多和平キャンプおもてGUIDE


おもてGUIDE編
キャンプ場所在地  北海道川上郡標茶町上多和 標茶町中心部から20km、虹別から14km。

利用料金

一人350円。センターハウスである「グリーンヒル多和」の売店に支払う。第3セクターの営業らしいが、「標茶町長」あての使用願いを書かされるのがお役所仕事っぽくてしぶい。なお、いちいち見回りには来ませんが、ばっくれてただで泊まることのないように。そういう人はもともと無料の開陽台へ。

キャンプ場売店

朝8:30ころから夕方19:00まで営業(季節変動あるかも)。牛乳・ヨーグルト・アイスクリーム・ビール・ワイン・焼酎・日本酒・手作りパン(食べであり。買いすぎ注意。特にくるみパンは大変!)・ソーセージ等の酪製品・ジンギスカンパック・その他お土産品を販売。ただしガス燃料は殆どのライダーは持っていないコールマンガスのボンベしか売っていないので気をつけて。

レストラン

朝は何時からかわからないが、とにかく18:30のラストオーダーまで、焼き肉・ジンギスカン等はもちろん、スパゲティ各種・手作りカレー(ソーセージ入り)・ビーフシチュー・トマトシチュー等をオーダーすることが出来る。
値段も法外というわけではなく、特にここのカレー(780円だったっけ)にはファンが多いことを付け加えておく。

キャンプ場そのもの

全体に緩く傾斜した場所が多い。入り口近くに張ると水場(一番奥)が遠く人通りも多い。逆に奥に張ると人通りは少ないがトイレがぐーっと遠くなるという難点がある。なお、場内は車両の乗り入れが許されないため、ファミテン(他のキャンプ場に比べれば比率はぐーっと少ないが)家族などの大荷物軍団は入り口の近くに集中する傾向がある。静かに過ごしたいソロキャンパーはあずまやよりも奥に張ることをおすすめ。

買い出し・お風呂

正直いってこれに関する限り多和平は不便。いちばん近い虹別まで15kmだがここには風呂がない。標茶には温泉があるが(富士浴場ともうひとつ、民営なのに公営的雰囲気のある立派な宿がそのすぐ先に。そっちにはドライヤーがあるので心おきなく頭を洗える)、いかんせんスーパーの規模が小さく品揃えも今ひとつ。弟子屈には立派なスーパーがあり品揃えはここがいちばん。お風呂はいくつかあるが、道の駅のすぐ近くのペンションで入れてもらえる(小さな露天もあり。ただしドライヤーなし。)。

キャンプのゴミ

分別して出せばOK(プラスチックを含む「燃えるゴミ」「ビン」「カン」。ただし「燃えないゴミ(カキの殻とか)」だけは捨てる場所がないのでどっか他行って捨てろっていうことか?

雨の日のくつろぎ場所

キャンプ場すぐ上の展望台の脇に「動物観察舎」という立派な小屋があり、日中はそこで雨をしのぐことが出来ます。調理用具を持っていけばそこでお昼を食べたりくつろいだりすることも可能。但し夜間は施錠されるので使用不可(閉めに来る人に頼めばOKという話を聞いたこともあります)。また、小雨なら場内に2箇所あるあずまやで十分。Takemaはそれを狙っていつもあずまや近くに張りますが、今回は雨よけならぬ日除け小屋として活用してました。もちろん宴会場にもなります。

朝の目覚めの音

確かにカラスで目覚めさせられることは多いです。でも、ここのカラスの鳴き声は他の場所(ウトロとか)に比べてはるかに根性がないのも事実。「カァッ」っていうのはうるさいですが、ここのは「ァァ…ァァ」って感じです。餌の取り合いでもしない限り「うっさーい!!」っていうほどではないでしょう。その他の音源としてはセンターハウス近くではヒツジの「メェーッ」で、放牧場側では馬の走る音(4頭います)で、そして入り口側では当然早い出発のバイクのエンジン音で目が覚めることでしょう。

朝の天気

釧路の気象の影響を受け、朝は霧がかかっていることも多いです。それでも8時頃にはだいたい晴れてきます。したがって、ここを早く出発しようとすると、濡れたままのテントを畳まねばなりません。8時まで待てば干せますから、少しのんびり目に出発するのが手です。