防波堤から下をのぞき込むと、こんなに沢山のお魚さん♪
「阿嘉島に3泊、多少退屈することもあるかもしれん」ということで、念のため釣り道具を持って行ったTakema夫婦(竿一本と簡易釣りセット)。テント撤収後しばしの時間を釣りタイムということにして楽しむことに。
餌は地元の商店で買ったサンマでしたが、あとから来た方が持参していたオキアミのほうが食いつきがぐっと良かったみたいです。さて、はじまりはじまりっと。
まずは簡易釣りセットでおしんこどんが挑戦開始っ!おしんこどん、やる気満々です。
そしたら‥ちゃんと釣れちゃいました。通称「クロ」、唐揚げにして食べることもあるようですが、基本的に「外道」扱いをされているようです。確かに水ん中を沢山泳いでましたなぁ。
続いてTakemaも竿付きのほうで同じクロちゃんを確保。でも針のサイズが小さいのか結構逃げられてばっかりでした。
続いておしんこどん、今度はちょっと色の派手ないい形のやつをゲット!しかし我々のあとから来た地元の方からご忠告をいただきました。いわく、
「その魚はすべてのヒレに毒があるから気を付けなさい。刺されると、腫れることはないけれど一晩中痛くて痛くて絶対に眠れないよ」
ひえぇ、そんな魚だったのかぁ!この人が来ないままうちら夫婦だけで釣っていたら、たぶん針外し係のTakemaはその夜ひどいことになっていたに違いありませんな。助かったぁ&ご助言ありがとうございましたぁ!
まだ跳ね回っている左写真のほうではヒレがほとんど見えないけれど、ご臨終後、身体の力が抜けるととげとげしいヒレがあらわに‥。あ〜危なかったぞ。
ちなみにこの魚(名前は忘れました)は地元の人も食べるようで、このあと民宿に持って帰って塩煮にしてもらいました。淡泊で美味しかったです。結局数時間埠頭の先っぽで楽しんでました。そんな中、次のような光景も。
我々が慶良間に行ったのは3月の末。ちょうど異動のシーズンでもあるわけで、実はこの日、阿嘉小学校の先生が異動でこの島を離れる日にあたっていたようです(前のページでも、座間味島の先生の送迎会のお知らせ画像があったと思います)。そして、まさにこのフェリーで先生が本島に戻って行かれるようですね。
何本もの紙テープがドンドンと延び、そして切れ始めてしまうと、子供達は一気に埠頭の先(我々が釣っている場所)まで走ってきて、そしてそこで最後の別れを先生に告げるのでした。仕方ないこととはいえ、やっぱり見ていると切ないなぁ。
というわけで、誰も見送ってはくれませんが、我々も翌日この島を離れることになります。そうそう、防波堤には小学生が学校の課題で描いたと思われるこんなペイントがあったぞ。