ブムタン徘徊2 ジャカル、この町はお気に入り。 



ちなみにこれが、ジャカルの町の「メインストリート」なんです。

ブムタン地域の中心地ジャカル。日本でいう県庁所在地のような町なのですが、ゾンを擁する町としてはあまりにひなびてます。ああだこうだいっても、要はメインストリートでさえ上の写真の通りなのですから。というわけで、とりあえずこの「繁華街」をのんびりと歩いてみることに。

うーむ、平日の午前中だというのに見事に人がいません(笑)。いや、店の中をのぞいてみると人のいる気配はあるのですが、建物の外に商品を出して目立たせようとするような「商魂」はもちろん、客引きやら何やらの積極的な商売の雰囲気はまるでありません(たぶんもともとそういう商習慣そのものがないのでしょう)。

それどころか、うちら(格好からするとどう見ても外国人)の姿を見ると恥ずかしがって部屋の中に引きこもってしまうような気配すらあり(特に女性)。うーむ、われわれは「異邦人」なのですな。いや、確かにその言葉の通り「異邦」から来たんですけれどね。

でも、何ごとにも一番興味津々なのが「子供」なのは古今東西変わることがないわけで、恐いもの見たさよろしくそこらの家から出てきてうちらに近づいてきてくれました。



一人の少年が近寄ってきたと思ってたら、瞬時に5人に増殖っ!



少し先で「僕を撮ってください」と、まじめ系の男の子に遭遇。君はインド系かな?



おじさんはさぞかし犬に好かれているらしい。子犬たちもみんな神妙だ。

と思ったら、新たに出てきた子供達のところに上の子犬たちが乱入。子犬対子供のお遊びは、「イテテッ!」手をかんだ子犬たちの勝ちでしたぁ。

というわけでおしんこどんもおっかなびっくり子犬たちに遊ばれることに。てなことでメインストリートの探訪終了!首都から265km、約11時間離れたブムタンの午前中はこのようにだらだらと過ぎていったのでした。

さて、このあとは小高い丘の上にあるゾンへ。ゾンのすぐ下にある消防署?には、日本から中古で送られたとおぼしき小型消防車が停められておりました。あまり細かいところは見なかったんだけれど横に書いてある日本語はそのままで、確か九州の方の車だったかなぁ。ただし撮影禁止ということで写真は撮ってません。

これがゾンの入口。

入口からゾンに上がってくると、ジャカルの中心部が少しずつ見えてくる。このあたりでこのゾンの偉い人とすれ違う。偉い人は肩からかけているカムニの柄が違うからすぐわかるのです。
さて、このあとは神妙に?ブータン最古のお寺にお参りいたします。またもぐるぐる回ってたんですなこれが。

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