- その7 三度(みたび)の駒の湯温泉、そして東鳴子定番行動のあと帰宅 -



さて、われわれとしてもある意味信じられないことだったのですが、何と5/6は8:20頃に駒の湯に到着してしまいました。この日に再訪することはあらかじめ約束していたのですが、まさか6時台にキャンプの撤収が完了してしまうとは想定していなかったので、こんな時間に‥

となれば習い性でお風呂掃除ですね(大笑)。おっとその前に朝湯をいただいたことはいうまでもありません。湯を汲んで頭からかけるかける!はふー気持ちいい。ちなみにおしんこどんは駒の湯(女性浴室)の浴槽初清掃だったのですが、さすがの主婦系掃除具合でありました。



そんなわけで湯溜めを開始、営業準備完了です。ただ、この切り株の湯口はこれで見納めとなりました。もともと駒の湯の源泉に硫化水素臭があることは「車を下りれば誰でもわかる」当然の助動詞系でおわかりかと思います。もちろん保健所の検査をクリアして日帰り営業を再開した駒の湯温泉ではありますが、GW後のどこかで硫化水素ガス濃度規制強化への対策として「強制排気対応系」の湯口にするのだそうです。

現在の湯口は被災前のお風呂のそれをできるだけそのままにと設置されたものだそうですが、ご主人は「福島の高湯温泉を参考にした強制排気方式を試してみたい」ということです。うまくいくといいなぁ(ガス濃度を下げられればと)。

なおこのページをタイプしている2017/5/29現在、ガス対策に伴う湯口部改良工事が完了!以前に比べても厳しくなったガス濃度基準をクリアしたようです(情報ソースはこちら=公式ブログ)。正式な計測はまだのようですが、管轄の公的機関も親身の対応らしいので、これで正式にOKが出るのだろうと期待しています。

さて話を戻しましょう。このあとおしんこどんはガーデニング作業に邁進しておりました。被災したことで現駒の湯温泉の表土は決して地味豊かではありません(ただの山土です)。そんなわけでミニガーデンには園芸用土を入れましたが‥本当はそういう土を入れると「その養分に頼った植物以外は育たない」と思っているんですけれどね。でも何とか頑張ってほしいものです。

ただ、そもそもブナやナラやトチノキなどの広葉樹は表層の(薄い)腐葉土帯を除けば貧栄養たる山土や岩盤に根を伸ばしているわけですから、ここでの植林そのものに大きな問題はないと考えます。ただしそれらが「一次林」としてうまく育つかどうかはわかりません(北海道などでも目論見が大ハズレでカンバ系の林になりつつあるようですし=こちら)。でも日本の場合いつかは地域の気候その他の状況に応じた「極相林」になるはずですから、われわれがこの世を去ってから数十年数百年ののちには必ずや何らかの森になることでしょう‥。



さてお昼ごはん!お蕎麦はもちろん十割蕎麦でおいしいのですが、そのあと出発前にいただいた「耕英イチゴのスムージー」(まだ試作非売品)、これは絶品!(右上画像マウスオンで拡大)。屋外に飲み物の自動販売機が設置される方向と聞きましたので、「自販機@一般的な湯上がり水分補給飲み物=一般的な料金、食堂での飲み物@厳選系こだわり飲み物=ややお高めであっても美味しい!」という棲み分けもできるかなと思ったりします。耕英地区は震災前からイチゴの産地ですから地産地消産品でもありますし。

お蕎麦の注文が立て込んでいるときとかは難しいかもしれませんが、これはイイ!です。ただし現在(2017/6)のところ飲み物メニューにはありませんので念のため(地元農家さんと話を詰める必要があるようです)。ましてや右上画像のようなドーナツが添えられることなどはありませんのでさらに念のため(この時は差し入れの品を添えてくださいました)。

でもしかし、この日は東鳴子での宿泊&焼肉宴会なので(もう定番行動以外のナニモノでもない)、お昼ごはんをいただいたあとで出発しましたわけです。次回はいつ来られるかなぁ(2017お盆は微妙なのですよ)。



そんなわけで右上画像のように定点観測地?たる阿部旅館屋上に移動してきました(右上画像マウスオン)。宴会仲間(今朝キャンプで一緒だったメンバー)は早くも夕食会場の8,000,000,000,000に移動している様子(笑)。でもまだ予約時間よりも早いじゃないですか?というわけで‥





しっかり入浴行動を完遂(みんな待ってるのにねー)。あ、「どうせ焼肉の煙でいぶされるんだから、帰着後にきっちりと入浴する方が合理的なんじゃないの?」という貴重なご意見には残念ながら一切耳を傾けないことにしております(苦笑)。



そんなわけでテクテクテクと歩き出し、江合川の流れに心を清めつつ、



そういや一度だけ列車で来たこともあったよなー、あれもよかったなぁと思いつつ八兆到着です。

そういえばこちらの八兆さんですが、TBC東北放送ラジオ限定とはいえ、2017/5半ばに「聖地認定」されていたみたいですね(笑)。




というわけで遅れましたが乾杯!そしてお肉をメインとしながらも、やはりマスターの「海鮮商法」の餌食となりました(笑)。いや焼きホヤは好きなんでいいんですが、このあと某お魚が出てきたところでギブアップ。近くにおられた某温泉ファンの方々に「御謹呈」いたしました(笑)。喜んでくださったのでよしとしましょう♪



さらには「アヤシイお酒軍団」も続々登場!メンバー内に「これ結構いいなぁ」という声が上がりました。おしんこどんには高麗人参ドリンクが配給されましたが、味見させてもらうと、人参の現物が入っている割には味にインパクトがなかったなぁ(それほど高い品ではなかったようなのでそんなものかと)。



少し遅くなった頃、何と常連さんから「新鮮海鮮物の搬入」が行われました!本日釣りで上げた高級魚クロソイだそうです!たぶんこの翌日以降のお客さんに提供されたものと思われます(笑)。もしかして「海鮮八兆」の仕入れはこういう常連さんルートがメインなのか?(さすがにそれはないか)。

で、最期にはホンノビス貝が出てきました。もう皆さんお腹いっぱいだしということでわれわれ夫婦がいただきましたが、もしかしてこれは東京湾産?(外来種ですが三陸界隈で採れたとは思えない)。

というわけで本日もお腹いっぱいにいただいたところで宿に戻って就寝行動でーす(お風呂にも入りましたが、お酒を飲んだあとの入浴は十分に気をつけましょうね=自戒)。



そんなわけで翌朝あらためて朝湯でしゃっきりします。さーてあとは千葉まで帰るだけなのですが、いつもながら遠いよなぁ。でもナビをセットしてみたら、駒の湯から帰るよりも1時間くらい早い4時間半と出たので、あとは渋滞がないことを祈るばかりです(特に事故渋滞は勘弁)。



阿部旅館の常連さんによる引き継ぎ条項化している「朝の定点撮影」も終え(笑)、いよいよ出発!と思いきや、すぐに停車です(右上画像マウスオン)。おみやげを買わなきゃね。

さてそんなわけで本当に出発したわけですが、朝ごはんは前日のうちに買っておいたコンビニサンドイッチだけ。となればどこかでお昼ごはんをナニしなければなりません。でも高速道路の軽食 or レストランというのももどうだかなぁとあまり気が進まなかったところ仙台北部道路-東部道路と進んだところで‥





というわけで高速を下り、9日ぶりに再び浜やさいかい市場店へ。GW最終日とはいえ開店時間直後ということもあり先客さんはひと組だけ。もちろん赤貝丼は頼めないので(2017シーズンは予約制)、人気ナンバーワンだという海鮮ちらし丼を注文です。



と、おしんこどん、GW初日と同じく浪の音飲み比べセットですかそうですか(羨)。ちなみにこの海鮮ちらし丼にもしっかり閖上の赤貝が載ってますのでコスパ的にもお勧めです!



そんなわけでこのあと名取中央IC(ETC専用)から常磐道に乗りました(2017/3に設置されたICなのでTakema車のカーナビは認識せず、スマホのナビに頼りました=カーナビのデータ、無料で更新できるんだからそろそろやらなきゃ)。結局、渋滞も一切ないまま千葉まで一気に帰着した次第です(あ、休憩は2回しましたよ)。

そんなわけで2017GWはかなりいろいろ楽しみました。駒の湯さんにはしばらく行かれませんが、新しくなった湯口のカバーも早く見てみたいなぁ。以上で2017GW編終了!‥あ、そういえばというわけでおまけ編に続きます。

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