- 2020年末奈良帰省 その4 湯の山温泉タンノー後奈良帰省完遂!-
外観画像を撮影し忘れ、上記画像は公式サイトからお借りしています。
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(2020年12月28日-30日、2021年1月2日 その4)
新名神が開通し、湯の山温泉は直近の菰野ICからほんの一投足で到着できるようになり利便性超アップ!というか初訪問&宿泊なのですが(笑)。
「湯の山温泉ではここの湯使いがいい」という話を聞いていたこともあり、大きい施設なのはわかっていましたがあえて予約を入れた「グリーンホテル」。うん、満足度は高かったです。ただし到着時にはちょっとびっくり。というのも‥
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しかし荷物をまとめて歩いていくうちにその理由がわかりました。つまり「日帰り入浴客がすごく多いんだ‥」ということだったのです。お風呂セットを手に提げた方々が次々に館内を出入りしておりました。
これは「それだけお湯がいい」ということを意味するわけですが(湯の山温泉でかけ流しの湯使いをしているところは多くないようです。ちなみにこちらのお宿も全ての浴槽がかけ流しというわけではありません)、それと同時に‥
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まぁ蓼科温泉からあとはどこもうろうろしていないしというわけで、日帰り入浴時間(19:30退館)から数時間後に入り、真剣入浴は朝一番かなということに決めてまずはゆっくりです。
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ロビーの雰囲気は懐かし系。喫煙室の排気はかなり強力でよし。
(なお各部屋での喫煙は可能なようですが自分は吸いません)。
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部屋は二間続きで広くて快適。こちらのホテルではこのタイプの部屋が一番多いのだということです。なお2020/12現在、WiFiはロビー付近だけということなのですが、この時代ですから早晩部屋でのネット環境も改善されるのではないかとは思います。もっとも館内は広いし、コロナ禍で収支も悪化していることは間違いないですし、少し時間がかかるかも。お風呂エリアは後回しでいいですからね(笑)。
で、ちょっと改善したほうがいいのでは?というのが各階の自販機コーナーでありまして、われわれの階にあったそれには「カップラーメンとアルコール飲料」しかありませんでした。自分は飲んべえですが、「朝方の 水飲みたさに 酒を飲み」という諺(?)もあるじゃないですか、是非各コーナーにソフトドリンクの自販機も置いていただきたいものです(ヌードル系は1Fに集約すればいいかと)。
さて夕食会場へと向かいましょう。各テーブルは一定上の距離が取られていましたが、ぱっと見、「ん?宿泊客ってこれくらいしかいないの?」という感じでした(素泊まり客が多い宿でもなさそうですし)。そして翌朝のチェックアウト後に確認してみたら、あれだけ満々の車両で溢れていた駐車場はまぁ見事にガラガラだったのでありましたっけ。とてつもない日帰り利用客の数!
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少食夫婦ゆえ「お手軽懐石」という少なめプランだったのですが(しかも一部しか撮影していません=いつものように撮り忘れた)、先付けのカンパチのコリコリ感と平目のじんわり味わいにいきなりびっくりさせられました。ブリの焼き物(粕漬け)もまさに焼きたて熱々でお膳に載せていただけるし(天麩羅はもちろんのことですが、焼き物は各宿でしばしば「焼いたものを最初から置きっぱなし」という傾向があるように思います)。
鍋でボリューム感を出すわけでもなく、それぞれの料理をじっくり楽しめました。いや本当にこの夕食には満足満足。普段から食事会場を出るときには仲居さんなどに「美味しかったです、ごちそうさまでした」等の声を掛けることが多い自分ですが、この時は翌朝のチェックアウト時にも「こちらの食事、配膳のタイミングも含めて実によかったです」と申し上げたくらいです(レセプションの男性の顔がぐっとほころんでおりました)。もっともこの時期本来の「全館満室」におけるオペレーションだとなかなか難しいこともあるかも知れませんが。とにかく夫婦とも存分に満足した次第です。また泊まりに行こうかなぁと思わせるレベル。
さて夕ごはんのあとはしばしのんびり後‥行きますか、メインミッションたる「お風呂」へ!
なお撮影禁止だったかどうかの記憶はないのですが、この時は湯撮影のことをあまり考えず、「湯っくり浸かる、浸かればわかるさ」と考えていたので(何のこっちゃ)自前の撮影画像はまったくありません。ゆえに以下に示す「画像内ロゴ入り湯画像」はすべて公式サイトのものを借用しています(それぞれの画像をクリックすると公式サイトへのリンクが開きます)。
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長ーいスロープ通路を歩いていった先にようやくお風呂が。
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こちらの宿は現在3本の源泉を有しているようですが、うち2本は30度台前半と後半。となればもう1本に期待しますよね。ご安心あれ、3号泉の源泉温度は45.2度、しかも湧出量も他の2本を大きく引き離す「550L/min」と実に豊富なのです(他の2本を合わせても243L/min)。
ゆえにかけ流し浴槽がきちんと設定できるというわけです。ただしすべての浴槽が完全かけ流しというわけではありません(大浴槽はかけ流し&循環併用)。これだけの規模のお宿&浴槽面積ですからそれは仕方がないでしょう。それでもすごいなと思います。完全かけ流し浴槽を設置というのもありがたいです(源泉風呂」のほか、「癒やしの湯」もかけ流しだったかな?浴槽内から熱め湯の投入はあった気がしますが、源泉投入だったのか循環湯投入なのかはよく覚えていません)。
かけ湯をした上でまずは当然「源泉風呂」へ。43度後半程度の湯は浴感がすばらしい。泉質分類は「アルカリ性単純温泉」と味も素っ気もないのですが、しっかりとしたツル感があり(ツルツルまではいかず)、これはちょっと予想外の嬉しさ(下調べが甘いので結果オーライというわけです)。
ひすいの湯はジャグジー付きで落ち着かないので一瞬だけ浸かって癒しの湯へ。うん、ここもいいなぁ。湯花が舞っています。なおこの日の夜は雨が降り出していたので、なごみの湯はそこそこにして癒しの湯(屋根掛けあり)に一番長く浸かっていたかなと。
なおこの癒しの湯の近くには飲泉所があり、これもまた有り難い。仕上げには当然源泉風呂で産湯を使い(違)、湯の山温泉の湯(正確には「新湯の山温泉」ですが)をタンノーしました。湯の山温泉にかけ流し施設は少ないのでC/Pを考えてこちらにしたわけですが(他施設は高額料金)、こりゃ日帰りのお客さんがたくさん訪問するのもわかる気がします。宿泊する側としてはもう少し日帰り入浴時間を早めに切り上げてもらえると‥とも思いましたが、地元の方々の利用が多いですからそれも難しいでしょう(しょうがない)。なお2021/1から土日祝の日帰り料金は800円に値上げされたようです(平日は700円のまま)。
さて明けて朝食なのですがなぜか画像の記録もなく、自分の行動ながら実に不可解です。普段旅先では全食事画像を撮らないことなどないのに。まぁしょうがないということでチェックアウトです。いやもちろん朝湯もタンノーしましたよ。
このあともともとの計画では御在所ロープウェイで山上に登る予定だったのですが、この時点でしっかり雨。というか、この日から寒波襲来絵詞でこの界隈は雪になる予報も出ていたのです(結果的に予報は外れましたが)。まぁ雨の中上に登っても何も楽しくはないはずなので途中で断念して引き返しました。
この日の最終目的地は奈良のおしんこどん実家なのでもうさして遠くはありません。どうしようかなと思いつつ「万が一の可能性にすがりつつ」かの地を目指してみます!が‥
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ええっと、この地域の拠点病院たる小山田記念温泉病院、この施設の一角には一般に開放されている温泉施設があるということだったのですが‥長期休業、当然ですね。病院の付属施設の特養ホームとかも面会不可の掲示がある中、病院本棟とは別棟とはいえ同じ敷地内にある温泉施設が外来に開放されているはずは‥いや、その一縷の可能性を辿ってみたわけですが‥。ハイ、わかりました、これできっぱりと湯に別れを告げて奈良に向かえます!(近隣の別湯には向かいませんでした=潔い)。
そんなこんなでおしんこどん実家に到着。以前は仙台から、いや苫小牧からフェリーに乗って帰省したこともありましたし、ひどい時には成田-バンコク-ミャンマー-バンコク-関空経由で「帰省」したこともありましたが(それを「帰省」というかどうかは各人のご判断にお任せするとして)、とにかく到着。
おしんこどん母も加わり買い出しついでのお昼ごはんは、はい「餃子の王将」です。今やTakema地元にも同チェーンの店舗はありますが、案外店舗によってそこそこ味が違うのですよね(緩いフランチャイズっぽい。大阪王将はもっと違う感じ。関係ないですがそれ系のキングはあの「うまい|ラーメンショップ|うまい」なのではないかと)。
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他にも頼みましたが、まぁここではこれくらいでいいでしょう。
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というわけで12/30に帰省完了。このあとは一度だけ必要な買い出しに出ただけで、あとはひたすら実家で過ごしました。
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でも今年は他の親族は来ず(来られず)、静かなお正月となりました。ただ例年だと1/1の夜遅くに出発しての深夜行軍となるところが、今年は1/2の午前発としたことにより、元旦の夜もゆっくりお酒をいただけたというところがいつもと違うところではありましたが(嬉)。
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家の窓から眺める月の出。十六夜(いざよい)くらいだったかな。
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さてしかし、いつもよりのんびり出発とはいえ、例年であれば一番混む日の真っ昼間の移動ですからどうなることやらというところではあります。ところがいざ出発してみると、名阪国道は問題なし(普段より交通量少)、悪名高き東名阪は亀山IC進入時点では四日市界隈で7-8kmの渋滞ということでしたが、そこまで進んだときには渋滞解消済み!
伊勢湾岸も流れはよく、新東名も実に順調に進むことが出来よしよし。途中清水PAで休憩しましたが、駐車スペースへの待ち時間はありませんでした。
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ハイそんなわけはありませんね、楽あれば苦あり、2020年末の帰省を控えた方々にとっては「このまま順調にいってなるものかぐぬぬ!」というお気持ちになってもしかるべきかと存じます。
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右上画像のナビ画面によると、「現在時刻15:49、目的地到着予想時刻18:59、距離120km」。ということは、
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いやこれは数字のマジックというか、かえって40km/h弱で走れたら楽なんですけれど、もう事故*2エリアは全然動かなくてねぇ。ちなみに最初の事故は単独だったのかな、軽のSUVが中央車線を塞いでおりました。運転手は無事なようで車外にいましたが、何となく見た感じではタイヤのバーストだったんじゃないかな?とすればこの時期ならではの事故という感じでもあります。「普段から」チェックしなきゃねタイヤ圧。
さてとりあえず流れましたが、この先厚木付近でこれまたゴーカイな渋滞のようなので(悲)、中井PAで夕ごはんとします。こんな所で夕ごはんにはしたくなかったんですがまぁしょうがない。
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中井PA上りのお蕎麦はそう悪くもなかったです。というか一般的な駅の立ち食い蕎麦に比べて蕎麦の歯ごたえや(下茹でしていない)揚げたてアツアツ海老天等、確かに比較にならないレベルではあります(お店もそれを売りにしていたようでしたし)。ただしお値段も「別格」です(苦笑)。PAの食事処もレベルは上がってきてはいますが、ただ左上の天麩羅蕎麦についてはさらに付加価値を付けられそうな気もします(個人的見解)。
さて右上画像からするとそう長くもないように見える渋滞長ですが、こっちのほうが気分的には堪えました。実際のところ「ここから」の場所の渋滞にハマっているうちに厚木界隈の渋滞はさらに伸び、この先の掲示では東京ICまでの時間は「3時間以上」になった記憶があります。ええっと、普段の帰省における「深夜特急」では、奈良から千葉の自宅まで休憩を含めても6-6.5時間なんですけれどねぇ‥(500kmちょい)。
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いや、もうこれ以上うだうだ言いますまい、無事に帰ってきたことをよしとしましょう。
なお帰省完了後本日(2/13)に至るまで、おしんこどん母およびわれわれ夫婦にはコロナ感染の徴候すらありませんのでご安心ください。また、この帰省完了後は「千葉から一歩も出ていない」Takemaです。もっとミクロにいえば、
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一応忍耐の日々を続けております(笑)。以上、年末年始帰省編まで。
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