（このあたりで晴れたことがない！）
Fox ではパブでＤＢ飲みまくり、おかげで夜中に何度もトイレに行くたびに廊下の突起物にけつまずく（酔ってたわけじゃなくて毎回とも「ついうっかり」でした。）という愚かな行動をとったTakemaでしたが、朝の目覚めは順調。とりあえず Lake Matheson に行ってみるけれど、今日は山の上のほうはガスだし、空は高曇りだしってことで、よくポスターにあるような美しい景色は望むべくもなし。
そこで Franz Josef まで行くことにするが、この区間ってこんなにワインディングしてたっけ？と疑いたくなるほどの結構激しい道（ＮＺにしては）。でもまあこんなもんでしょって感じで適当に流して走る。Franz Josef の氷河もまあついでにってことで行ってみたのですが、この写真の氷河ウォーク、結構面白そうでしたよ。装備は貸してくれるはずですのでよろしければチャレンジして下さい。
氷河往復に結構時間がかかり、駐車場を出発したのは11:30頃。まあ今日は移動距離も200km以下だし全然構わない。ということで突然思い立って Okarito に立ち寄ってみることに。Okarito とは FJ からちょっと行ったところにある海辺の小さな町なのですが、そこにＹＨがあって「なぜそんなところに？」と思いつつ一度も行ったことのなかった場所なのです。何があるかもわからないし、どんな感じのところなのかも全く知らない。というわけで、国道６号を左折してしばらく行くと・・
いきなりこんな看板発見。そう、「Kiwi に注意」です。ＮＺに行かれたことのある方でも、こんな看板を見たことのある人はさぞかし少ないのでは？大体 Kiwi といっても、見られるのはいわゆる飼育室の中だけで、あとは Stewart 島とかくらいにしかほとんど残っていないと思っていたのですが、この看板には驚きました。看板の柱が新しいところを見ると、さては最近車で Kiwi はねたな。夜行性の鳥ゆえまさか今出てくることはないだろうけれど、なんだ知っていたら昨日 Okarito 泊まって、夜になったら観察にきたのに（どうせ見られないだろうけどね）。
さて、着いてみた Okarito はホントに何もないところ。家が数軒と、あとは海とラグーンのみ。子供達が四輪バギー乗って遊んでた。「たまにはこんなところに泊まるのも面白かったのになあ」と、安直に Fox 泊まりにしたことをちょっと悔やむ。ま、仕方ない。また来ればいいのだ。
さて、ここからは再びひたすらの北上であるが、景色は一気に単調になり、たまにある家を見ながら「買い出し大変だろうなあ」などと余計なことを考えたりしつつ快調に飛ばす。心配していた天気も何とかもっていて、この写真を撮った Harihari という場所では一部に青空も見え始めた。「よしよし！」と思いつつ牛乳とミンスパイの昼食。と、ここまでは全て順調だったのだが、このあと Ross を越えたあたりから雨となり、Hokitika ではどしゃ降りになり、One lane Bridge に鉄道線路も加わった橋の上では、濡れたレールの滑りやすさにびくびくしながら渡り（それでも一瞬ツルッときた）、なんとか本日の目的地 Greymouth へ。ここに来るといつも雨なんだよなあと思いつつ濡れものを乾かす、いつものTakemaの姿がそこにあったのだった。おまけにこの日は日曜日。それでもスーパーがこの時間ならまだ開いているという事実を聞き、急ぎブロッコリーを買いにどしゃ雨の中を（ほとんど役にたたない傘さして）走ったりして結構疲れたのだ。
「一気に
Kaikoura」 へ
「ＮＺバイクツーリング」