− 手始めは、GWにやり残した「宿題の湯」から! −
朝一番で千葉を出発し、まずはともかく東北道をひたすら北上開始っ!でもその時点では、どこの野湯をどういう順番で回るのかは決めていなかったんです。資料だけは持っていき、どこに行くかはその場の気分で決めちゃおうというこのいい加減さ、いつものことながらあんまりほめられたことではないような。
仙台を越えたあたりで、いよいよ本格的に「さぁってどうしようかなぁ」と考え始めます。メインは岩手山や八幡平の北側にしようと思ったのですが、それより南にも未入湯の湯が二つあるのが気にかかる‥というわけで、まずは南から攻めていくことに決定!北上JCTで東北道から外れ、目指すは「見立の湯」!
実は今年のGW木地山キャンプの際、この湯目指してすぐ近くまで来ていたんです。しかしさすが東北脊梁山脈のど真ん中をナメてはいけない、林道の未舗装部分はまだどっぷりと雪に覆われた状態で、ノーマルタイヤをはいた二駆の乗用車では手も足も出せず、すごすごと引き返したという情けない記憶‥。というわけで、今回はリベンジとなるわけですね。
左上の写真は最終集落にある看板。ここは迷わず左の舗装道路に進入します!
右上が見立温泉への入口。車も数台停められそうな少し広い場所です。
舗装路が終わり林道に入ると‥う〜む、結構道が荒れています。四駆なら何の問題もないんですが、上記の通りフツーの乗用車ですから、えぐれた部分ではそろーりソロリ、お願いだから腹擦らないでねと祈りながら慎重に進みます。結果は‥ハイ、1回ガガッと擦りました。まぁよくあることということにしておきしょう(苦笑)。
あれぇまだ先なのかなぁ、もしかして入口を見落としていたりしたらすんごく悲しいなぁとやや不安になってきた頃、ようやく温泉入口の看板を発見!よっしゃ、間違ってなかったゾと一安心。ふむふむ「ここから5分」という歩行時間の少なさが何ともありがたいですなぁ。というわけで、短パンにサンダルばきという完全に山をナメた格好で出発したTakemaなのでありました(笑)。
キミキミ、5分とはいえ山道をなめちゃいかんのよ(笑)。
さしたる高低差もないまま、看板に偽りなしの約5分で温泉エリアに到着です。左写真のコンクリの中にもお湯があるそうですが、やっぱり入りたいのは右写真の湯船ですね。ちなみにこの湯は鉱山関係の施設跡だとか。かつては労働を終えた関係者の方々がここで一日の汗を流したわけですね。そして月日は移りゆき、今や温泉好きの皆さんがわざわざ目指して来る時代になったわけで、何だか不思議な気もします。ま、とにかく今回の第一湯に入浴開始っ!
すぐ下に流れる沢音を聞きながらの入浴は気分良し!ただし、ちょっとお湯がぬる目ですな。こりゃGWの時期だとちょっとキツかったかも(笑)。ちなみに、沢に向かって右側の湯船の方が多少温度が高いです。湯船内のコケちょっとヌルヌルは場所柄致し方ありませんが、予想していたよりはきれいでした。お盆の時期に沢山の人が入りに来て、掃除をして下さった方もいたからでしょう。
誰もいなかったんで、おしんこどんの湯浴み着も出番なしでした。
というわけでリベンジ宿題温泉は無事終了。さぁって、次はどこの湯に行きましょうかね。というか、そろそろ今日の泊まり場を考えねば。