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ダルシンはためくブータンの峠、ここはヒマラヤを遠望する祈りの地。


このブータン旅行記は、2002年12月〜2003年1月のブータン旅行をもとにして作られています。したがって様々な情報は2003年初頭現在のものとお考え下さい。

  本編製作前に作ってみた予告編ページ
本編完成まではこちらでもお楽しみ下さい。

 ブータンという国
近くて遠い国ブータン。この国の基本情報及び旅行情報について簡単に説明しておきましょう。
 どたばたあたふたドンムアン(バンコクの待ち時間)
深夜の到着、早朝のフライト。宿に泊まるほどでもないこの中途半端な時間は、ドンムアン駅西側の深夜営業食堂にて浪費されたのでありました。そしてチェックインのどたばた劇。朝から疲れたなぁ。
 いよいよDruk Air初搭乗!そしてパロ空港到着ぅ!
ブータン唯一の飛行場であるパロ空港には、このDruk Airしか乗り入れていません。紆余曲折の果て、我々が乗り込んだビジネスクラス。期待してたんだけれどなぁ(笑)。着陸時の無意味な動画あり。
 さてさてガイドさんは‥え?
思いもかけず日本語の達者なガイドさん。英語の苦手なおしんこどんにはとてつもない朗報でした。車は日本から輸入された中古のカローラバン。よく走ってくれました。
 ブータンのローカルフード!かくしてその「お味」は?&サンデーマーケット
ブータンの料理に欠かせないのが唐辛子とチーズをあえた「エマダツィ」。この国では唐辛子は香辛料としてではなく、まさに主菜としての地位を確立しています。従って具は唐辛子だけ。初挑戦のそのお味は?ついでに見に行ったサンデーマーケットも。ヤク首にたまげたぁ♪
 首都へ向かう「ハイウェイ」。そして憧れの?悲しきホテルライフ
空港から首都ティンプーへの幹線道路、無論舗装はされているとはいえ、直線路はほとんどなきに等しく道幅も狭い。そして両側には偉大なる農村の生活風景。口をあんぐり開けたままティンプーの「高級ホテル」へ。そこでまたまた泣き笑い。
 気持ちいいぞ冬の朝 in ティンプー!
冬は乾期ゆえ雨が少ないのことば通り、起きてみるとたまげた青空っ!しばし宿周辺を散歩のあと、いよいよ今日の目的地プナカへと出発。途中で出会った子供達の笑顔はブータンの特産品ですなっ!
 さっすが、ブータンを代表する峠は派手なんです!
標高3050m、数多くのダル(旗)で満艦飾状態のドチュラ峠から眺めるブータンヒマラヤの眺めは天下一品!あやしげなお茶請けも激辛激ウマのイヅィもなかなかなんだか。
 プナカ編その1 チミラカン(ラカン=寺)へとあぜ道を進む。
ここチミラカンは子供の欲しい夫婦にとっての聖地だそうで、及ばずながら私ら夫婦もちょっくら祈ってまいりましたのだ。お寺までの風景は広大そのもの、乾いた空気が心地よいのです。
 プナカ編その2 プナカ・ゾンのご本尊に合掌
道中のんびりと移動してきたおかげで、プナカ・ゾン到着は17:00。本来なら時間的に遅すぎて入れないところでしたがしっかり入れさせてもらいました。
 続けて見ちゃえ、ワンデュポダン・ゾン
ゾン内部では、許可なしには一切の写真撮影が禁止されているのが普通ですが、中庭付近を撮らせてもらえました。ニワトリ君も何とも優雅そう、重い巨大マニ車を回すのに格闘するおしんこどん&見かねて手伝うカルマさんの動画あり。
 ついでにワンデュの町の雰囲気を少し。
ワンジュの町の小さな青空マーケットは、こぢんまりとしていてなかなかいい感じ。ん?子供達が寄ってきた。あ、あそこに佇むお姉さんは‥寄ってくるはずないよね。ならば!なお、ここにもあったマニ車をまたもや回すおしんこどん動画あり。
 ペレ・ラ越えその1 ワンデュ〜峠の手前まで
3300mのペレ・ラは、越えるだけでも一苦労。峠まではひたすらワインディングが続きます。周りの景色も、ポインセチアの咲く亜熱帯系からうっそうとした針葉樹の森へと大きく変わります。最後には雪道になっちゃいました。
 ペレ・ラ越えその2 ペレ・ラからトンサへ
峠手前の眺望を堪能した後は、一気にトンサ方面へと進みます。しかしこのあたりは道が悪く、なかなかスピードは出せません。ようやくトンサが見えたっ!しかしそこからなおも30分。なお、この区間の道の様子を撮った動画、黙々と砕石作業をこなすインド人労働者の動画あり。
 交通の要衝、こじんまりトンサから一気にヨトン・ラへ。
急斜面にへばりつくような感じのトンサの町で食事をしたあとは、いよいよ今日最大の峠、ヨトン・ラ越えに挑みます。とはいっても頑張ったのはトヨタカローラと運転手のアジェくん。わたしらは峠の直前まで泥のように寝ていましたのだ。すまんアジェくん。ヨトン・ラ頂上付近の動画あり。
 放牧ヤクを見物しつつ、いよいよブムタン到着
峠を下ってくると道ばたにヤクのお姿。ここぞとばかりに撮る。ここからは夕闇迫る道を一気にブムタンへ。宿の部屋は薪ストーブ付きでいい感じ。しかし来るかなぁと思っていたあの事件。ま、ビールがおいしかったしいいかなぁ。ヤク関係の動画2本あり。
 ブムタン徘徊その1 まじめに社会見学?チーズ工場を見に行きました。
とはいっても宿のすぐ近く。ブータン人の食生活に欠かせない一品であるチーズ、でも生食用の西洋風チーズはほとんど作られていないのだとか。早速お土産にしちゃったよ♪
 ブムタン徘徊2 ジャカールの市内ほっつき歩きとゾンの見学
市内とはいっても端から端までほんの200mあるかないかの小さな町です。寄ってくる子供達のお目当ては「写真に写ること」だったりします。ゾンは‥そろそろ見飽きてきたかも(笑)。
 ブムタン徘徊3 あなありがたや、ジャンベ・ラカン&クジェ・ラカン
ブータンでもっとも古い時期(7世紀)に建造されたジャンベ・ラカン。入口の大マニ車を動画で撮影(3本)していたらお年寄りの皆様がわらわらと近寄ってきたので、見せてあげたら喜んでくれました。クジェ・ラカンではありがたいことに「プリント」拝観。
 ブムタン徘徊4 こんな所でこんな織物ですか!
旧パレスを見学したあと、正門から横の道を歩いていくと織物にいそしむ女性お二人を発見。しかし、その織り方はなんともかんとも地道な作業だったのです。
 ブムタン徘徊5 これぞ究極、水力マニ車軍団発見!
そこからほんの少し歩いていくと(直線にしてほんの40mくらい?)、門を出た先には功徳を周りに放ち放題のマニ車発見。しかもこんな風に何台も並んでいるとこりゃ壮観!お参りをなさっている人の邪魔にならないように見学。水力マニ車の動画あり。
 ブムタン徘徊6 今日のランチは蕎麦づくし(1)
ここブムタンは地蕎麦の産地としても知られています。首都じゃなかなか食べられないブータン蕎麦を、地元の民家におじゃましていただくことに。バター茶から始まり、プタ(お蕎麦)の製造工程を怒濤の動画4本付きで徹底紹介!でも、このページではまだ食べられません(笑)。
 ブムタン徘徊7 今日のランチは蕎麦づくし(2)
プタだけが蕎麦料理じゃない!クレだって蕎麦料理なんだ!しかしわたしら日本人夫婦は、この機会にと日本からあるものを持参していたのでありました。むぅ、おいしい打ちたて蕎麦!なお、クレ関係の動画3本あり。
 ブムタン徘徊8 ジャカルからチュメへ
ブムタンの中心地ジャカルを離れ、今日の目的地トンサに向けて移動を開始します。さてブムタンエリアの一番西側に位置するチュメという地域では、店先で機織りにいそしむ女の子の姿あり。買っちゃうよねやっぱり。機織り動画もあるでよ。 
 再びトンサ、朝一番のバス出発時刻は賑やか。
夜はさっさと静かになってしまうこの町も、朝一番は各方面へ出発するバスに乗る人その他で賑やかになります。そうそう、道を歩いていたら何だかとんでもないものを発見したっけ。
 朝のタ・ゾンはなかなかいい雰囲気。
見学がなかなか許されないトンサ・ゾンに比べて、タ・ゾンは比較的自由に?行くことができます。小高い場所ゆえ景色もいいし、朝の勤行中にお参りも許されて、かぁな〜りお気に入りの場所でした。
 再びペレ・ラ越え。目指すはポブジカ!
ペレ・ラまでちょこちょこと休みながら進みます。天気のいい頂上近くでまたもヤクの群れに遭遇。目指すポブジカは、「ヒマラヤを越える鶴」で有名な?オグロヅル(Black-necked Crane)の越冬地なのです。このページではその入口までの様子を紹介します。道に出てきた放牧ヤク、快晴のペレ・ラ頂上の動画それぞれあり。
 ポブジカのツル越冬地は何だか釧路湿原みたい(笑)
メイン道路から10数km外れたところにあるポブジカですが、せっかく冬に来たんだからここだけはぜひ見ておかなくちゃという場所ですね。ここでは全体の雰囲気を紹介。
 きれいに撮れなかったオグロヅル(残念)
いかんせんツルと自分たちの間に距離がありすぎました。あと、きれいに撮ってやろうとする執念というか根性というか機材もありませんでしたなぁ。まぁ見られただけ満足、このあとは一路ティンプーへ!
 再びティンプー(1) 「踊りを見ちゃる!」その1
この時期はお祭り(ツェチュ)のシーズンでもありませんから、祭りでの踊りを見ることはできません。そこで、そのダイジェスト版を見学できるようあらかじめ頼んでおいたわけです。たった二人(私らのことね)の観客のために、30人近くの踊り手や演奏家達がかり出されるという、何という贅沢!しかも特別料金はいっさいかからず。何だか申し訳なくなっちゃったなぁ。なお、舞や歌声それぞれの動画あり。
 再びティンプー(2)「踊りを見ちゃる!」その2
その1に入りきらなかった、ブータン舞踊の画像や動画を入れてあります。お兄さんたちも一生懸命。おしんこどんは当然のように参加(笑)。舞踊終了後に写真を撮らせてもらったお姉さんはきれいな人でしたな。
 再びティンプー(3) 「ゴやキラを着ちゃる!」
民族衣装着用義務のあるこの国では、ブータン人は当然のことながらみな「ゴ」(男)や「キラ」(女)を着ています。しかも、ゴなどは日本のドテラに似ていることもあり親近感ばっちり。というわけで地元のお店に買いに行きましたのだ。似合うかな?
  再びティンプー(4)「ブータン切手事情」
ブータンに行ったことのない人も、変わった切手がある国としてこの国をご存知の場合が多いようです。中央郵便局でいくつか買ってきました。きれいなもの楽しいもの、そして「どうして?」系のもあって楽しめました。恐ろしいことに、ここから派生する子ページが13ページもあります!お許し下さいというかご堪能下さいというか(笑)。
 再びティンプー(5) 「ガイドさんのお住まいにおじゃま!」
ティンプーの夜の町に繰り出そうと思っていたら、ひょんなことからガイドさんのお住まいにおじゃますることに。そこで頂いた特製アラのうまいこと!しかし、こちらの国ではどんどんどんどんどんどんつぎ足そうとしてくださるわけで、いやぁ酔ったなぁ(笑)。また、ブータン人でも3個位までしか食べられないという極辛唐辛子試食体験も。死んだぁ(爆)。
 再びティンプー(6) 「しつこくウィークエンドマーケット見学」
ここでおしんこどんは、大きめの乾燥唐辛子を何と1kgも大量購入!「これで日本でもほんまもんのエマダツィが作れる!」とのたもうておりました。
 再びティンプー(7) 「ブータンのお犬様事情」
敬虔な仏教徒の住むこの国では「殺生禁断」がかなり徹底しているようで、ハエや蚊すらあまり殺さないのだとか。となると町中に犬や猫が増えるのは自明の理。さて、増え過ぎつつある犬たちの暮らしぶりはいかに?
 再びティンプー(8)「ブータン和紙に見た日本の心!?」
実はブータンでは伝統的に和紙を製作していたそうです。その技術に日本の業界が技術指導を施し、今では大変立派な和紙が製作されています。って、ちょっと見学しただけだけれど。
 再びティンプー(9)「その他もろもろティンプー編」
これまで取り上げなかったティンプーの他の見どころをささっと紹介。さわりだけね。
 旅のスタート地点、パロへと戻る。
ブータンの国技ともいえる弓(伝統スタイル)の試合を横から眺めつつ、パロの町をうろうろ。今宵のお宿は「リゾート」だというが?
 パロのサンデーマーケット その1。
やはり完全オープンスタイルの市場はいいなぁ。山と積まれた野菜や肉が飛ぶように売れていくのは小気味よいほど。唐辛子購入の様子や、市場の入口で行に励むお坊様?の動画などあり。
 パロのサンデーマーケット その2。
市場の奥の方にあるお肉屋さん関係はかなり見ごたえがあります。肉を解体している様子なども見えて迫力満点です。豚さん解体動画などもあり。
 そうか、ここがあの映画のロケ地なのかぁ − パロ・ゾン −
映画「リトル・ブッダ」はここパロ・ゾンをロケ地としていました。そういえば確かに見たような風景だぞ。でも、多くのゾンを見てきた今となっては、もっと立派なゾンもあったように思うけれど(笑)。
 その他パロの見どころ
とはいっても、パロですんごいのはやっぱりマーケットとゾンですからね。まぁおまけ的にちょいと作ってみたページだとご理解下さい。
 行くぞぉタクツァン僧院!(その1)
ブータン仏教の聖地タクツァン僧院。しかしそれは急峻な崖にへばりつくような場所にあるわけで、おもわずパドマサンババ様を恨みたくなるような?でも気持ちのいい場所です。途中のレストハウスまでの風景です。
 行くぞぉタクツァン僧院!(その2)
実は麓から僧院までの標高差は500m以上あります。レストハウスからもまだまだ200m!1998年の火事で焼失した僧院も、外見はだいぶ工事が進んでおりました。ここまで来たら是非展望台までお登り下さいな。
 何だかほのぼの、廃墟のドゥゲ・ゾン
1950年代に火事で消失し、廃墟となってしまったドゥゲ・ゾン。でもそのふもとの集落の子供たちの屈託無さに、ついついほのぼのしてしまったTakema夫婦だったのでありました。
 ブータン建築のウォールペインティング事情
事実上ブータン様式の建築しか認められていないこの国ですが、外壁には宗教上の祈りを込めた多くの壁画が描かれており、それを見て回るだけでも楽しいものです。そして、中にはこんな驚きの壁画も?
 というわけで最終日の夜、いやその前に!
一つやり残したこと、それは「ドツォ=ブータン風露天風呂」体験なのですね。しかし、この冬にはいる物好きは少ないようでした(笑)。
 さぁて、いよいよ桃源郷から地獄絵図への帰京開始!
大したものではありませんが、ちょこっと見てね。
 ブータンなんだかんだ雑学講座
旅行中にガイドさんから聞き出したああだこうだ話をごく一部にまとめてみました。

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