−2014/3 ボルネオ編 その9 メララップ温泉の源泉方面探索(2) −
こ、これは‥何と天然の湯だまりでありました!(ただし入浴不能温度)。東鳴子の阿部旅館さんタオルも喜んでます!
さて前ページのラストを思い起こしてみましょう。アルフレッドさんが「ここに、源泉が湧き出ていたのだが‥」と唖然として立ちつくしたというところで終わりましたよね(ちょっと脚色してはいますが基本的にはそんな感じです)。 そんなわけでわれわれ(というかTakemaだけか)も「あちゃー」と茫然自失徒手空拳という感じだったのですが、それでも「受領は倒るるところに土をつかめ」ともいうじゃないですか(例えが違う気もしますが)。そんなわけで周辺をじっくりデビルビーム系で見渡してみると‥ |
というわけで砂浜系のところをずんずん進んで大岩堆積系のエリアまで来てみると‥くわゎー、確かに湯気が上がってます!(激嬉)。 上の画像では湯気までは写っていませんが、右下を見るとしっかり流れ出していることがわかります。ということはというわけで、さらにその湯流れ上部をたどってみると‥ |
(その大きさをわかりやすくお伝えするためにケロリン桶を浮かべてみました(笑))。 |
うーむ神様、あまりにも味のある職人芸を見せてくださりありがとうございます!なお、宿のオーナーであらせられるアルフレッドさんでさえこの新源泉&湯だまりの存在を知らなかったわけですから、この温泉情報は間違いなく世界初公開でしょう!(笑)。 まぁもっとも新源泉というのには語弊がありまして、土砂の堆積によりこれまでの湧出口が埋まったため、行き場を失ったもともとの自噴源泉が数十m上流の岩の隙間から新たに湧き出るようになったということなのでしょうが、いずれにしてもこの発見は嬉しかったです。アルフレッドさんも、「まさかここに出るようになってたとはなぁ」としみじみ驚いておられたようなので満足満足。 ちなみに源泉湧出部付近にははっきりとわかる硫黄臭が漂っていました。第一・第二源泉ではあまり感じませんでしたから、こっちの方が成分が多少なりとも濃いのかなと。なお厳正なる味覚検査を行ってみたところ(飲んだだけ)、やっぱり僅かなタマゴ味と雑味(鉱物臭?)のほかに「特記すべき事項」は見あたらず。やっぱりここも日本の評価基準でいえば単純温泉に分類されるんじゃないかなと。 さてそんなことはともかく、よーしそれではサラワク州の熱帯雨林奥地に湧く天然湯船、そこにいよいよTakemaの柔肌(笑)を浸すときがやって‥ |
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アルフレッドさんも「何度だい?」と興味津々のご様子でしたが、やっぱり以前の通り「ここが一番温度が高い」ままだったことを知ってご満悦の様子でありました。でもぉ、ダイレクト入浴が不可であったことへの哀しみは、東鳴子は赤這源泉を使用している阿部旅館さんのオリジナル温泉タオル(Takemaの旅行で初デビュー)をもってしても到底癒やされるモノではありません(何のこっちゃ)。しかし‥ |
というわけで気持ちを切り替えて入浴モードにシフトすることにいたしました。アルフレッドさんに「ここまでのご案内ありがとうございました。ここからはわれわれだけでも帰れますし、ここでしばらく遊んで行こうと思います‥」とお話ししお引き取りを願い出ました。アルフレッドさん、本当にありがとうございました! で、服を脱いでっと。ちなみにカラカラ天気が続いたからか蚊やアブ、さらにはヒルなどはほとんどいなくて快適(羽虫は多少いましたが無害)。厄介なのは強烈な日射しだけでした。 |
そんなわけで「万感の思いのもとで一湯達成」(笑)。ただ当然のことながら熱い湯は表面に広がっていくわけで、下の方は完全に川の水そのものだったと思いますが、まぁまぁ、細かいことは言いっこなし(笑)。ちなみに熱帯の川ということでもともと冷たいというほどでもなく何とか快適でした。この川湯入浴パターンで苦しかったのは、たとえば黒部の祖母谷温泉の河原野湯だったよなぁ、あれは「激熱&激冷のせめぎ合い」だったぞ(大笑。該当ページはこちら)。ちなみに左上画像マウスオンでケロリン桶(ケロロ軍曹バージョン)をかぶった上で敬礼するおしんこどん画像に変わります(笑)。 さてそんなわけで、ここの様子を動画でお楽しみ下さいませ。 |