ちょいと井戸湿原、ついでに横根山

東北自動車道栃木インターからバイクで約1時間とちょっと(1時間半くらいみればいいでしょう)、粕尾峠から前日光牧場方面へと右に別れる舗装路をわっせわっせと走っていきます。前日光牧場の駐車場にバイクを止めて、牧場の中の道(とはいっても林道ですが)を15分も歩くと、左に「横根山」「井戸湿原」方面への小道が分岐しますので(指導標あり)、そこからよく整備された歩道をてくてくと(初めは平ら、しばらくして下り道)歩いていくと、10分位で小さな小屋(湿原荘」というらしい)のある広場に着きます。ここは無人の山小屋で宿泊可能らしい。だいぶ古い小屋ではありますが中は比較的整備されており、十分に泊まれます。ただし水は持っていった方がいいかもしれません。湿原に流れ込む小沢もありますが衛生的にはどうなんだろう。それにしてもこの小屋の利用率ってどれくらいなんだろうなあ。で、そこから湿原に下る、わずか100mくらいの道沿いがすごい。花の最盛期には赤・ピンク・白などの色とりどりのツツジが咲き乱れます。ヤマツツジ・ドウダンツツジ・トウ ゴクなんとかツツジ・シロヤシオツツジ・アカヤシオツツジなどなど、さまざまな種類のツツジ、ツツジ、ツツジ。一見の価値あり。で、その最盛期の写真を載せたかったのですが、残念ながら今年は1週間早すぎた!早いのはもう咲き始めてましたが、主だったツツジはまだまだこれからといったところ、シロヤシオツツジ(きれいなんだな、これが・・)なんかはまだちょっとかかるかな・・といった感じでした。とにかくきれいです。もちろんその時期にはそれなりに混んでしまいますが、それでも「ツツジ見に行ったんだか人を見に行ったんだかわからない!」なんてことはありませんのでご安心を(少なくとも過去の例では)。

  


さて小屋から一投足で「湿原」へ。ただし湿原という言葉に素直に反応して、尾瀬のミニチュア版かななんて考えで行くとがっくりきます。尾瀬の下田代なんかよりももっともっと乾燥していて、だいぶ草原系の植物が入り込んでいます。ちょっと開放的な気分になれればいいかな・・くらいの気持ちで行くのがいいでしょう。確かにだれもいない湿原の木道の上で昼寝するなんていうのには絶好です。最も木道は総延長100mくらいしかありませんけれど。





さて、来た道をずっと戻っていくと、右に横根山への分岐があります(2本ありますがどちらでもOK)。てくてくと登っていくと、東屋のある頂上へ。頂上は絶好の展望!というほどのものではないにしろ、それなりの景色は楽しめます。頂上からダイレクトに下る道を選べば、駐車場にほど近い、来るときに通った牧場の中を通る林道に降り立つことが出来ます。歩く時間を全部あわせても2時間くらいかな。なお、展望台としては、別に「象の鼻」という場所があります(指導標あり)が、そこから直接湿原に降りるルートもあり、時間のある人には駐車場−象の鼻−井戸湿原−横根山−駐車場という周回コースがオススメです。それでも3時間はかかりません(ゆっくり歩いて)。ちょっとした軽い散歩というかハイキングには絶好といえましょう。バイクの人も、是非ここは歩いてみて下さい。お弁当持参だともっといいです。

(1999年5月23日)