− その2 峠付近〜トンサへ −
(左写真)見えたっ!あれがMt.Jhomolhari(ジョモラリ)7314m!らしい。
(右写真)はるか空高くを舞っているのはGolden Eagleだそうな。
ワンデュから、これでもかこれでもかというほどにくねくね道を登りつめてくると、さすがに森の様相もだいぶ高山らしいものになってきます。木々には寄生植物のサルオガセがまとわりつき、その木々の間からはBlack Mountainsの峰々や、はるか遠くのジョモラリ山まで見渡すことができました。
帰りに立ち寄る予定のPhobjikha村への分岐を右に見ると、ペレ・ラまではほんの一投足といったところ。しかし、峠でのんびりしている時間的余裕はなく(何たって今日はこのあと、ここペレ・ラよりも高い峠をもう一つ越えなくちゃいけないのだ)、そのまま通過ぁ。
峠そのものはこんな感じ。ドチュ・ラのほうが派手でしたな。
峠を越えるとあたりの雰囲気はそれこそがらりと変わります。森の中をいく、深山の趣があったワンデュ側に比べて、トンサ側は一気に開ける一面の笹原。え、その画像はって?すみません、なぜか撮っていないんですねぇこれが。想像してちょうだいな。
しばらく下って行くうちに、珍しく?反対方向からバスが何台か上がってきました。この国ではローカルバスもそれほど発達しておらず(ティンプーの市内バスを除く)、運行そのものも毎日とは限らないので(特にトンサ以東は数日に一本というのが実状らしい)、バスの姿を見ること自体が珍しいともいえるのです。
なぜバスが傾いているのかは不明(笑)。どうやらはるか東のルンツェから、はるばる2泊3日(3泊4日?)かけて首都ティンプーまで行くバスのようです。
さらに下っていくと、眼下に傾斜した広い畑が見えてきます。「地球の歩き方」にも載っている場所ですが、数多くの棚田を見慣れてしまうと、確かにこれだけ広大な一枚の畑は珍しく見えます。
ここからもう少し下ったところにはチェンデブジ・チョルテンという、ネパール様式のチョルテンがあるのですが、これまた帰りに寄るということにしてどんどん車を進めます。しかし、このあたりからしばらくが一番道が悪いんです。舗装なんか無きに等しいようなところも多く見られます。ということで‥。
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地道に進んでいくと、突然こんな壁画のあるところに出ました。ん?みなさん、何やってるんだろう?
実は後ろの壁画と彼らとは全然関係がなかったようです。彼らは道路補修作業の真っ最中。って、何をやっているのかというと、これが驚くなかれ、「砕石作業」なんです。右の写真は手頃な岩を集めているところ。こうやって集めた岩は、彼らの手によって一つ一つハンマーでうち砕かれます。左の写真で、手前に築かれた小石の山は、彼らの労働の結晶です。決して機械で砕かれ、集められたものではありません。
え、本当かって?信じられませんか?それじゃ!(強引だなぁ)。
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さて黙々と走っていくと、ようやく!対岸にトンサが見える場所までたどり着きました。
左側の写真、黄色い屋根の城壁のような建物がトンサのゾン。その左上にいくつか見える建物群がトンサの町です。何でまたこんな急斜面に町ができたのかはともかくとして、なかなかの風格を有する景色ではあります。というわけでちょいと記念写真。
とまぁ、ここまではいいんですが、まだトンサに着いたわけではありません。直線距離にしたらほんの2kmくらいしかないようですが、その間には深い谷が落ち込んでいます。というわけで、せっかくここまで来ながら、ここからはぐぅっと谷を回り込むようにしてものすごい遠回りの道へ。ここからトンサの町まではまだまだ30分くらいかかってしまうのでありました。
ま、何はともあれトンサまで来たわさ。