− Page40 世界三大瀑布のビクトリアフォールズはやっぱりすごかった(2) −
ちなみに滝の幅は1.7kmにも及ぶとのことで、もちろん1台のカメラで写しきれる範囲ではありません(笑)。
さて一番の水煙地帯を通り抜けると、そこには草原の中に遊歩道が延びる開けたエリアが広がっておりました。もちろんこの向かいにも滝はどうどうと落ちているんですが水煙はほとんどなし、何ででしょうね?多少対岸との距離が離れたからかな?
おかげさんでようやくゆっくりとメインフォール東側を眺めることが出来ました。
上の3画像とも、マウスオンするとアホ画像に変わったり拡大したりします(笑)。
それにしてもこの公園がすごいところは、滝壺に落ち込む崖に一切のロープが張られておらず、「ギリギリまで行くのも自己責任でOK、ただし落ちたら知らないよ」という姿勢が一貫しているところであります。しかしそうなると、もう40歳代も半ばにさしかかったわれわれがやりたいことといえば‥
という、誰がどう考えても「阿呆」としか言いようのない無意味なせめぎ合いだったりするのであります(苦笑)。でもこれがホントに恐いんですよ。え?「あんたたちはついさっきまで111mのバンジーを飛んできたんだからこんなの楽勝でしょ?」って?‥あのですね、
というわけで本当は高所恐怖症のTakema(笑)、おしんこどんと写真の撮りあいっことなりました。
あのー。言い訳をさせていただければ写真のアングルが全然違うんですが(笑)。でもTakemaは左足にやっぱり「今生への未練」が丸見えだったりしますが(笑)。
しかしいずれにせよ激恐エリアであるのは言うまでもない事実であります。この下はまさに奈落の底、しかもわれわれが座っている岩だってやはり水煙の関係で苔が生えており妙に滑りやすいんですから‥。足がむずむずしましたわ(笑)。
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そんなわけでさらに先を進んでいくと、ジンバブエ側の最東端であるその名も「Danger Point」に到着しました。
左上画像の対岸崖はザンビアです。向こうにも遊歩道が設置されているようですが、見ているだけで恐くなってきます(左上画像マウスオンで拡大します)。でもザンビア側にはちゃんと木製の柵が設置されているのにジンバブエ側は?もしかしたら向こう側の人は「うわー、ありゃ恐くて行かれないかも」と言っているのかも知れません。
ちなみに「Danger Point」の名前の通り、ここだけは「先端まで行くな」の禁止表示がありました。ただし柵がないのはここも同じことで、行く行かないは当人の自覚次第ですね(笑)。
もちろん賢明なわれわれ夫婦は先端まで行かずに‥でもTakemaジャンプの2m後方は100mスッパリ切れ落ちてますが(笑)。
実は今回の旅行で一番キレイにジャンプできたんじゃないかと思って自己満足していたら、向こうから仲むつまじいカップル(まぁ普通カップルというのは仲良く見えるものですが)が歩いて来ました。ご挨拶した上でそれぞれに記念写真撮影大会。われわれ夫婦も久々にツーショットを撮ってもらいました(いつもアホ写真ばかりだもんね)。
あまり詳しくはお話ししませんでしたが、仲のいいお二人でした。われわれはどんなふうに見えたんでしょう?(笑)。
さてここはジンバブエ側の最東端なのですからあとは戻るしかありません(途中から林間を通るショートカットルートもあるけれど、ここはやっぱり滝沿いの道を戻りたいものです)。というわけでこのポイントではずいぶん長居をしましたがてくてくと歩き始めると、先ほど「滝覗き」をしていたレインボーポイントのあたりに3人の影が?ん?3人のうち1人は?もしかして?
空港からの送迎からはじめ各種の手配、そしてあの「Brick Money」もオーダーしてあるFさんが大きく手を挙げて応えてくれました。ちなみにこれまでの文章からして「たぶんブリックマネー受け取りには失敗したんだろうな」と想像している方もおられるかと思いますが、そう結論を焦らないで下さい(笑)。
そんなわけで最後にもう1回ジャンプ!ちなみにタイムラグのあるデジカメ撮影では案外簡単じゃないんですよ。うそだと思ったらやってみて下さい(笑)。
そんなこんなであとはゲートまで行くしかないところまで戻ってきました。しかしその途中に道をふさぐように倒れかかった倒木が!こうなれば‥おしんこどんの出番ですね(笑)。
こんなことやったりあんなことやったり(左上画像マウスオン)、最後にはレモネード炭酸補給で大満足ということのようです。
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というわけでこのあとはビクトリアフォールズ駅を眺めながらビック市内へと戻りました。ただーしただし!聡明な皆さまであればお気づきかと思いますが、われわれはまだ「お昼ご飯を食べていない」のであります。バンジージャンプサイト周辺はもちろん、公園周辺にも「お食事処」は一切ありませんから、ここまでは忍耐一路というわけでありました。で、このタイミング(16:00ころ)に考えついたことといえば‥
というわけで市街中心部にあるファストフードの「Wimpy」へ。あーよかったちゃんと営業中、で、Takeawayはお隣の入口が受付になっているということでそちらに移動して購入したわけなんですが‥この時のレートって、
ハンバーガー+チップス | US$7 | Z$280 |
ステーキロール+チップス | US$8 | Z$360 |
合 計 | US$15 | Z$640 |
えーっと、ここWimpyではすでにUS$との換算レートをZ$40に設定しているような?このあとホテルで聞いたら「今日あたりはUS$1=Z$35くらいかと思うけれどね」と聞きましたが、新札にした効果もなくZ$の価値はひたすら下がり続けているようです。ちなみにさほどの違和感を感じずに読んでいる人は、この約2週間前であればこのZ$レートが
2008/8最初に10億分の1デノミ(切り下げ)をやっていますからねー。ちなみにホテルに戻ってからこれを食べてみると、ハンバーガーはまぁミンチ肉ですからまだいいとして、ステーキロールの肉は硬く固く難く、食べるのには一苦労でした(by おしんこどん)。
おっと、その前にリカーショップに寄ってジンバブエビール6缶を買ったことも忘れてはいけません。ただしこれは「今宵の楽しみ用」ではなく日本へのおみやげ用でした。帰国後飲んでみたら、案外マイルドで飲みやすい感じでしたね。それにしても、経済状態崩壊まっただ中のこの国において、よくぞ製缶工場と醸造工場が機能していたことよ。
部屋のTVからは北京五輪が放映されていて、ちょうど女子10,000m競技が。福士選手が「ああ予想通り」に後半落ちてしまって残念。さ、これで早めの夕ご飯終了として、あとはどうしようかなーとなれば、
(「ホントにそれしかないのか?」と突っ込んだりしないで下さい(苦笑))
というわけで、プールサイドのバーで明るいうちから赤ワイン宴会であります!赤ワインはUS$25、その後追加で頼んだ白ワインはUS$20と、現地通貨に換算すればそれこそ天文学的な額になるわけですが、換算する意味も特段ありませんし、まぁ日本のレストランで頼んだと思えば惜しくもないかな。おつまみは手持ちのチョコレートのみ。
バー担当のクレメンソーさん、陽気な人で「ワタシの日本名は佐藤です」とのたまっていたっけ。
暗くなってからもさらに飲んでいたのであります(飲み物が白ワインに変わってます)。ちなみに赤白ともジンバブエ産でした。
さて夜中用に水を購入して今日も終わりかなと思ったところでおしんこどん曰く「月を見に行こう」。実はこのホテル、レストランのある建物には屋上まで続く階段があるみたいなのでありました。通行止めになっていたらしょうがないなと思いつつ進んでいくと、あれま全くフリーパスで屋上へ行けるのね(ちゃんと屋上にも灯りがついておりました)。と、そこで見たものは‥
写真が撮れるほどの明るさではなかったのですが、まさかここから水煙が見られるとは思いませんでした。ならばということで明朝はここから日の出を拝むことにして、ジンバブエ最後の夜を〆たのでありました。
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