紅葉にはちと早かったけど、(甲子+二岐)×温泉+α!

 

(2001年10月14日)

久々に、一番の南部とはいえ「東北」エリアの日帰りツーリングだ。というわけで家を6:30に出発、外環の三郷から高速に乗り、まずは東北道への分岐である川口ジャンクションへ。渋滞の掲示は出ていた。いわく、「川口ジャンクション〜浦和料金所4km渋滞」。しかし、どうしたことだジャンクション付近から、車の列は見事にピクリとも動いていない。東北道の三列びっしりすし詰めとはこのことだ。幸いこっちはバイクだからすり抜けでスイスイ。こういう時はふっふっふと優越感にひたれるなあ。以前に関越道でほぼ70kmにも及ぶ連続渋滞すり抜け(練馬〜本庄児玉)っていうのがあったな、あの時は「もういやだぁ!」と思ったけれど。

さて今回は事故渋滞だという掲示が出ていたので、「どうせ処理に手間取ってるんだろうな」くらいの気持ちだった。のんびりすり抜けているうちに、おっ、「現場」に到着。あれまぁ、トラックがしっかり横転して2車線をふさぎ、残りの1車線にも大型車が至近距離で停止している。車は道路上の2台を蛇行してよけながら何とか通過しているという状況。その狭路をトレーラーが通過するのには1分くらいかかって身をよじらせ何とかどっこいしょという感じで、こりゃ確かに列も進まないわな。最後尾についた自家用車の方々ご愁傷様、たぶんここの通過にはあと2時間くらいかかるんじゃないか?

浦和の料金所では「前後にほとんど車なし」状態だったが、さすがに休日の朝、徐々に車の数が増えてくる。宇都宮IC手前の情報板には、まだ8:00ころだというのに「今市〜清滝〜いろは坂渋滞中」の文字。やはり恐るべし日光、この時期には行くもんじゃないな。

結局、那須ICで高速を下り、那須湯元の上から甲子温泉方面への有料道路に入る。料金が高いので通るのは2度目。でも景色がいいのでまぁ良いとするか。残念ながら沿線の紅葉はまだ早め、来週あたりが見頃だろうか。というわけで、終点から甲子温泉へと向かう。以前、宿の前まで行ったにもかかわらず突然面倒くさくなって入らずに戻った温泉だ。

甲子温泉の風呂は宿から「地下トンネル」の階段をぐぐっと下ったところ、独立した湯屋である。大浴場は混浴だがすぐ脇に女性専用風呂があるので大丈夫。ただし、窓がすりガラス系ゆえ、あまり窓に近寄るとシルエットは丸見えになるかも(実例目撃済み)。お湯そのものは無色透明、湯の花なしで完全に透き通っている。でも完全源泉かけ流しはうれしい(飲湯もちろん可)。ところでこの大浴場、湯船の深さが完全に不規則的に違っていて、深いところだと胸の下まであったりする。酔っぱらって入ろうものなら完全にこけること疑いなし。なお、湯船の真ん中には子宝石なるものがあって(もともとここにあった石としか思えない)、これに触れると子宝を授かると書いてあった。わたしゃ触れるどころかどっしりと座ってきましたが(笑)。なお、建物の外にある「温水プール」は、まぁご愛敬という感じですな。

 

これが湯屋の全景。日曜日だということでかなりの混雑を覚悟していたのだが、
5分くらい広い湯船を貸し切り状態。すかさず写す。右はマウスオンで画像が変わります。

そんなわけでなかなかに湯を堪能。のんびりした上で今度は羽鳥湖方面の二岐温泉を目指すべく山を下っていく。途中、「追原そば生産組合」直営の蕎麦屋で遅い朝食兼昼食。味はまぁまぁだと思うけど値段がなあ。栃木県、粟野の蕎麦とついつい比較してしまう。

そのあとは一気に羽鳥湖を越えて二岐温泉へと言いたいところだけれど湖の近くでちょいと寄り道。その名も「British Hills」。イギリスの丘?それって何なのさ。

[Home]  [Back]  [Next]