さてさてドゥゲ・ゾンから戻った後は、パロの高級ホテルといわれるオラタンホテルへ。敷地は広く、最近出来たばかりでやや殺風景なキチュ・リゾートよりも確かに趣だけはありますな。でもねぇ‥。
部屋はこんなに立派なんだからさぁ。
またも真っ裸で寒い思いをしたじゃないのさ!(爆)。
しかしこれしきではへこたれないわれわれ夫婦は、漏れいずるお湯をシャワーではなくバスタブに流しながらようやっと入浴を完了いたしました(いわゆる「源泉手浴び系」です)。え、バスタブにお湯を貯めれば済むはずじゃないかって?いやいや、どうせこういうところ(オラタンホテルの給湯設備はよくないという話だった)ではお湯のストックキャパシティも少ないから、浸かれるくらいまでたまるまでに水になっちゃうんですって。まぁ、それが恐くて試しませんでしたけれど(笑)。
でもいいのです!最終日のこの夜、実は最後のあがきとも思える「パロ民家訪問 with ドツォ(露天風呂)」のプログラムが組まれていたんですから!(いや、もちろん私がリクエストしておいたんです=オプション料金=安いけどね)。
てなこって夕暮れもおしせまりつつある頃に民家到着。おっと、入口にさっそくドツォ発見。うーん確かに露天風呂ですな。大小二槽に分かれているのはなぜだろうと思ったりしますが、この後すぐわかっちゃいますのでここでは黙っていようっと。
んでもって、まずは歓迎のバター茶&おつまみくん!
こちらのお茶うけは、お米のポン菓子系だったり、「まだポンまでいってないなぁ」という感じのちょっと中途半端なものが多いんですが、とにかくそれなりにいけるのは確かです。Takemaとしてはお酒のつまみにもいいかなぁって思う始末(笑)。かっぱえびせんとビールみたいな感じと思ってもらえればよろしいかと。
そしていよいよメインディッシュ&アラにて本格的な夕ご飯が始まります。し、しかぁし!
おしんこどんはまだ別のモノを食べていますからいいですけれどね、右写真の左側に写っている「おかず」は?(もちろん右写真にマウスオンするとアップします)
いやぁ、この豚脂身はすごい!表面の皮も一緒についているのがスゴイ!んでもって、これを何のタレにもつけずにそのまま食べちゃうのがすごいスゴイ!
ひさびさに「脂身そのものの歯ごたえ」を感じた一瞬でした。味的には悪くはないんですが、諸般の事情によりしばらくはご勘弁ですな(笑)。でもキョヤジさんには是非食べていただきたいぞ(笑)。
さて、ブータン風露天風呂であるドツォ、それはいわゆる「石焼き風呂」そのものです。焚き火の中で真っ赤になった石を、二糟のうちの狭い一方に投げ入れると、一気にお湯が温まるというやつですね。東北の日本海側海沿いでやっている鍋の人間版といえばあたりでしょうか。
というわけで、誰も見たくないはずのTakema入浴シーン(笑)。
でもあったかいんですなこれが(本当)。
それでもって最後に、こちらのご一家の皆さんと記念写真!おばあちゃんはとっても照れくさそうでした。
さ、そんなわけで明日はいよいよバンコクに帰ります(笑)。