機内あれこれ、んでもっていよいよパロ空港到着!



期待していた機内食はさほどでもなかった‥(悲)。

機内食を撮るというのは海外旅行初心者がよくやるパターンですが、正規ビジネスクラス初体験のTakemaとしては心ウキウキしてたんでお許し下さいな状態でした。しかし、席としては幅が広いだけでさほどでもないですね。まぁ、国王も利用する席なんだからということで強引に納得するしかありません。

バンコク発パロ行きのKB125便はほぼ満員のお客を乗せて出発。直行してくれればいいんだけれど、途中カルカッタに寄港、しかもその間お客は飛行機内にカンヅメなので、特にすることもありません。と思っていたら、コックピット内の写真を撮らせてもらうことができました(スッチーさん許可済)。NYのテロ以来コックピットなんて見せてもらうこともできないのが普通なので、何だか新鮮な気分です。そういやその昔、成田空港着陸の様子をジャンボ機のコックピットから見るなんて僥倖もあったなぁ。あの写真どこに行っちゃったのかなぁ(残念)。

カルカッタ空港に駐機中のKB125便コックピット。実は飛行中にもかなり頻繁にコックピットのドアが開けられ、乗員同士が雑談(かなりの頻度だったから業務上の会話だけだったとは思えないなぁ)に興じておりました。
ちなみに帰りの便では、子供達のために飛行中のコックピット見学ツアーも催されておりました。ハイジャックのことはどうもあまり考えていないようですね(笑)。こういう航空会社が今でもあるというのは何だかほのぼのとしていて嬉しいなぁ。

「カルカッタからパロまではヒマラヤの山が見えるので席は左側がいい」という情報をどこかで聞いていたので、チェックイン時にも席の希望は出しておきました。その通り、左手遠くのほうにネパールヒマラヤとおぼしき山々が。おお〜っとコーフンしているうちに飛行機は高度を下げ始め、どんどん眼下の緑の山々が近くなってきます。この着陸、「山肌にぶつかるんじゃないか」なんていうような緊迫感云々を記したHPなどもあって、それはそれで多少なりとも期待していたのですが、案外無難に山をよけていたのはやはり機体のサイズが小さいからなんでしょうね。


やっぱりここは動画でひとつ。

「パロ空港着陸の様子」
Wmv形式、886KB、21秒
というわけで何はともあれ着陸完了、いよいよブータン王国に到着です。空港ロビーまではてくてくと歩いていくことになりますが、幸いなことに見事な上天気で、冬とはいえ日差しは大変にまぶしく、ジャンパーを着ていると暑く感じるくらい。開放的な雰囲気で、初めての国に来たときのあの独特の緊張感が全然ありません。空港内の撮影もOKということで(というかみんながパシャパシャ撮ってるから勝手にOKと思っているだけなんですが)、何だかとてもいい気分でロビーのある建物へと向かいます。


(左写真)さすがビジネスクラス、機外に出るのも一番先なのね。
(右写真)これがパロ国際空港全景。滑走路長は1200mくらいだとか。そして前後とも「山」。
ちなみに、ブータンで一番長い直線道路はこの滑走路沿いにあります。
さて、まずはビザ発給の代金(US$20)を支払ってと。えーっと次にはいイミグレね。あれ、写真が必要だっていわれていたのに結局請求されなかったぞ。あれれ、パスポートにビザのはんこが押されちゃったじゃないのさ。写真、要らなくなったのかなぁ(これは今でも謎です)。んでもって荷物をピックアップして(以前はイミグレ通過後、わざわざ飛行機まで荷物を自分で取りに行くという面白い作業工程があったようなのですが、今回はちゃんと運んでくれました。残念。)、税関の黄色いカードに記入して‥

あれ、えらく簡単に終わっちゃったのね。気がつけば何の苦労もこじれ話もなしに到着ロビーまで来ちゃったぞ。というわけで、このあとは出迎えに来ていたガイドさん&ドライバー君との出会いとなるのですが、その辺のいきさつについては次のページでね。

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