− いやっほう!身のほどに似合わぬリゾートライフ! −

市場を堪能したあとはいよいよボートに乗り込み、一気にマブール島(シパダン島へのベースとなる島)へと移動します。

島への渡し船としては結構立派な船で、一応屋根付きですから雨でも大丈夫な感じです。10人くらいは乗れるキャパもあるんですが、これにうちら二人というのは何ともゼータクそのものです。というわけで、関係の皆様に見送られてしゅぱぁーつ!

いやぁ、道中は快適そのものです。船と行き違うときの波を除いてはまったく平穏な、まるで湖のような海をたぶん50kmくらいのスピードでひたすら走ります。途中には小さな小さな島もあったりしてそれなりに景色も楽しめるし、いやぁ休暇っていいなぁ(笑)。

いよいよマブール島に近づいて来た頃、「噂に聞いていた違和感」が姿をあらわにしてきました。それは‥

これこれっ!マブール島のすぐ沖にどどんと鎮座している「宿」。昔の調査船だか何だかをベースにして造ったとかいうことですが、確かに形は船っぽいです。しかし島の近くに構築されている建造物として違和感たっぷりなのは確かなことで、よせばいいのに夜はこうこうと灯りをともしますから、「うーんこれはコレハ」という感じです。ま、自分たちの部屋からは見えなかったから気にしなかったんですが(自己本位)。

これを横目にしながらもいよいよマブール島に到着です。宿の人がわっせわっせと出てきて手を振りつつ出迎えてくれるのはここの従業員教育の賜物とみましたが、決して悪いもんじゃありません。そういや、この宿は日系資本なのだとか。



いやぁ、こりゃ気持ちいいところじゃないのさ♪

ウェルカムドリンクでのどを潤しながらのチェックインとは久々の体験だぞ(笑)。色々と説明を受けた上でとりあえず水上のマイコテージへ(というか、この「シパダンウォータービレッジ」は何から何まで全て海上に造られています)。いやまぁこれらがえらく立派なもんでぶったまげちゃいました!



海の上の渡り廊下を歩いていきます。あちこちに草木の鉢が置かれているところがまたリゾートらしくって‥



部屋もひろーい!テラスもたっぷりの広さで、島を眺めながらのんびり出来ます!



となれば、無意味に正座だってしたくなるのが貧乏人の習い性だったりして(笑)。



無意味に広い洗面所とシャワー室、そしてその隣にはジャグジー風呂までっ!(おしんこどんお気に入り)。



廊下の上から下を眺めると‥無数の小魚が群れてましたわ。すくい網で一網打尽&踊り食いしたら旨いかもしれん。

いやぁやっぱり我々のようなエグゼクティブにはあまりにもお似合い麦ばっかり食べてるようなビンボー人にはあまりにもおどおどするような雰囲気です。でもまぁ持参の屋久島焼酎を冷蔵庫に入れ@午後のシュノーケル後のお楽しみ、少しまったり。と、遠くのレストラン棟から「お昼だよーん、ごはんの準備が出来たよーん」を告げる太鼓の音が聞こえてきたので、わっせわっせとランチに向かう我々なのでありました。食事も全部込みになっているのでびくびくしないで食べられるぞぉ!(やっぱり小市民的思考ですな)。

そして当然のごとく「何はともあれビールビール!」と相成ります。もっともここを訪れる絶対大多数のお客がダイビング目当てというわけで、昼間にビールを注文すると必ず聞かれるのがこのことば。

へっへーっ、ダイバーは潜る前のアルコール摂取は禁止、でもシュノーケリングに関してはそういう規定はないんだもんねーだ!というわけで「んぐんぐ、プハァ!」。いやぁ幸せそのもの、北の湖理事長もビックリというところですな(何のこっちゃ)。
もっともシュノーケラーだからといって、無尽蔵に飲んでいいというわけではありませんので念のため。小さな声でこっそり白状すれば、前回同じサバ州のセリンガン島でシュノーケリングをしたときには、日本酒をそれなりに摂取の後だったもんでえらく気持ち悪くなりましたっけ(過呼吸?)。
というわけで昼ご飯も終了。というわけでこのあとは、「ろくすっぽ泳げないTakemaが」(おしんこどんは泳げる)、機材を借りてマブールの海へと挑みます!(笑)。

[戻る]  [次へ]