さてさてトンサ到着。往路で昼ご飯を食べた「ホテル ノーリン」が今夜の宿(どうも「ホテル農林」とイメージしちゃうなぁ)。外国人旅行者の宿は町から離れたところに立地している場合が多いのですが、ここは町のメインストリートのど真ん中で便利。‥と言いたいところですが、別に中心部にいても特にすることがないんだよなぁ。だって夜になると町を行く人通りもなくなるし。

というわけで、人通りの絶えたメインストリート散策のあとは、宿に戻って夕食です。今日はチベット料理のオンパレードということで、モモやらトゥクパやらカプタムなどがどどっと出てきました。ついでにしっかり激辛のイヅィも。モモはチリソースをつけて食べるのがこちらの標準ですが、せっかくなのでこれまた持参の醤油で食べます。なお、左写真にマウスオンで料理の写真に切り替わります。

20:00過ぎにはカルマさんがやってきてしばし一緒に飲み始め、いろいろな世間話。21:00ごろ終えてさて寝るか‥という頃にしっかり停電。この夜は長短含めて3回も停電してました。「地球の歩き方」には「トンサの電力事情は改善が著しく、以前のような頻繁な停電はなくなった」とありましたが、全然改善されてないぞ(笑)。やはりブータン旅行に懐中電灯は必携です。


明けて翌朝。いい天気です。今日は長丁場ということで早起き、宿で昼食のお弁当を作ってもらって出発ということだったのですが、どうしたわけかコックさんが出勤せずなかなか出られません。でもそのおかげで朝の活気ある町の散策&タ・ゾン参詣の時間が取れました。ラッキー。

宿の部屋の窓から。朝からたき火をやるのはいいんですが、火付きが悪いらしく煙ばかりがもうもうと立ちのぼっています。よく見ると、その煙の中に洗濯物が燻製状態になってますが、全く気にする様子もありませんね(笑)。上の写真にマウスオンでその様子がわかります。

早朝のトンサからは各方面に向けて長距離バスが発着するため、町全体が活気にあふれています。屋根に荷物を載せるのはアジア的な風景ですが、バスは総じて新しいものが多いようです。専用車が用意される旅行者がバスを使う機会はほとんどないんですけれど、何だか乗ってみたいなぁ(右写真にマウスオンしてね)。

こちらがバスの時刻表。トンサ〜ブムタンを結ぶローカルバスは週に2本しか出ていないみたいですね。こりゃ不便だわ。ちなみに一番上の「Gelephu」というのはブータンとインドの国境の町。しかしそちら方面へは一般旅行者の立ち入りが認められていません。

下側の道に停められているトラック。その荷台になぜだかカラスが集まってきています。遠くから見ると何があるのかわかりませんでしたが、よくよく眺めてみると(マウスオンしてみて下さい)、あれま、大ご馳走が積まれていたのか!しかし、こんなに無防備なまま積みっぱなしにしておくとは何ともおおらかな持ち主だこと(笑)。
何だか写真だらけになっちゃったんで、タ・ゾンは次のページで紹介しましょ。

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