思いがけない場所にいきなりあるのがまた嬉し。

(2003年9月29日)

平日休みが取れたので、さて久々にバイクの出番となりました。どこに行くかをしばし考えた結果、福島県の某所にあるとかいう無料の樽風呂を目指すことに。ブラックバード君、今日は久々に頑張ってもらうからね。いつもの通勤@片道10分とは違うからね(笑)。

市川(千葉県)の家を出たのは8:00前。福島まで行くにしてはちと遅い時間ですが、まぁ平日だしなぁということで少しなめてました(笑)。それでも東北道は順調で、車も少なくなった宇都宮以北では、あれ?と思ってしまうスピードも。あおってくるなよぉシルビアくん、このバイク、君には負けないんだから(苦笑)。あきらめた彼がPAに入ってからは至って静かに走りましたとさ。

リアシートには空の水タンク。どっかでウマ水を汲んで帰るつもりでおります。今日は樽風呂をはじめとした温泉、ウマ水Get、そして久々にバイクツーリングを楽しんじゃおうという、所謂「三兎まとめて手に入れちゃえ系お出かけ」を目論んでいるわけですが、果たしてどうなることやらというところです。

西那須野塩原ICで高速を下り、まずは塩原温泉を目指します。しかしさすが有名観光地、平日でもそれなりに車は多く、ついでに平日の大敵といえる観光バス軍団が進路をふさいでいます。まぁしゃあないわなとじわじわついて行くのみ。途中でうまく列をすり抜けることができ、ほんの数kmだけ気持ちよく走ることが出来たのが幸いというところでしょう。

塩原の露天風呂立ち寄りも少しは考えていたのですが、すでにそれなりの車が駐車していたためパス。以前入ったのは朝の6時過ぎだったもんなぁ。あの早出はもうやりたくないぞ(笑)。一気に会津田島方面へと向かいます。

平野部ではいい天気だったのですが、山王峠あたりはしっかり曇っていてかなり涼しい感じです。田島と檜枝岐の分岐を左に曲がり、滝の原あたりに来たところで11:00。ちょうど開店の準備をしていたお蕎麦屋さんでまずは腹ごしらえとしました。考えてみれば、朝飯食べてないもんなぁ(シャリバテしないからあまり関係ない)。

当然この日一番の客となり、きのこおろし蕎麦をいただきます。ちと高いような気もするけれど、辛みのきいた大根おろしとたっぷりのきのこはかなり嬉しかった!後から来た地元の人が「今年はまだマイタケが出ない云々」と話していたので、妙な直売所で栽培モノに手を出す危険がなくなりました。あ〜よかった。

舘岩村に入ったところでガソリンの警告灯が点灯、そのわずか500m先にGS。ふふ〜ん、ここにあるのは知っていたんだもんね、しかも平日だから安心してました。18.5リットル給油、しかし場所が場所だけに高いなぁ(127.6円/ハイオク1リットル)。ちなみに帰宅直前に寄ったスタンドでは106円/同、だったもんなぁ。ま、せっかくだから地元に貢献しなきゃ。



ちょっと止まって撮影モード。うーむ、稲の色にムラがあるのが気にかかるなぁ。

さて、そのスタンドからちょっと戻ってスキー場方面へ。目指す樽風呂はこの付近にある「民宿 平成」さんが管理されているのだそうで、きちんと願い出れば無料で入浴させてもらえるのだとか。東京方面からの日帰り圏で今やそういう場所は貴重ですから、大切にしましょう!ちなみに、樽風呂のすぐ脇には源泉の管理施設があり、そのあまり湯を利用した露店風呂のようです。



こちらが「民宿 平成」さん。犬に吠えられましたが(笑)、
こころよく入浴許可をいただけました。ありがとうございます。

というわけで、教えられた道をえっちらおっちら進みます。途中からダートになり、ブラックバードゆえビビリモードが入りましたが、なんだ、すぐ到着しちゃったぞ。誰もいないし、よっしゃ貸し切りだぁ!

この写真で見ると案外小さく見えますが、樽を再利用した湯船ですから、直径は2m以上あります。しかも通常のお風呂より多少深く、さらに浴槽の内側はちょっとぬるぬるしていますから(不快なほどではありません)、自分なりの姿勢保持態勢を体得するまではちょっと緊張します(笑)。特に、はじめの一歩を踏み出す時は気を付けましょうね。
苦しまぎれの動画も御用意!

「ただただ、まったり。」

見たからどうと言うほどのもんでもないなぁ(本音)。

Asf形式、133KB、6秒
というわけで、思いがけずあっさりと本日の第一目的は果たしちゃいました。さてこの後はどうしようかと一瞬だけ考えた結果、「やっぱ平日だし、休日だったら混んでてキビシイところがいいだろう」ということで、久々に木賊温泉に足をのばしてみました

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