−2014/3 ボルネオ編 その10 メララップ温泉の源泉方面探索(3) −



そんなわけでもういっちょ、ロッジ供給源泉の余り湯エリアでもう一浴です(笑)。



さて帰りは来た道(途中までは河原歩き)を戻るだけなのですが、あちこちから湯がしみ出してきていて、アルフレッドさんがおっしゃっていたとおりこのあたりは地下水脈がかなり豊富のようです。右上画像の湯などは、溜めればそのまま入浴できそうな温度です(実際は溜める場所がないんですけれどね)。

で、例の「第一・第二源泉」まで戻ってきたわけですが、改めて余り湯の流れ出しを見上げてみると‥


湯が空気に触れる表面積が大きくなれば大きくなるほど温度が下がるわけですし、しかもこのあたりの川の本流は対岸側らしく、このあたりの流れ方はずいぶんと緩やか、さらには川底部分は岩がゴロゴロしているわけですが、岩と岩の隙間部分は結構深い‥




というわけで、こちらでも野湯をタンノー。工事なしでそのまま楽しめました。

快適さという点で比較してみると、先ほどの湯よりこちらのほうが明らかに快適です。でも「世界で最初にあの場所で湯浴みを楽しんだ温泉ファン」としては(こだわる)、「あっちの方が野趣に富んでいてヨカッタ」ということにしておきます(笑)。



そんなわけでこちらの湯の動画です。


さて宿エリアに戻ってきたのは13:00ちょっと前。ただ、左上画像に見えているのはわれわれの泊まっているロッジではなく建築中の小屋でして、そのほぼ真向かいには右上画像のように温泉プールが工事完了スタンバイOKなのでありました。この小屋とロッジとの関係やいかに?もしかしてロッジ別棟のコテージとか?(ここに行くにはロッジのエントランスを通り抜けなければならないことを考えると別経営とは思えない)。


さぁってお宿に戻ってきましたんで、部屋に戻る前に最後の一浴で野湯の汗を流すというか、水着内に入りこんだ砂を流しちゃうというか(笑)。ちなみに流し効果はほとんどなくて、部屋で海パンを脱いだら砂のかたまりがどさっとね(笑)。廊下にホウキとちりとりがあったのですぐさまお掃除しましたが。

しかしここで1つの問題が発覚。それは特にTakemaに顕著だったんですが‥


そしておしんこどんも同じ姿勢で野湯製作にいそしんでいたせいで片半身だけがよく焼け状態となり、これまた「イタしみる反応」を示しておりました。おしんこどんは顔だけ日焼け止め防御をしていたようですが、考えてみれば自分はなーんも事前準備してなかったしなぁ(これぞ自業自得)。

部屋に戻って着替え終わったあたりで宿の女性が「ごはんできてますよー」と呼びに来てくれました。「ハーイすぐ行きまーす」と返事をしたのですが、実は源泉からの帰路、おしんこどんが「重大なる事実」に気付き、それを聞いたTakemaも己の詰めの甘さに愕然としていたのです。それは‥(おしんこどん発言)。


ぐっはぁしもうた中山法華経寺!(地域限定ネタ)。そうなんです、冷凍庫に入れっぱなしにしておいたら凍結しちゃうんで寝る前に出しておいて、今は使われていない冷蔵庫(電源は入ってません)に移動しておいたのですが、この日の出発前に2本だけでも再投入しておくべきだったのに‥自らの不明を恥じた次第です。しかぁし!


そこでおもむろに登場したのがアルフレッドさん。いわく「飲み物、わたしが帰ってきてから冷凍庫に入れておきましたよ。帰ってきたら飲むだろうと思って。まだ完全に冷えてはいないかもしれないけれどね」。



そんなわけで、そこそこに冷えたビールで「本日の成果」に乾杯っ!そしてお魚や肉や野菜のプレート&ごはんをぱくぱく。はふぅ、これぞわれわれにとってサラワク州の「究極のリゾート」です!ごちそうさまでした!(ちなみにこの時のおしんこどんは食欲旺盛で、当日のメモを見ると「自分の倍くらい食べた」とあります。お腹空いてたのね、この日の午前中は頑張ったからねぇ)。

さて、計画時には「午前と午後それぞれで『源泉訪問』と『周辺トレールの散策』かな」と思っていたりしたのですが、源泉訪問&野湯とでもう何だか十分満足してしまいましたよ!しかもビールも飲んだしお腹いっぱいとなれば‥


というわけで、部屋のベッドではなくこのオープンロビーの椅子をお借りしてまったりすることに(部屋の中は暑いんで、風が通るここの方がはるかに快適=右上画像マウスオン)。ちなみにこのあとどんどん喉が渇いたんですが(あれだけ太陽にあぶられたんですからね)、ここには常時コーヒーと紅茶(砂糖入り)、それと水(地下水でしょう)が備えられていたのでまったく問題なし。水もがぶがぶ飲みましたがお腹に優しい水でしたよ。

ということで、しばしの午睡のあとまたうろうろしてみましょう。

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