- 2019GW旅行記(8) 小坂から八幡平経由で駒の湯へ、そのあといつものキャンプ -



毎度のことながら駒の湯温泉のお手伝いにやってきました。

(2019年4月26日夜-5月6日 その8)

さて明けて翌朝は「令和」の世になっていたわけでして、まずは令和初の車内放送からスタートというわけです。



あけましておめでとうございます(!)、令和元年初日の5/1です。ポツポツと雨は降っていましたが、そのおかげでしっとりとした空気の朝でありました。気温は低めですが何とか半袖でOK、実は今回上着を忘れてしまい、この日の午後ユニクロで羽織るものを買いましたっけ(苦笑)。



待合室というか休憩所に新聞が届いていたのでパチリ。一面はもちろん「令和」にきまってますね。それにしても「令和」がこれほどまでに好意的に受けいれられたのは、もちろん新元号の響きそのものの良さもあるのでしょうが、「譲位」=どなたの不幸によるものでもないというところも大きいと思います。「平成」は「日本全体が喪に服したタイミング」での元号発表でしたからね。もっとも自分はその当日八方尾根でスキーをしていた記憶がありますが(笑)。



A個室に戻りましたが寝具撤収のためです。さてそろそろ朝ごはんをば。



はい、朝ごはんは大館は花善の鶏めし弁当です(事前に予約していました)。包装紙は特別の「ブルトレあけぼの」バージョンですが、記念に取っておいたつもりなんですがソッコーで見当たらなくなりましたっけ(苦笑)。



車掌さんといっしょに記念写真を撮ったうえで、このあとはDさんの計らいで「バックヤード」を見学させてもらえることになりました(ありがたい‥)。



ただしあまり詳しくは書けないので写真はこれだけ。平成11年にはまだ走っていたんですよね。



このあとは小坂をあとにして(Dさんありがとうございました)、時間節約のために高速に乗って鹿角八幡平へ。この日の目的地はページトップ画像の通り駒の湯温泉なのですが、せっかくなので八幡平のどこかの温泉に入っていこうという算段なのです。しかし、志張温泉も銭川温泉も‥通過。そう、せっかくなので硫黄チャージをねというわけなのです。



さて、やってきたのは蒸の湯温泉。ちょうど立ち寄り入浴タイム開始の時間となり、われわれと同じ目的の方々が数名受付に向かいました。さすがにGWだしなぁ。

と、しかし、皆さん外の露天風呂方面に向かっていくではありませんか!となればわれわれは内風呂を目指すに如(し)くはなし!





しかし、何だかずいぶんに温い感じだったのは意外でした。雪解け水の関係でしょうかね?このあと脱衣場で服を着ていたら次のお客さんがやってきました。さて、続いては館内の露天風呂なのですが、こっちはさすがに無理だよなと思っていたのに‥





ちなみに露天湯は濁りが強かったのですが、何でも普段はここまで濁っていることは少ないのだとか。よしよし。

というわけで硫黄臭(硫化水素臭)を身に纏い(もっともこのあと向かう駒の湯温泉も硫化水素系なんですけれどね)、いざ八幡平頂上に向かって上がっていきます。すると‥







とはいえ、下るに従ってガスも取れ、もちろん残雪の量も少なくなっていきました。そういえば、途中にあった「松尾八幡平地熱発電所」、以前はなかったし設備も真新しいなぁと思っていたら、何と今年(2019年1月)に稼働したばかりだったんですね。

さて下界に降りてきたところでお昼ごはんです。もう11:00を回っていたので、「人より先んずればすなわちお昼ごはんを制する」大作戦を実行すべきタイミングとなっているのです!



というわけで「レストランこかげ」に11:20にチェックイン!すでにそこそこの数のお客さんが着席していましたがまだテーブルは空いていましてよしよし。というわけで自分は「ナム・プラック・パオ」(タイ風焼きめし、なぜかうどん付き)を注文。うんおいしかった。おしんこどんは「カシミール風ブラックカレー」だったかな(右上画像マウスオン)。

食べ終わった頃には、当然ながら席待ちのグループがお店の外まで並んで待っている状況でした。それにしてもお店サイドからするとこの10連休ってある意味「地獄の10日間ロード」だったのでしょうね。こちらのお店に限った話ではありませんが、本当にお疲れさまでした‥。

さてこのあとは一関のユニクロで軽く羽織れる薄手パーカーとか、なぜか通勤用の下着シャツなどを買い込んだ上で駒の湯温泉へと向かいます。



うわ、行者滝の桜も終わりかけてました。今年は桜のシーズンが早かったのね。



下から上がってくると交通標識にしっかりと「駒の湯」と書かれているので問題ないのですが、いわかがみ平から下ってくると分岐がわかりにくかったのです。しかし今回確認してみたらしっかり看板が設置されておりました。うんうん、これで山帰り&観光の方々にもわかりやすくなったはず!





このあと5月下旬に開催したTakemaオフキャンプでは「ニセ番頭」の異名をいただきましたが、以前駒の湯ご主人である菅原さんご本人から「Takemaさんは駒の湯の番頭だね」と直接言われたこともありますから、少なくとも「ニセ」ではありません。【公認】ですよ!(笑)。

さて、でもこの日の到着は15:30頃でしたんで「お客さんの大波」はすでに去っておりました。したがって番頭の出番はほぼなかったのでありますが、その一方で気合いを入れはじめた約1名がおりました。それはもちろんおしんこどん。







実は今回、千葉の自宅から大量にプランターその他を積んでここ駒の湯さんに植物を持ってきていました。その中には「すでに千葉で咲いてしまった(左上画像のシバザクラのような)ものも多かったわけですが、そもそも一年草を植えてもしょうがないわけで(タネで増える場合は別)、長い目でガーデンを見ていくことにいたしましょう。



大きな石を掘り起こして新たなガーデン用地を造成中。そして‥







というわけでこの日は終了。何だかTakemaは大した仕事もしていなかった気もしますがご夫妻とともにカンパーイ!



かくして翌朝は当然お風呂掃除から始めます。いつも書いていることですが、駒の湯の温泉は透明とはいえ成分が析出しやすいので毎日のお風呂掃除が欠かせません。われわれはお手伝いに行くときだけですが、毎日のこととなると‥頭が下がります。

ちなみにこの日の湯口温度は37.5度でした。まさに不感温度ですからいつまでも入っていられます。もっとも、そのために湯浴みのお客さんの回転がゆっくりになってしまうわけで、のんびりと浸かっていただきたいのですが‥繁忙期には悩ましいところですこの日も「お湯待ち」のお客さんが男女とも出てしまいましたが、食事(おそば&鯨カレー)を先にしてもらうなどして何とか切り抜けました。

また、Takemaのお知り合いの方も複数お見えになり、特にTさんには「ガーデン用土」「パンジーの苗」などをホームセンターで買ってきてもらうという、まことに失礼なお願いまでしてしまいましたが、快く引き受けて下さりありがとうございましたぁ!(しかもお願いした量より多く買ってきてくださいました)。

さらに、「ところで、あなたはTakemaさんですか?サイト、拝見していますよ」という、拙サイトの読者の方もこれまた複数おられて有り難いことでありました。最近は更新スピードが遅くなってますが(このページを作っているのはGWからひと月半後の6月中下旬だったりします)、マイペースで続けていくのでよろしくお願いいたします。



おやつタイムにお昼ごはんタイム、お客さん来訪の隙を突いてぱくぱく。

そして明けての翌日も朝のお風呂掃除等から始めます。ただ、この日は午後2時を目途に出発しなければならないので最後まではいられません。実質1日半だけのお手伝いで申しわけありませんです。

駒の湯ご夫妻が案内に調理にとお忙しい中、何と!おそばの薬味であるネギの在庫が心細くなってきたようで、急遽Takemaが買い出しに行ってくることに。まだGW終了まで何日もありますからね。で、山を下っていくと‥





まさに春真っ盛りというところです。里では田植えも行われていて、いろんなものが一気に動き始めた感じ。やはり東北の春は関東よりも駆け足系ですね。

ネギを購入して戻ったら,ご主人が「何だかいつもより立派だなぁ」と。聞けば、普段は営業終了後に買いに行くしかなく、そのためいいネギはすでに売れちゃっているということになるそうで、この日は営業開始直後にTakemaが「吟味」して選んできたので‥というわけです。うん、お役に立てて何よりです。



さてしかし、名残り惜しいですがそろそろ出発しなくてはなりません。このあとは例年通り秋田のじゅんさい沼キャンプ場へと向かうのですが、峠道のR398はこの時期夜間閉鎖(17:00-)となりますから、この日の夕食の買い出し時間も考えれば、やはり14:00くらいには出発しておくべきかと考えたわけです。

というわけでご夫妻にお礼とお詫び(ちょっとしか手伝えなかったので)を申し上げ、いざ出発となりました。あ、そうだ。




(いやまぁ、どうでもいいことなんですけれどね)

さて花山までは文字経由の市道経由で進むこととしました。だってさ、これが見たかったんだもん。





雄大な&この時期ならではの景色は県道経由だと見ることが出来ないんですよね。道は細くてくねくねしていますが、この景色を拝めるだけでも通る価値ありです。

このあとは花山経由で秋田側へと向かいます。



湯浜峠からは別角度からの栗駒山を遠望できます。

それにしても、これだけこの界隈に来ているにもかかわらず、まだ頂上まで登ったことがないというていたらく。そろそろ登らなくちゃね。ホントは6月くらいに登りたいんだけれどなぁ(休みが‥)。



R398、GW前に開通はしていますが片側交互通行区間がかなり多いです。

そんなわけで、16:00ころいつものスーパー「よねや稲川店」に到着です(右上画像マウスオン)。ここで夕食の買い出しをして、いざじゅんさい沼キャンプ場へと向かいます。しかし、GWにここのスーパーに立ち寄るようになってからもう19年になるんですね。ここでドリアンを購入して、今はなき木地山キャンプ場に持ち込んだことを思い出します(笑)。



こちらも花盛りです。あ、さすがに「あきたこまち」推しですね(笑)。

キャンプ場に到着すると、宴会テントには人の気配がありません。どうやらお風呂に行っているみたいなので、とりあえずテントを立ててから我々も‥それにしてもびっくりしたのが、



さて、テント設営中におとう他の皆さんが帰ってきましたんでご挨拶。なお今回じゅんさい沼でお会いした方々とは、3週間後のTakemaオフで再びお会いすることとなりました(笑)。

さてそんなわけでお風呂にいってきましょう。いつもの「山の湯っこ」‥え、施設名称が変わったのですか!







ということは経営が変わったのか、となると従業員さんも‥と思ったのですが、おばあちゃんも息子さん?もこれまで通りおられたので安心。入浴料金は100円上がったかな?でも、何と宿泊(素泊まり)が復活していてびっくり。お仲間が「いくらなのか」聞いたそうでしたが、その方から伺った料金は記憶の彼方に吹っ飛んでしまいました(苦笑)。でもまぁ場所を考えれば高くはないはずでしょう。一度泊まってみるのもいい?



お風呂も以前と変わりなく、もちろん「屈指のヌルヌル」も今までと同じです。ちなみにこの日は大きい浴槽のほうが熱くて「45.0度」、小さい方は「41.7度」でした(実測)。



キャンプ場に戻り、ビールで乾杯です(皆さんはもうすでに飲んでましたんで)。そのあとは駒の湯でTさんからいただいたお酒を「ウマウマー」といただきましたよ。あ、



皆さまのご期待通り、この日の夕ごはんはお寿司でありました(笑)。

さてそんなわけでキャンプの夜は更けていきました。明日はどこに行こうかな、遠いけれどやっぱりあそこか!

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