− その3 温泉入浴三昧っ! −

これこれ、これでなくっちゃ始まらないっ!

さぁ、いよいよ入浴開始です。野湯というと、自分たちで湯船を作る(掘る、せき止める等々)という作業がしばしば必要になるのですが、ここの(湯)川は流れる量や早さもちょうどよく、その作業すら必要ありませんでした。上の写真ではTakemaの後ろに板で川をせき止めている様子が見えますが、これは先人が設置したもの。でも、あってもなくてもほとんど深さは変わりませんでしたね。お湯は最初こそちょっと熱めに感じましたが、慣れてしまえば全然平気。湯が下から湧いているわけでもないので、湯ったりしている時に突然お尻から「あちちっ!」などということもありません。とにかく最高の気分になれるのは間違いなし。

お湯につかりなからの景色もなかなか雄大です。安達太良山から鉄山にかけての稜線まで広く見渡すことができます。やっぱり野湯はこういうのがいいですね。でもあまり言葉だけで綴るのも何ですから、画像で実際の雰囲気を見てもらいましょう!

あ〜、至福のひとときです。ビールを4本背負ってきた甲斐もあるというもの。

ちょっと下流に行くと、またまた別の湯船が。おしんこどんはこの時点で「湯浴み着」の着用をやめてます。だって誰も来ないんだもの。

左の写真を見てもらえれば、この温泉の素晴らしさもわかるはず。どこに入っても適温快浴!一浴のあとミニバーベキュー、温泉に入ってビール飲んで、んでもってお腹も満足とくれば‥そう、お昼寝です(右写真にマウスオンで昼寝おしんこどん)。

こんな「天然湯船」がそれこそ流れ沿いにたくさんあります。ずうっと上流のほうにも適温の場所があるとかいうことですが、もう、そんなのを探す気分にもなりません。このエリアだけでも十分すぎるんです!
というわけで、たっぷりと野趣を堪能。この場所に来てから出発までの滞在時間は3時間20分でした。しかし、われわれ夫婦の他には誰も来なかったんですねこれが。いやぁ、しつこいようですがやっぱり極楽ですな。

というわけで、今度は谷を巻きながら駐車場へと戻ります。

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