(その1)



今年は山の残雪も少なめ?

(2004/4/18 走行450km)

春一番のバイクツーリングはいつもの通り?日光ということにいたしました。確か一昨年も、その前も金精峠オープン直後に来てたよなぁ。でもこの時期、Takemaのライディングテクニック(特にワインディングロードの走行テク)は年間を通して最低レベルに低下しています。冬の間は「通勤グ」でしか乗っていませんでしたから当然といや当然なのですが、そのへたれた身体に「喝」を入れるがため、

というわけなのです。しかしなんだか年々目覚めの度合いが低くなるようで、気がつけばここ数年はシーズン中ずっと「寝ぼけた運転」をしているような気がするなぁ(自虐)。

ま、そんな話はいいとしてツーリングの話に戻しましょ。まずは東北道ひた走り。天気のいい日曜日だというのに結構すいていて、佐野ICから北ではホントにガラガラ。昨日も天気が良かったから日帰り客は分散しちゃったのかな。

そんなこんなで鹿沼ICで高速を降り、鹿沼から今市に抜ける通称「例幣使街道」を走ります。例幣使とは、日光東照宮例大祭に際して、朝廷が幣帛(へいはく)を納めるために使わした使者(幣使)のことのようで、毎年派遣されたので呼び名の前に「例(=いつもの)」がついたというわけなのですね(勉強になるでしょ(笑))。

さてその使者達が通行したこの街道ですが、何といっても圧巻なのは何kmも続く杉の並木(もちろん江戸時代に植えられた杉です)。しかも並木道の横を走るのではなく、当時の街道部分をそのまま舗装して使っている国道(119号)なので、江戸時代の旅人気分がお手軽に味わえる?というわけですね。しかもこの道、道幅が少々狭いため(それでも一応片側1車線ですが)大型車通行禁止。よって観光バスや大型トラック、ダンプなどが走っていないというのがなかなか嬉しい。日光に近いのに案外知られていないようで、バイクもそんなに走っていないなぁ。通ったことのない方は是非一度お試し下さいませ。
激しく動揺する動画(苦笑)

「並木道を行く」

走行しながらビデオなんて撮っちゃ駄目ですね。
とっても見づらいですがご勘弁下さい(笑)。

ASF形式、260KB、8秒
踏切を過ぎるとさしもの並木道も間もなく終わりで、唐突に?日光街道にぶつかります。ここから今市、日光の各市街を抜けていくんですが、この日はやっぱりすいていたなぁ(良かった)。清滝を過ぎ、いよいよいろは坂に突入です!

入ってすぐ気づいたことが。「あれ、車線の区分がなくなってる!」。以前は二車線のうち右側が普通車、左側が大型と二輪だったのに、その表示やペイントはすっかり取り外されていました。ということは、「遅い車は左車線」という一般常識通りに走ればいいということなのですね。もっともこの日は「前後にほとんど車の姿なし」という状況でしたけれど。

さてとにかくワインディングのくねくね道に突入です。何度かカーブを曲がっていくうちに‥実感しました。

軽快に車体をバンク‥させられてません。おっかなびっくりよっとこさ、という表現が一番適切でしょうか。毎年のこととはいえ、やっぱり春一番は身も心もなまっているということを、改めて感じさせられましたわ(苦笑)。

それでもまぁぼちぼち中善寺湖畔へ。交差点を左折し、次に向かったのは半月山の展望台。ここって確か、昔は有料道路でしたよね。実は一度も行ったことがなかったので、ここを往復してくることによってさらに強引に身と心をたたき起こし、一気にライダーTakemaを復活させようと目論んだわけですね。結果は‥やっぱりびびってました(浮き砂もあったし、ということもありますが‥言い訳)。



いやぁいい天気、良哉良哉。

再び湖畔に戻り、戦場ヶ原方面に向かいます。やっぱりまだ金精峠が開いていない(今年のオープンは4/23ということでした)ということで車の数も少なめということなんでしょうか、遅めの車を先頭に長蛇の列という、この道でよくありがちなパターンもなし。うーん、こりゃあいいっ!(勝手に満足)。

続いて光徳牧場へ。川俣温泉に抜ける道がオープンしているわけもないので行き止まり道の往復に過ぎませんが、なぜだかひかれるんだなぁ。何もないのに(笑)。



光徳の駐車場には寄せられた雪の山が。
しかし例年より雪の量は少なめかなぁ?

またも動揺する動画(苦笑)

「光徳からの帰り道」

低速ながら高めのギアで引きずったため、回転がものすごく低い!
排気音からもそのことがうかがえます。

ASF形式、316KB、15秒
続いては温泉!今回は日光湯元観光センター内にある「はるにれの湯」へ。ここにはずっと以前(たぶん20年くらい前)に宿泊したこともありましたっけ(日光白根山に正月登山したときの帰り)。建物は当時のままだけれど、今でも泊まれるのかどうかは謎です。



年期を感じさせる建物なれど、それがまたシブくて良かったりするのです。

建物の中を通り抜けて別棟の湯小屋へ。これもまた20年前に入った時と同じ年代物のようですが、ピカピカでないのがかえって好印象。自販機はちょっと目障りですけれどね。お風呂は(男女別)建物裏側の窓がなくて半露天状態といった感じでしょうか。泉質は「含硫黄カルシウムナトリウム硫酸塩炭酸水素塩泉」、要は硫黄泉ですね。色は白濁というよりは緑がかっており、何だか効きそうな感じです。



ちなみに結構混むことが多いようですが、今回は貸し切り状態でした(よっしゃ)。

さ、温泉も堪能したし、あとは帰るだけ!と思いきや、またちょっと寄り道してみましたのだ。

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