− 海から山へ、ダナンバレーの森へ −

夜明け方にざざざっと降り始めた雨も日の出前には上がり、外を見てみると朝焼けの空が広がっておりました。今日は6:30出発ということで特別にレストランを開けてもらう約束をしておいたので、6:00過ぎに部屋を出てチェックアウト。とはいえ昨晩のうちに精算は済ませておいたので鍵を返すだけなんだけれどね。



まだ濡れたままの通路を食堂へと移動。

予定よりちょっと遅れて6:40に桟橋を離れセンポルナ向けて出発です。この宿の面白いところとして、ボートの到着時と出発時には従業員の皆さんが手を振って出迎えや見送りをしてくれるというシステムがあるのですが(多いときには20人近くが手を振ってくれる。何だか北海道は利尻礼文のフェリー発着時みたいで不思議な感じ。ただしギターや踊り、歌声などはありません(笑))、さすがにレセプションもオープンしていない早朝ということで、見送ってくれたのは4名の方だけでした(淋)。
とにもかくにも動画です(7)

「それじゃ、またねぇ♪」

ちなみに利尻礼文と同じく、船が点になるまで手を振っていてくれるところがほのぼの。

Wmv形式、480KB、17秒
というわけで約30分のボートトリップがスタートです。この日はあまり天気が良くないようで、船から見渡す360度の海のあちらこちらで雨が降っているのが見えます。

左写真は沖に停泊しているマレーシアの巡視艇。船の舳先に人影が見えますが、釣りをしていたのは彼だったりします(笑)。右写真のような虹はそれこそ10回以上見えたんじゃないかな。幸い自分たちのボートは濡れることもなくセンポルナへ到着することができました。

というわけで到着です。ここからラハダトゥへのローカルバスがないわけでもなさそうなのですが、あったとしてもどうしても時間がかかりそうなので、もう最初から車をチャーターしておりました。さすが時間を金で買う日本人ここにありというところですが、ダナンバレーまで半日でいけてしまうという魅力にはかなわないものね。



うわぁランクルがすでに待機しておりました。

いやぁロスタイムがないというのは早い早い。結局ダナンバレーへのジャンクションまで2時間かからずに着いちゃいました。とはいえランクルはここまで。運転手のお兄ちゃんによると、ほぼ毎日このような形での送迎を行っているのだとか。ご苦労様です。

しかし肝心のダナンバレー行きマイクロバス(ラハダトゥ発)がなかなか到着せず、しばしこのジャンクションにて暇つぶしをすることに。



ここからレインフォレストロッジまではダート路を77km。



滞在中のおつまみとしてランブータンとマンゴスチンを買い込みました。

さて、何だかんだでバスも到着。お客さんはすでに6名乗っていて、満席での出発です。雨期だから道もさぞかし荒れちゃってるんだろうなぁと思いきや、大型トラックが行き来することもあって思いの外まっとうな路面状況(ロッジ近くで何カ所か崩れてましたが)。おしんこどんも車酔いすることなく(あ、酔い止めの薬も飲んでたんだっけ)無事到着です。3年10ヶ月ぶりの再訪でしたが、ロッジ周辺は何の変わりもないようでした(あとで気付いたことには敷地の奥の方に部屋が増えてましたが)。



到着時の写真がなかったんで、翌日の写真をここに載せちゃえ。
(ヒルよけソックスを着用してますな)

昼食後一休みした後は、いよいよジャングル内うろうろを開始です。

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