− 下の岱露天風呂残念水だ編 −
4日目です。この日も天気が良く、こんなに晴れが続くと何だかこわいくらいですが、まぁこれ幸いと今日もまたまた出かけましょ。
まずは木地山からそう遠くないところにある下の岱温泉へ。上の岱には地熱発電所があり、その近くには川原毛地獄があるくらいですから、この辺もかなりの温泉エリアなのです。というわけで、「山の湯っこ」の看板のあるところで県道をはずれ、ぐんぐんと上がっていきます。
ほどなく日帰り温泉施設「山の湯っこ」に到着です。ただこのあたりの地形図を見ていると、そこから少しはずれた場所に温泉マークがあるみたい。今回の目的地はそっちなので、そのまま林道(未舗装)を直進します。がんばれRVR@120000km!
しばらくいくと、蒸気がもうもうと噴き上がっているのが見えます。よっしゃ行ってみようということで林道から分岐する枝道へ。とはいってもほんの数十mです。
たどり着いてみれば源泉施設。しかし、この施設に付随した余り湯捨てタンクにお湯がたまっているという話も聞いていたので、念のため確認してみましたが全くの水でした(残念)。
しかし、この同じ広場にはなにやら立派な建物があったのです!
こ、これは誰がどう見てもっ!(嬉)
知らなかったけれど、ここには何とも立派な露天風呂施設があったのです!景色はいいし、こりゃ入れるようなら入らなきゃ損です。もっとも山の湯っこさんの所有物かもしれないんで、その場合はお金を払いに行かなくちゃ。でも、まずは最初に「お湯のチェック」させてもらいましょっと。
しかし建物に近づいて行くにつれて一抹の不安が頭をよぎります。
その不安は悲しくも的中してしまいました。湯船からあふれ出ていたのはただの水だったのです(大悲)。くぅ、この絶好のロケーションにしてただの水とはどういうことなんだぁ!しかもすぐ横に源泉の施設があり、パイプもつながっているみたいなのに!
お湯が出ていれば、さぞかしいい気分になること間違いなしでしょうに‥
悔しかったので、広場に怒濤の勢いで出ているツクシを採って今晩のおつまみにすることにしました。もうカサが開いちゃってるけど、まぁ食べるにはあまり問題ありませんな。真の問題は下ごしらえ時のハカマ取りにあります。ま、それとてキャンプ場でのんびり作業する分には全然飽きないのはなぜでしょう(笑)。家でやったりするとたぶん集中力は3分と持たないでしょうに。
収穫時と調理後です。ハカマさえ取ってしまえばあとは簡単ですね。
しかし結局ここでは温泉に入れずじまい。ということで、今度は山の反対側、秋の宮温泉方面に移動です。よっしゃ、いい野湯みっけ!!