期間超限定!群馬県諏訪峡ブリッジバンジー!

− 2003年10月に、たった2日間だけ存在した幻の39mジャンプサイト −

さて、現在日本に常設されているブリッジバンジーサイトといえば、ご存じ山形県朝日村のサイト(運営:JOS)があるだけです。しかし千葉在住のTakemaにはおいそれと足をのばせる距離ではないのが最大の難点で、実際、まだ3回しか飛んだことがありません(「3回飛べば十分でしょ」という貴重なご意見は、この際涙をのんであっさりと無視ね)。

そんなわけで、ここ1年以上バンジーから遠ざかっていたTakemaだったのであります。しかぁし!天は我を見捨てずということか、とある筋(って、ぼかす必要もないんですけどね。(…。…)ポチョさんです)から重要な情報が!

それは、群馬県水上町で行われるアウトドア系のイベントに合わせ、JOSさんの運営によるバンジーサイトも開設される!というものでした!おおっ(狂喜)。しかもそれが、Takemaこだわりの「ブリッジバンジー」だというのがまた泣かせてくれるじゃああ〜りませんか。

このイベント、「アドベンチャーフェスティバル2003」が行われるのは10/4.5(2003年)、たった2日間です。つまりそれは、この2日間だけこの水上町のとある橋にジャンプサイトが出来、イベント終了後、その橋はまた何ごともなかったかのように「ただの橋」に戻ってしまうということを意味しています。

この時のTakemaからは、見えざるオーラが激しく立ちのぼっていたといいます(見えないっていうのに誰が見たんだ誰が)。

というわけで、2003年の10/5に行ってまいりましたのだ。以上、ちょっと長めの前置きを、最後まで読んでいただき秀樹感激ククレカレー!(何のこっちゃ)。

まずは受付テントでチケットを購入。PASS代金2000円(保険料含む)+バンジー5000円=7000円というのは値段だけ聞くと確かに高めの料金設定ですが、時期限定イベントである(たった2日間のためだけにステージの設置や撤去、スタッフによるテストその他もろもろをしなければなりませんしね)ということを考えれば、こりゃあやむを得ない金額でしょう。

とにかく、この日最初の時間の予約チケットを手に入れましたから、これで少なくとも「飛びっぱぐれ」だけは避けられたということになります。はぁよかったヨカッタ。ジャンプ開始は9:00からということで、時間があるうちに会場の下見に向かい、暇なんであたりをうろうろしているうちに時間つぶしも終了です。メイン会場から少し離れたところにある諏訪峡大橋まで移動。さぁって、いよいよだぁ♪

ステージのある諏訪峡大橋の下をJR上越線と利根川とがくぐっています。しかし川の本流は当然線路より低い位置にあるわけですから、実際はこの写真で見るよりもっと下まで落ちていくことになります。ということは、ジャンプの最中に偶然電車が通りかかったとしたら、窓から景色を眺めてアンニュイ系物思いに耽っているような乗客の皆さんもびっくりするでしょうね。窓の外をいきなり人間が落下してくるわけですから(笑)。

また峡谷の幅が広いことから開放感は抜群のサイトです。わたしゃ開放感のあるほうがビビりやすいもんで、実際の高さ以上に高度感を感じていたということを今ここに告白します(笑)。



最終準備中におまわりさんもやってきました。ホントは見物したい?
いやいやこれもまたお仕事、しばらくしてこの場を離れていきました。

さて、9:00スタートの部にエントリーしたのは自分を含めて4人。おしんこどん@妻は今回も撮影にまわってくれました。しかし、撮影者は一人なのにカメラを2台持ってきたのは意味がなかったなぁ(笑)。しかも彼女に「本番はデジカメ動画でよろしく」という注文をつけていましたから、結局一眼レフの出番はほとんどなかったわけです。ゴジラさん、来てくれれば良かったのに(読んでくれるかなぁ)。

さて、若い3人グループが飛び終えたあと、いよいよTakemaジャンプの番がまわってきました。今回は回転系でいこうと思っていたので(実は前夜イメージトレーニングをしていたら眠れなくなったんです(笑))、Bossさんやスタッフの方々にその旨を伝え、回転スピードを増すために右手を上げた格好でスタートすることに決定。39mゆえかつての猿ヶ京のような高さがないことから、回転スピードを上げるしかないと思ったからなのですが、実はこれが結構正解だったんですね(嬉)。



ハーネス装着中です。何度飛んでも緊張する時間です。

さて、確認作業を終え、悲しいかな全ての準備が整ってしまいました(バンジーをしたことのある人なら、この表現がいかに的確であるかをわかってもらえることと思います)。あとは飛ぶだけ、あんた次第だよということです。というわけでお立ち台にスタンバイ、。とりあえずビビりはないですが、やっぱり初めてのサイトに立つと新鮮な気持ちでいっぱいです。こういう気持ちを忘れちゃだめだよ新入社員!というところでしょうか。


カメラマンは一人ということで、静止画はありません。
というわけで、動画をご堪能下さいませ。

最初で最後?水上諏訪峡バンジー!

Wmv形式、2.67MB、29秒
という感じでこのページを作っていたところで、JOSのBossさんから写真をいただきました。ありがたく(勝手に)転載させていただきますね。こちらです。



やっほぉ、飛んでる飛んでる♪


いやぁやっぱり自分はバンジーが好きなんだなぁ、とあらためて実感したTakema@バンジー歴史13年=もう39才、なのでありました。来年もあるのかなぁ、諸般の事情はあると思いますが。こっそり期待しております!

そして、何よりもBossさんをはじめとしたJOSスタッフの皆さん、大変ありがとうございました。

あ、このページを見て群馬県水上町を目指そうとする皆さん、もうこのジャンプサイトは存在しませんよぉ!諏訪峡大橋に行っても、実行可能なのは「ひもなしバンジー」しかないですから(それってただの飛び降り自殺に他ならないのですが)、また来年、どこかに限定スペシャルサイトがオープンすることを期待しましょう!