露天湯に行ってみましょう!



前回の訪問時と全く変わらぬ佇まい、うーん、こりゃええわぁー♪なおすでに7月も最終日のこの日でしたが、アブの発生が遅れていたのかほぼその姿も皆無!実に快適な湯浴みとなりました。この日の泊まりは釧路市内のホテル(温泉なし)だったので、ここで頭も身体もぜーんぶ洗ってさっぱりしました。

で、一応ここでいつもながらの動画です。





ちなみに女性用のお風呂はこんな感じなのだとか。露天風呂は地面埋め込み式なのね。



犬専用温泉も健在でした。ええ、わたしゃ人間ですので断じて浸かってませんよ(笑)。




さてこのあとは一気に釧路へと移動です。駅すぐ横の釧路ロイヤルインがこれから2泊のお宿となります。この2泊ともおとうと夜をご一緒する予定だったのですが、前のページで書いたとおりおとうは札幌方面へと向かわざるを得ずということになりましたんでこの日は‥





いやびっくり、北海シマエビのサイズも大きいし(後日ほかで提供されたものと比較してあとでびっくり)、お刺身もコリ旨でしたしもちろんそのほかのお品も‥。奥さまが市場で買ってこられたということでしたが、さすが釧路の市場(地元民御用達の)はいいものを提供しているんだなぁと。

川湯時代のお話、釧路のお話、いろいろと伺ったり質問したりしましたが、それにしてもこの日お会いした最初のタイミングでちょっとびっくりした思いだったのが「あれ、随分ほっそりなさったような?」という思いでありました。ただしそのことについて伺うと、



ということのようでした(上記発言の内容については多分にTakemaの創作です。そんな意味合いだったとは思うのですが、いかんせんひと月半前の話を記憶だけでタイプしているので‥)。いずれにせよ健康でスリムになっているのであれば何よりです。

また釧路に来られてからも行動は活発で(さすが元いろんなところの会長さん!)、海外からのクルーズ大型客船が着岸するとなればおもてなしの先頭に立っておられるようですし、それ以外にもこれまでの人脈を生かしてさまざまな活動に関わっておられるのでしょう。

そのお人柄を慕ってこちらのお宅におこしになる方々も多いのだとか(自分ら夫婦などは枝葉末節の輩に過ぎませんが)。そして今回初めてお会いした奥さまも、初対面であるとは到底思えぬほどフレンドリーな方でとにかくびっくり。われわれはかつてラルゴで何度か泊めていただいた「だけ」の縁なのに、本当にありがたいことです(というか自分たちが図々しいだけともいいますが)。

楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました!というわけでタクシーを呼んでもらったわけですが‥表に出てびっくり。




(上画像を見ると大したことのないように見えますが実際はもっと白くて濃かったです。)

ちなみに釧路の夏(8月)の平均最高気温は何と「21.7度」。この涼しさを利用し「夏の避暑地」として釧路地域を売り込もうという動きがあることをどこかの記事で読んでいましたが、伺ってみると「今は1泊からマンスリーマンションまでいろいろやってますよ」とのことでした。あらためて調べてみると‥ははぁこれですな。

でも都市部で長く過ごすという選択肢は自分にはないなぁ。確かに弟子屈等の内陸部は明らかに日中気温が上がるのですが(バイクで釧路方面に走っていく途中、いきなり温度の気団が変わりブルッとした経験も何度かあります)、やっぱり自分は内陸派かもしれません。温泉もあるし(これ重要)。

なおそんな釧路ではホテルといえども冷房がないというのが長らくのデフォルトでしたが、最近は設置しているところも増えてきているようです。今回泊まったロイヤルインも冷房完備でした(代表で予約してくれたおとうは、以前エアコンなしホテルで難渋したようですので)。ホテルの客室ゆえ扇風機があるわけでもないですし、この滞在でも確かにエアコン使ったよなぁ。おとうに感謝です。

明けて翌朝。この日も釧路泊でライダー仲間と宴会なので、ちょこっと厚岸や別海をくるりと訪問しようという算段です。が、海岸沿いの道道142号は‥








しかし休憩した道の駅厚岸では偶然雨も止んでいてラッキー。というかここから先はしばらく雨は小康状態になりましたっけ。そういえばこの時はまさにリオデジャネイロのオリンピックまっただ中、道の駅内の情報ディスプレイには‥おお、オリンピック体操のあの人が!(右上画像マウスオン)。



ここからは霧多布方面へと海沿いを進みます(とはいえこの道道から海はほぼ見えません)。あれ、ところどころに生えているこの百合は?たぶんオオウバユリかな(一応調べた)。



あやめヶ原にもはやアヤメの花は(時期的に)ないとはいえ、とりあえず雨も降っていないし幻想的だしというわけで左上画像の道を歩き出しましたが、このあと雨が降ってきたのでいやな予感がして戻りました。このあとおしんこどんはいつものように睡星帝国との「第8次睡魔対戦」(数字はいい加減)に突入したので、霧多布のキャンプ場(右上画像)の記憶も彼女には一切記憶がないと思われます。湿気はたっぷりだったけれど体感気温は寒いほど(右上画像マウスオン)。

というわけでこの続きは次ページでということで。

[戻る] [次へ]