重いけれど、少し大きいサイズにしてみました。

さて、ここトンサにはトンサ・ゾンという役所兼寺院があるのですが、他のゾンとは違ってなかなか外国人の立ち入りは認められないようです。黄色い屋根で遠くからも目立つんですが、入れないんじゃしょうがないですな。その代わりにというか、トンサの町から一段高いところにあるタ・ゾンという寺院には行かれるそうなので足を延ばしてみました。

道路から山道を上がっていきます。距離は短いのですがなかなか急で、時間的には10分もかからないとはいえちょっとへばります。ちなみに登り口などに看板は一切なかったので、ガイドなしで行くとどこを登り出せばいいのか迷うかもしれません。

登っていくと徐々に展望が開けてきます。眼下にトンサ・ゾンも見えてくると同時に、そのはるか奥にはプナカ・ティンプー方面に戻るメイン国道が延々とのびているのが見えます。今日はティンプーまで行くのですからあまりのんびりしてもいられないのですが‥

カルマさんについてお寺の中に入っていきます。内部は暗く急です。階段(というか梯子)をいくつか上がっていくと本堂に到着。お坊さんが朝の勤行の真っ最中でした。私たちもお参りさせてもらい、香油をいただき、お線香をお供え。窓際のお坊様の背後から光が入り、その場の雰囲気は何とも神々しいものでした。はぁ、来て良かった。

建物の入り口からすぐに真っ暗になる。土で固められたデコボコの暗闇斜面は、俗世と仏世界の結界のようなもの?

最上階の廊下。窓で切り取られた風景は何だかブータンの原風景を彷彿とさせる。

このあとトンサ・ゾンの入口まで来て記念写真‥と思ったら工事中だった。すぐ脇にはまだ小さな女の子が子守の真っ最中。ニコニコとかわいらしい子でしたよ。
さて、そんなわけでトンサを出発。今日はティンプーへ戻るわけですが、途中大きな寄り道、メイン国道から片道13km(くらい?)のポブジカという地域へ立ち寄ることになっています。何があるのかって?それはお次のページ以降でご紹介いたしましょ。

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