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−2014/3 ボルネオ編 その1 メニューページ −



ほーら、のっけからしっかりリゾっちゃうぞぉ!(笑)。

(2014年3月17日−22日)
気がつけば今回で5回目となるボルネオ島の訪問です。これまではコタキナバルのあるサバ州ばかりをうろうろしていたのですが、今回の旅行のきっかけはまたもや家飲み真っ盛り中のとある思いつきにありました。それは‥


という素朴な疑問でありまして(こういうのを素朴というのかどうかはわかりませんが)、ならばということでTakemaの持てる検索手腕の限りを尽くしていろいろと調べてみました。すると、すぐに「泥火山」なる魅惑的なワードが引っかかり心ときめきテクマクマヤコンモードに。

しかしよくよく調べてみると「泥火山」の名の通り泥だけのようなので「入浴」には不適というか無理があることが判明。ついでにいえば保護エリアにもなっているらしく、仮に湯が出ていたとしてもそもそも「入浴のごとき荒行は禁止」のようなのですね。なーんだ。

しかしさらに厳しいチェックを入れてみると‥ん?何やらお隣サラワク州内の山の中にも温泉があり何と温泉ロッジまであるらしい?しかしこのソースは天下のグーグル様の力をもってしても「日本語サイトはたった1件だけ、しかもそのサイト自体も今や放置中の過去ログが断片的に閲覧できる程度のようで、リンク等も切れていたりHTMLのソースがおかしくなっていたりして、何だか風前の灯」のようなページでありました。

しかしこのページの存在により施設の正式名称もわかりましたし、実際のところアルファベット入力で検索してみたらかなりの英語ページがヒット。ということは‥


ということで第一の目的地が決定しました。続いては「ほかに何かくっつけられないかな?」ということなのですが、これまた前から気になっていたサバ州立鉄道完乗という鉄系の野望があり、何とかこれもセットにできないかなと地図とにらめっこ。まぁこの辺の経緯については次のページで詳しく書くことにいたしましょう。

いずれにせよ、まだ桜も咲く前の時期に一足飛びで真夏の熱帯というのは悪くないですね。にじむ汗が何だか心地よかった!帰国後は肩から背中の皮が盛大に剥けてしまって往生したTakemaですが、まぁとにかく旅行記をスタートさせましょう!


KK到着、MH370に祈りをいたしつつ到着したのは高級リゾート!
羽田空港国際線ターミナルのお店がどう考えても24時間運用空港のそれではないことに憤慨しつつSQ便でシンガポール経由コタキナバルへ。MH370便に祈りをいたしつつやって来たのは高級リゾートでありました。
シャングリラタンジュンアルリゾート、あまり堪能してなかったかも(苦笑)。
ビール飲んだりアイスクリーム食べたり、夕日も見たりはしましたがトータルとしてはお宿自体をそれほどタンノーしてなかったかも知れません(笑)。夕食はカンポンアイルでね。やっぱり協定料金のタクシー高すぎ!
KKからサラワク州へ(1) 眠気と戦うアンドリューさん(笑)。
翌朝、いつになったら来るのかわからないピックアップの車を待ちます。まぁ無事に来たアンドリューさんの車で州境を越えて行きましょう。それにしても相当眠いようでしたが?(笑)。
KKからサラワク州へ(2) まさかマレーシア警察のお世話になるとは!(驚)
途中のビューフォートという町で昼食タイムとなりました。マレー食堂でおいしくいただいたあと、出発前に15分ほど自由行動‥のつもりがとんだハプニング発生!確かにこりゃわからない、アンドリューさんまたも不運!
ラワスからダート路69km+αの先にある温泉ロッジへ
ラワスで華麗なる助っ人リソンさんを得て、林道進行中のアンドリューさん@後部座席はとたんに寡黙となりました。まさかこの道を暗くなってから進行するとは思っても見ませんでしたが、まぁこれはこれで1つの経験かと。宿到着後アンドリューさんたちは帰りましたが、宿主のアルフレッドさんはかなりフレンドリー♪
メララップ温泉ロッジ(Merarap Hotspring Lodge)の概要
まず最初に、こちらのロッジがどんな感じであるかについての説明です。部屋にはTVもエアコンも無線LANもないし、電気は夜しか使えません。でもね、手作り感もいい感じですし掃除もきっちりなされています。「熱帯雨林ど真ん中のリゾート」なのです。
Merarap温泉の源泉方面探索(1)
前日のうちにリクエストしておいたとおり、アルフレッドさんが自ら源泉方面を案内してくれました。2月に洪水で大変だったようですが施設には被害なしということで何より。で、まずは第一源泉、そして主力の第二源泉見学です。
Merarap温泉の源泉方面探索(2)
今回の温泉旅行における白眉ともいえるページです(笑)。上流の未利用源泉に行ってみたら完全に埋まってましたが‥周辺を探索すると、あらぬ場所から湯が!しかも恐るべき天然露天湯も!もっとも熱すぎたので川の水と混ぜて入る野湯の構築にはいり、そして‥入浴!
Merarap温泉の源泉方面探索(3)
最奥の湯をタンノーして宿に戻る途中、第一・第二源泉の直下を通るわけですが‥「こんな絶妙のこぼれ湯をいただかないわけにはいかない!」というわけでこちらでも野湯をタンノーいたしました。帰着後、アルフレッドさんのお心遣いに大感謝!
Merarap温泉の源泉方面探索(4)
そんなわけで午後はまったりモード、ロビーでうたた寝、時には温泉撮影(笑)。と、ここで何と「本日のこちらの浴槽は源泉100%ですよ」と湯守アルフレッドさんがおっしゃるではありませんか!(感動)。このあと久方ぶりの雨(スコール)もやってきました!
メララップ温泉からの帰り道、伐採材の集積場立ち寄り
復路では伐採材の集積場見学をリクエストしました。一概に「熱帯雨林の保護」を叫ぶつもりは毛頭なくて、その現場を見たかっただけです。そして予想通り、そこには「働く男たち」の日常がありました。そう、ごくあたりまえの「日常」が。
ラワスでお昼ご飯&長い休憩のあといざテノム(Tenom)へ
ラワスでお昼ご飯というのはまぁいいとして、そのあと「Car Wash」のために1時間の待機とは!ちょっとマレータイムが流れちゃいましたがまぁしょうがない。しかしテノムコーヒーの夢は絶たれ、そしてちょっと待てこのホテル!(苦笑)。
サバ州立鉄道(1) いざテノムから貨客車に乗車っ!
朝一番、ホテルからの移動は実にスムーズでありました。テノム駅では「導入した機器をあえて利用しない」という選択肢もアリなのだなと理解し(笑)、いざ「貨客車」に乗り込みます!この車両、何だかとってもすごくイイ!
サバ州立鉄道(2) いけいけドンドンの列車旅でビューフォート到着
なかなかどうしてイヤよく揺れるんですがそれが楽しいっ!貨客車の車内は結構なんでもアリって感じで好ましい(うふふ)。途中駅で乗り換えたときにも、客車が増結されていたのに選んだのは貨客車でした(笑)。
サバ州立鉄道(3) ビューフォート−タンジュンアル区間は案外普通な感じ
ビューフォートからKK郊外のタンジュンアルまではいわば「幹線」でありまして、運行されている列車もエアコン付きの立派な車両。でも「奥のほう」を知ってしまった身からすると物足りなく感じました。でも快適だし料金も安いので地元の方々御用達!
コタキナバルで最後の夕ごはんはやっぱり海鮮で伊勢エビ、アワビっ!
終点タンジュンアル駅からはミニバスで市内へ。市内からはシティバスでお宿まで。このあとの夕ごはんはおしんこどんのお誕生日祝いということでゼータクにいきましたよ!やっぱりカンポンアイルは欠かせないなぁ。

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