【 その3 八九郎温泉群の「あがり湯」?元祖八九郎温泉 】
八九郎温泉群の「長男」、八九郎温泉は集落のはずれにあります。林道が分岐する場所からさほど遠くないところにある民家のすぐ前を入っていくのですが、その「民家」の方が管理をされていますので、入浴の際は必ず一言ことわってから奥に進みましょう。その民家の場所がわからない方は、しばらく戻ったところにある商店で場所を聞けば、親切に教えてくれます。わたしらは「入らせてもらう」立場なのですから、このへんの礼儀は是非きちんとしたいところです。
上の写真は温泉のある側から入口方面を振り返ったものです。すぐ脇の水路に、な〜んと!尺モノのイワナらしき姿を発見!流れも早いし、誰かが放流したんでしょうかね。
事前に調べていた情報によると「この八九郎温泉は全然手入れされていないため云々」ということで、うちら(Takemaだけか?)もそれなりに覚悟はしていたのですが、最近は管理人の奥さんがとことん掃除をしてくださっているらしく、行った時の湯船はホントにピカピカでした。湯ゴケや泥や木の葉草の葉などは一切なし。ついでに夕方近かったためかアブもなし(これは重要!)。とことん優雅に入浴を楽しんだのでありました。いいぞぉここは!だからこそ、必ず一言ことわってから入りましょうね。絶対。
ちなみに、この浴槽のすぐ脇にも湯の小さな湧き出しがあります。こんなにかわいいんです。
湧き出し口のサイズは、画像の上にマウスを載せてみるとわかります。
そぉして、メイン湯船にはこんな勇ましい勢いで湯が流れ込んでいるのです。炭酸系ジュースがあふれるがごとくね。
「八九郎温泉湧出口の豪快さ!」 (asf形式、5秒:97KB) |
というわけで3つの八九郎兄弟温泉を駆け足でめぐってきました。それぞれに濃厚な個性のある温泉です。ただ、自分としては「奥→奥々→八九郎」という、今回このページで紹介した順番に入浴するのが一番印象深くなるのではないかと思います。小規模だけれどジャグジーに驚かされる「奥」、そして豪快な「奥々」と来て、最後にまったり「八九郎」というのはかなり捨てがたい順ですよ!拙HPを見てここを目指そうと思われる方、この順番を是非お忘れなく。一番見つかりにくい「奥」が最初ですよ!
さて、ここまで来たら八幡平までは一投足。実はこの日の朝、念のため「予約」を入れておりました。こりゃまた世間離れした、その宿とは?