久留里駅前での水汲みも欠かせません。

(2022年5月27日)

土曜日が出勤日になり、「週末のお泊まりお出かけ」がなかなかできなくなって何年か経ちます(勤務形態が平日シフト休に変わったため)。それに加えてコロナ禍によりお出かけ自体が激減したのですが(そのかわり時折「大お出かけ」をしています。あ、これは昔からか)、まぁ月イチくらいでちょこっとは出ていますかね。

というわけで平日お休みの金曜日に近場で湯っくりしてきました。行き先はタイトル通り亀山温泉(千葉県君津市)。Takemaが住む市川市は千葉県の中でも西の端っこですが(都県境まで直線距離で2kmくらい)、それでも高速を使えば1時間半くらいで到着できるので、出発はゆっくりと10:30頃

途中上画像のように久留里の湧水を2箱24L汲みましたよ。久留里、あちこちに湧水汲み場があるのですが車を駐められる場所が限られているのでいつも駅前のここ(水汲み広場)だなぁ。ちなみにここ久留里の湧水は公式サイト(内のPDFファイル)にも「その場で飲める」との記載があるように要煮沸ではない銘水、定期的に水質検査もなされているようです(こちら)。

「ん?でも左上画像に何やら注意書きの貼り紙があるではないか!」とお気づきのあなた!チェックが厳しい!(笑)。しかしこの貼り紙は「水質に関する注意書き」ではなく、そのタイトルはといえば、


(名水の水割りとかやってたのかな?)

でありました(コロナ関連ですね)。以前はすぐ脇にテーブルもありましたから、そういう人たちもいたのでしょう(隣が久留里駅ですから、列車待ちの方々かも)。



さて亀山温泉ホテルに到着です。途中産直市場にも立ち寄ったりしたので到着は13:10ころだったでしょうか。こちらのランチ営業は14:00までということで、先にお昼ごはんといたしましょう。ええ、こちらで食べると入浴料が半額(1000円→500円)になるものですから!そしてもちろん、こちらのランチ、美味しいですし!



こちらの会場でいただきます。以前は窓際席の開放はなかったような?

なおこちら亀山温泉ホテルのランチですが、メニューがバラエティに富んでいるわけではありません。またラーメンとかそばとかはありません。こだわっているのは地産地消のようで、君津地区がタマゴ及び鶏肉の主要な生産地であることもあり(大需要地である東京にアクアライン経由で激近ですからね)、



「えぇ?親子丼なの?」と驚くなかれ、かなりこだわって提供なさっているようですよ(詳しくはこちら)。前には「贅沢三昧プレミアムセット」を2人で分け分けしましたが、美味しいにもかかわらず食べきれなくて一部お持ち帰りにしましたっけ。実は今回も少しお持ち帰りした少食夫婦です。

なお、他にも「かずさ和牛A5ランクの寿喜焼き丼」「かずさ和牛A5ランクの寿喜焼き丼」などのメニューがあり、また時期限定で「木更津サーモン丼」(完全陸上養殖サーモン)などが提供されたりします。





ちなみに親子丼は「プレーン・トマト風味・カレー風味」と3種から選べ、また普通サイズ(1000円)とミニサイズ(800円)を選ぶことができます。今回Takemaはトマト風味のミニサイズ(左上画像)を注文しましたが、サラダもなかなかのこだわり&盛りっぷりです(ドレッシングは4種類あります)。これで800円なら十分ですし、それだけでなく‥


(上にも書きましたが)

とすれば自分の場合、ミニ丼800円+入浴料500円を合わせて1300円!これって東京から激近の房総地区においては実にC/Pが高いじゃないですか!(ま、それを狙って来たわけなんですが)。

というわけで美味しくごちそうさま。さて、ではでは続いてお風呂です。この日は平日ということもあり館内にお客さんも少なかったので期待はしていたのですが‥





この泡を「良し」と取るか「何だか嫌」と取るかは人それぞれかと思いますが、わたしは間違いなく「ヨッシャー」派です。この大浴槽は確かに加温循環湯ですが、ご覧のように岩から源泉を落とし入れるタイプなので泡が発生するのは当然ですし、これだけの泡が生じるまでにはかなりの時間がかかった=しばらく誰も入っていなかったはずですから湯汚れもほとんどないはずですし、またそもそもこちらの浴室ではこれまで消毒臭(塩素臭)を感じたこと自体がありませんでしたよ。



ちなみに、自分が浸かっただけでかなりの泡が「消失」しましたよ。

お湯はモール泉ならではの茶色安定、炭酸水素泉由来のツル感もとてもいいです。こちらの温泉に来る機会が多いのも「このお湯だから」というのが一番大きいかなと(その意味で、同じような泉質の曽呂温泉が廃業してしまったのはかなり残念でした)。

そしてそれだけではありません!男湯限定なのですが‥



こちらには非加温かけ流し浴槽も設置されています!源泉温度は26.2度ということで、加温浴槽と源泉浴槽の交互浴が楽しめるというわけです。うん、これは特に春から秋の時期は捨てがたい!大浴槽も湯口から離れるにつれて「やや熱め-ややぬるめ」という感じで好みの湯温の場所に浸かれるのですが、それとは別に「源泉でクールダウン」ができるのは実に素晴らしい魅力です。

ただ、今のところこの日加温かけ流し浴槽は男湯と貸切風呂にしかなく、女湯にはないようです。おしんこどんは交互浴が大好きなんだけれどなぁ。是非女湯にも何とかしていただけないでしょうか亀山温泉ホテルさん!(懇願)。



さて湯上がりにはテラスでクールダウンです。ん?何だかいろいろと設備が増えているんですが?このカヤックには何と源泉が投入されていて「足湯」となっていました。ちょっと丸太椅子からだと距離が微妙な気もしましたが(もう少し椅子が低いと無理なく足を浸けられそうな気がします)。





右上画像のグランピング宿泊については個人的に全然興味がないので語りませんが(58年超生きてきたうちの2年くらいはテントで寝起きしてきたので)、この左上画像「TOKI NO YU(兎亀乃湯)」は気になりました。この時は閉鎖されていたのですが、実は露天風呂のようです。しかも源泉かけ流し浴槽付きの!

ただしコロナ禍の現在は日帰り利用不可なのは仕方がないとして、宿泊利用でも追加料金はそこそこお高い(それこそ首都圏的に)んですよね。自分は建物内の半露天風呂(60分3000円)でいいかなぁと思う次第です。

さてそんなわけで湯上がり後自宅までは2時間もかからずでした(京葉道路が少し混んでましたが)。亀山温泉ホテル、またおじゃましますよ。なおこの君津界隈にはそこそこ自噴湯が出ているようで(ただし冷鉱泉)、少し巡ってみるのも面白いかもしれないなぁと(別の界隈の硫黄泉も気になりますが)。ではでは。

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