タープとかがり火が役に立ったぁ。
− NOBUさん、としさんと一緒に、ミニオフキャンプ −

 

この日はNOBUさんのお気に入り、ここカムイミンタラで一杯やろうということに決まっていました。としさんも含めて4人での宴会、キャンプ場を運営なさっている宮代さんのご厚意で、サイト内にぽつんと鎮座ましましている薪ストーブを自由に使っていいということになりました。とはいっても焼くものといえばサンマくらいしかなかったんですが。

暗くなってきてからはランタンの他に「かがり火」というガス燃焼器具を併用しました。「キャンプの夜の雰囲気作りに一役」というのが売りの、ランタンがあれば別に全然必要のない装備なんですが(こんなものまで持ってくるから過積載だっつぅの)、この夜はこれが大活躍。夏のキャンプの夜の定番といえば、それは「虫」。羽虫から蛾まで、無数の虫たちが光に集まって来るので、その襲来に如何にして立ち向かうかというのはもはやキャンパー達の宿命(で、だいたいの場合は我慢するしかないんですが)。特にここカムイミンタラの場合は街灯などほかの灯りは一切ありませんから、皆さん一目散にこちらをめがけて来るというわけです。

しかし、「かがり火」にはホヤのガラスカバーがないわけです。となると、火に近づいて来た虫たちは‥そのまま「ボッ&ご臨終」となってしまうわけですね。動物愛護の観点からはあまりよろしいこととはいえませんが、それを見ていた我々は「そうかぁ、かがり火にはこんな使い方もあったんだぁ」と感動するやら、和気あいあい団らんのはずのキャンプ宴会なのに、ふと気づけばみんな口をつぐんで「飛んで火にいる夏の虫」を見つめていたりと、それはそれは不思議な感じでした。NOBUさん、北海道から帰着後ご購入なさいましたでしょうか(笑)。



写真手前で燃えているのが「かがり火」。ガスの消費が早いのが難点。

しばらくウダウダしているうちに、ポツポツと小雨が降ってきました。普通だったら「うわわわ」的にあわてるところですが、今回我々は大型タープの新品を持参していましたから、4人でわっせわっせと設営してしまい、ほぼ事なきを得ました。しかしやっぱりこのタープ、でかいなぁ。テントと組み合わせても、7-8人くらいなら中で宴会出来ちゃうぞ。これもまた過積載の元凶ですな(笑)。



雨が降ってきたのでタープを設営して宴会再開!

しかし、さんざん皆さんと喋った割には、今となっては何を話してたのか全然覚えていなかったりします(笑)。まぁいつもそんなもんだったりするんですが(笑)。NOBUさんとしさん、ありがとうございました。