こういうのは大歓迎、けれど‥



ここはどこ?何よこの快適さって?

(2007年6月7日更新)

先日カナダから成田に帰国することのことです。航空会社のオーバーブッキングにより割り振られた席はといえば何とビジネス席でありました。過去にTakemaがビジネスクラスを利用したのはバンコクからブータンに向かうDruk Air航空だけでした。あの時は何かの手違いで予約されていた席が確保されておらず、仕方なく追加料金を払って乗り込んだんだよなぁ(ちなみにブータン到着後払い戻しを受けました。その時のてんまつはこちら)。

でもあの時は昼行便だったし、乗っている時間もそれほど長くなかったし、何よりも「これってグレードアップ席なの?」といぶかしく思ってしまうほどに正直言って「大したことはない」印象だったんですね(ちなみにTakemaの座った席は「ブータン国王が外遊の際に座る席」だったようですが)。もっとも今は機体も新しくなったようなので状況は様変わりしているかもしれませんが。

やっぱりビジネスに乗るなら長距離線でなくちゃ、しかももっとメジャー路線で大きな機体じゃないと意味がないよなあ、でも自分はこれまで上記ブータン航空(座席数が少ない)以外にオーバーブッキングによる美味しい思いってしたことないし、ま、夢のまた夢だよなぁと思っていたわけです。そしたら思いがけないタイミングで!

ちなみにこのオーバーブッキングの原因はといえば、コードシェア関係での読み違いのみならず、それより大きな原因として「機体が(やや座席数の少ないものに)変更された」ということにあったようです。われわれは大丈夫でしたが、可哀想だったのはルック○TBのツアーで来ていた十数人の団体さんで、もちろん予約を入れていたのにもかかわらず関空便に振り替えられてしまったようです。自宅が仙台の人もいたというし、大変だったろうなぁ(ま、急ぐ必要のない個人旅行だったらそれはそれで面白いだろうとも思いますが)。

話を戻しましょう。約10時間のビジネス席体験です。



ちなみにノートPCはオプションです、というかTakemaの私物です(笑)。電源もあるので安心。

「何これ?」って感じのひろーい席。いや席幅こそそれほど広くはないように感じましたが、足のはるか先の方に足載せ台が!「うーん、これは体形の大きいカナダ人仕様なのか?」と思いましたが、どうやらいろんなスイッチをいじると座席そのものが動いて「対岸の足載せ台に見事合体!」ということのようなのですね。うーんと、じゃ、どうやれば足先のひょっこりひょうたん島にたどり着くんだろ?しかしこれまた「慣れぬ素人にとっての難関」が待ち受けていたのでありました。



おーい、何だかいろいろありすぎてわからないよー。

慣れ親しんだエコノミーならボタン一つで思いのまま、いや違った「唯一の選択肢」をいじくれるんですが、いかんせん「複数の選択肢」に関しては全く勝手がわかりません。というわけでやたらめったらいじくっていくウチに「なるほどこれがこれかぁ!」と徐々に理解し、ようやくきちんとひょうたん島にも足が着岸できましたとさ。というか、うそだろフルフラットになっちゃうの?

そのうち夕ご飯タイムになりました。何よこれ、和食を頼んだら懐石料理じゃないのさ!ただしお味といえばバンクーバー積み込み便ということもあって微妙な点もありましたが(茶そばがだいぶイマイチとか)、何だかコースになっていてこれまたビックリ。



これまで、同じ機内でこんな優雅な時間が同時展開されているとは知りませんでした‥。

世の中こんなに格差があっていいのか?というような感じでしたわ。席ごとの液晶TVも結構大画面で「こ、これはコレハ」という感じだったんですが、しかし悲しいかな機内においてもPCで仕事を続けなければいけないTakemaだったのでありました(まさに「ビジネス席」というわけですね)。

で、仕事の方も一段落、いや違った「いよいよ眠さに勝てずに一寝入りしようか」と思ったころ。ふと時計を見ると何と成田到着予定時刻までもう3hを切っているではあーりませんか!うそ、この幸せ席の醍醐味をまだ全然味わってないぞ!というわけで着陸直前のベルト着用ライトがつくまで少しでも元を取ろうと?急速惰眠をむさぼったTakemaだったのでありました(くっそー)。



あーあ、もう犬吠埼が見えちゃったぁ。

というわけでTakemaのタナボタビジネスフライトだったわけですが、いやもちろんそりゃ快適ではありましたよ。でも正直言ってたった10時間くらい、ここまで優雅&快適に過ごす必要はあるのかどうかなぁ。何だか西欧に端を発する貴族社会の名残を引きずっているような気が?いやこの快適さと費用とのC/P比(格安ビジネスクラスチケットというのはないわけじゃないようですが、実際庶民感覚では全然格安じゃないし)を考えると「そんなお金があるんだったら現地滞在費に回した方がよっぽど賢いのではないか?」というのがTakemaの結論であります。

やっぱりTakemaは発想もエコノミーの小市民なんですね(大笑)。

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