(何のこっちゃ。)

- その1 新たにできていた露天風呂をいただく -



(2024年7月上旬 その1)

タイトルの通りです(笑)。今月になりアラ還から「マジ還」へと昇華?衰微?したTakemaであります。で、実はそのことと上の温泉画像とはまったく関係がないのですが、たまたま単発のお出かけでちょっとゼータクしたので、あとのひっそりディナーとひっくるめて1コンテンツとして紹介することにしました(無理矢理)。とりあえずは温泉編から。

ここ数年というもの土曜出勤がマストとなり、土日を使ったお出かけができないので長期の休み以外は日帰りが基本となり、ゆえに千葉県内で行動を完結させるパターンが普通になりました。いや、昔は「日帰りで山形往復」とかやってたんですけれどね。まぁ還暦ですから(微笑)。



まずはいつものようにJR久留里駅前で水汲みです。久留里の湧水は千葉県唯一の「名水百選」に選定されており、地域内にはあちこちに湧水汲み場があります。ただその多くには車を駐める場所がないので、汲むとなればどうしても駅前のここになってしまうというわけです(まぁこれは仕方ない)。常時流されている汲み口は6つあるのでそれほど待つことはありません(この時は上画像の通り待ち時間ゼロでした)。というわけで24Lを汲んでこの場は終了。



そういえばお隣に石造りの立派な蔵があるのは知っていましたが、よくよく見ると地域の各酒蔵が共同運営する「酒ミュージアム」なのでありました。有料の試飲飲み比べなどもあるようでしたがさすがにそれはパスし、とりあえず某蔵の大吟醸を1本購入して後々のお楽しみということに。



亀山温泉ホテルには少し早めに到着したので(日帰り入浴は11:30から)、対岸の園地で少々時間をつぶし、よし時間だということでお宿へと向かいます。この日は「露天風呂」の予約をしていたのですが、どうやら予約ノートに記入されていなかったみたい?受け付けてはもらえましたが、急いで準備が行われたようでした(笑)。



テラス園地にはしばらく前からこのような球体の施設が設置されていました。最初はグランピング用なのかなと思っていたのですがそれにしては小さいし‥。実は、露天風呂用の更衣室&パウダールームだったのでありました。



広角撮影だと広く見えますが、実際は左上画像マウスオーバー
で出てくる程度の広さです。そこから長い通路を下っていくと‥。






このお風呂はできたのもここ数年のことなのですが、若旦那氏は「貸し切り風呂は造ったけれど、やはり露天風呂もほしい!」ということでようやく「かねての念願」を成就させたということのようです。

ただ、さすがにスペースの関係で細長い造り、両側が高い板壁となってしまっています。でもこれらは仕方ないかな。展望は亀山湖なのですが手前の防水シートがイマイチなので、これは改善してほしいところです。天然芝は防災上難しくても、現状に「天然風人工芝」を上から貼り付けるだけで見栄えはだいぶ違うのではないでしょうかね。お気に入りの温泉だけに、是非ここは手を入れてほしいなぁ。



まず「奥の湯」は大浴場と同じ加温湯です。ご覧の通りウーロン茶系の色つきで、浴感もツルツル感あり。浴槽が小さい分湯温はそこそこ高めでした。大浴場と同じ加温湯の投入だと(特に夏場は)ちょっとキビシイのかなと。あ、関係ないですが、まだ左足首骨折の影響が残り左右の足の太さが全然違ってますね(笑)。



続いては「手前の湯」ですが、こちらは加温なしの源泉風呂です。しかも色合いが男性大浴場の源泉風呂とも違う?やや黄土色味のある濁り湯です。

こちらの源泉は常時投入というわけではなく、左上画像の通り手押しポンプにより適宜投入するという方式です。ということは浴槽内自体は溜め湯になっているというわけで、この日は一番湯だったということ、また加温前の源泉を大浴場とは別ルートで引っ張ってくることなどの理由により成分が析出していたのかもしれません。

ただ!いかんせん五右衛門風呂が小さすぎるのは否めないところです。いわゆる「屈葬」スタイルで何とか浸かれはしますが(縁起でもない1 笑)、大浴場の源泉風呂の「足を伸ばせる快適さ」にはさすがにかないません。もう少し大きい浴槽(伸展葬レベル 縁起でもない2)にしてほしかったなぁと。いや変な例えですみませんが(苦笑)。









湯上がり後はお昼ごはんをいただきます(入浴手続き時に注文済み=現在ランチは日曜日のみ営業のようです)。ここのメニューは親子丼が定番なのですが(そもそも君津市は鶏卵の一大産地です)、量はそこそこ多く、それはちょっと‥と思う人のために「ハーフ」も用意されています。そこで受付時にはそちらを注文した自分でしたが‥

しばしレセプション近くにて待機し、いざお風呂に向かおうとしたとき、Takemaは仲居さんが「メニュー看板から何かを剥がそうとしている」所作を見逃しませんでした!ん?剥がされたのは品切れだか売り切れだかを示す張り紙なんですけれど。そして、ん?ならばもしかして!



「大丈夫です」とのことでそちらに注文変更を申し出ることに。これってかずさアカデミアパーク由来の完全陸上養殖サーモン「おかそだち」のはずですが、こちらのレストランで一度食べたきりだったんですよね。というわけで変更完了!なおおしんこどんは「濃厚卵黄胡麻だれ鯛茶漬け定食」を注文しておりました。そして湯上がりには‥









というわけで美味しくいただきました。特に鯛茶漬けはサラサラといかれるのでいいかも。

さて今回の亀山温泉詣でレポートはここで終了です。貸し切り風呂や今回の露天風呂は別料金がかかるのでそこそこ「お高い」のですが、以前のように日帰りで栃木や群馬くらいまで遠出をすると、それだけ高速代もガス代もコストアップしていたわけで、県内移動のみで安くあげた分をお風呂のグレードアップや食事に回すのは十分ありかなと思うようになりつつあります。特に日帰りの場合はね(宿泊が絡むと話は変わります)。

さて話はがらりと変わりまして、タイトルにもあるようにTakemaも還暦を迎えてしまいました。この旅行記サイトを開設したのはまだ35歳の時だったんだけれどなぁ(実に遠い目)。というわけで「せっかくなのでディナーでも」ということで、その日の午後になって予約して(無計画)、自宅から歩いて行かれるお店に行ってきましたので自己満足的に画像を上げて終わりといたします。



誕生日ディナーということがわかるとシャンパンがサービスされました。



そしてもちろんフルボトルのワインも注文しました(当然)。



こちらのお店、実は「サイゼリア1号店」、すなわちサイゼリア発祥の地(現在は記念館となっている)の斜め前にあります。ただこの一帯は再開発の予定地となっており、あちらのお店も取り壊されることになっており、おそらくはこのお店も‥。




前菜は全リスト16種の中からそれぞれ3種*2を選べました。



冷製スープとサラダをいただき‥(パンもね)、







最後にデザート。真ん中画像の桃のシャーベット、果肉感がなかなかでよろしかったなぁ。おしんこどんのバスクチーズケーキはこちらのお店での人気メニューなのだとか。

夫婦そろって60年余も生きてきましたが、だからといって何を成したわけでもなくただ漫然のんべんだらりと‥いや、それでいいんだそれで(自己肯定)。まぁどこまで元気でいけるかは神のみぞ知るところですが、こちらのサイトもいかれるところまでは更新し続けるつもりです(あ、面倒なのでページのリニューアルはしないでしょう)。どうぞ細く長くでよろしくお願いいたします。

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