急にけんちん蕎麦が食べたくなったの巻



まだ紅葉には早いので道路も空いていてよしよし。

(2016年10月30日)

タイトル通りそれだけ目的のお出かけ(しかも車)なので、こちらのコーナーでご紹介ということで。いや紹介というより個人的には「備忘録」的な記録です(笑)。

けんちん蕎麦は茨城県中部から北部にかけて食べられているお蕎麦メニューですが、なぜかほぼ地域限定なんですよね。けんちんうどんはどこでも普通に食べられるのに、なぜけんちん蕎麦は一般化しないんだろう?そんなわけでとりあえず「どの店で」とかのこだわりもなく常磐道を北上しました。普段あまり走らない道経由でと思って日立中央で高速を下り、県道36号経由で内陸側へ進むことに。ん?何だっけこれ?





いつだっただろうと帰宅後調べてみたらこちらのページでした。もう12年も前のことだったのね(ほら、備忘録として役立つでしょ)。今回は記念館の中には入らず、周辺にある資料館ほかだけを眺めて回ることに。



「日鉱」とは「日立鉱山」のこと。数ある日立グループの大御所というか祖というか、とにかく「日立の歴史はここから始まった」という感じの位置づけがなされているようです。国内ではトヨタに次ぐ従業員数を誇る大企業ですから、その発祥の地を大切にしていくのは当然のことでしょう。



この建物も当時のままだそうですし、歴代の鑿岩機も100以上が一堂に並ぶとなかなか壮観です。



操業当時は相当勢いがあったのだろうなと、来し方に思いを致します(うそですただ見てただけです)。

さて、常陸蕎麦街道マップなる冊子はお約束通り忘れてきたので、マップルの書き込みをもとにお蕎麦屋さんへ行きましょう。確か高台にあったお蕎麦屋さんが雰囲気よかったよなぁと思いつつ進んでいくと‥



そうでしたここでしたここでした。自分の記憶もまだまだ何とか使えるじゃないかというところです。というか、看板もろくにないしメインロードからは離れているし、こりゃ知らないで偶然たどり着くのは難しいんじゃない?その割にお客さんは入っているので、その筋では有名なのかもしれません「天下野(けがの)」。そんなわけでけんちん蕎麦をつけ麺で注文しました。出てくるまで少々時間がかかりましたが、これがこちらのお店のデフォルトなのかな?





蕎麦のかおりは薄い気がしましたが、適度なコシがあって美味しい!つけめんにしてヨカッタ。ちなみに汁は激熱で最後まで熱々でいただけました。汁の味はやや濃いめでしたがこの地域ではこのくらいの濃さが基本なのでしょう。逆にあっさりした汁をいただいた記憶自体がないような気がする(笑)。

というわけで本日の予定終了なのですが(笑)、せっかくなので温泉に寄っていきましょう。そういえば横川温泉って、何軒かあるけれどいつもあの藁葺き屋根のお宿の湯ばっかりだったなというわけで、すぐお隣の(とはいえ別の道から入っていくのですが)山田屋旅館さんに。



こちらもなかなかの味わいの旅館ですね(正面入口が自動ドアでちょっとびっくり)。お風呂代500円をお支払いしていざお風呂へ。



うん、確かにのんびりと出来そうな雰囲気です。







ちなみに横川温泉の源泉は温度が低いので加温循環していますが、湯口の脇には源泉蛇口がありますんで出してみると‥



これはこれでなかなかです。ただ、残念ながら浴槽内のお湯は特徴が飛んじゃっている気がしました。源泉だとツル感も感じられるんですけれどね。ちなみに源泉のPHは10.1もあるということですが、強アルカリ由来のツル感は多少ある程度でそれほど強いものではありません。温泉って不思議だ。

そんなわけで身体洗いもあわせて1時間弱、完全貸し切りモードで湯浴みをタンノーいたしました。さてそんなわけで早めに帰ろうかと車に戻ってみたら‥





そんなわけでこのあとは一気におうちまで帰りましたとさ。ね、大した内容がなかったでしょ?(苦笑)。

[戻る]