− カナダユーコン準州でオーロラ観賞(11) この日は日中フリーゆえ宿周辺でのんびり(その1) −



深々と雪にハマるおしんこどんですがなぜか満面の笑みって何よ(笑)。

さて3泊目の夜も明けて、今日の朝ご飯はハムとたまごとチーズにてシンプルに。こっちに来てからすっかり「1日2食」の生活に慣れちゃいました。

早い時間にはうっすらと曇っていた空も、食事が終わった頃には青みを増し始めました。今日はいい天気になりそう‥ということは、オーロラ観察最終日の今夜も期待できそう。また夜間の放射冷却がなかったためかこの朝の気温は-5度と暖かく、これなら午後あたりには0度を超えるんじゃないかという予感大です(実際、+4度くらいまで上がったんじゃないかと思います)。

そして、今日の予定は‥特になし!「宿に備え付けのスノーシューなどを利用してお散歩をどうぞ」ということなのでその準備をすることにしました。



そうこうしているうちに、スイス人カップルを乗せた「今シーズン最後のモービルツアー」が出発していきました。楽しんでねー。

さてそんなわけでスノーシューを装着していざお散歩開始です。ただ地形がわからないのでMamiさん、そしてお宿の飼い犬であるキラとタッカーがガイドしてくれます(右上画像マウスオン)。ただし雪はかなり締まってきているので正直なところスノーシューはほとんど不要(そりゃ道を外れりゃそれなりにもぐるけれどさ)。踏み固められた細道はバンバンの舗装路モードなので、あえて修羅の非踏み分け道を行くって‥意味ないのか?いや、せっかくだからやってみなきゃね。

でもかつて日本の冬山登山でドカ雪の登りをわかん(輪かんじき)を履いて歩いた経験からすると、西洋わかんであるスノーシューは平坦地向きだなぁという感じです。かかと部分がフリーなのはまさにその証左で、わかんの感覚しか知らないTakemaにはかえって扱いづらいものでもありました。でも慣れれば(緩斜面であれば)ツボ足に比べてずっと楽なのは間違いないでしょうが。



でも、快適に歩ける歩道があるのにあえて修羅系で一歩一歩‥高村光太郎じゃあるまいし(笑)。

ちなみにトップ画像にもあるもぐりまくりのおしんこどん画像ですが、確か「直立沈み込み」ではなく膝を曲げていたと言っていたような‥。そう考えるとフットプリントから察するにウサギは立派です(何のこっちゃ)。



バンバンの舗装系歩道でこんなことをやるのはいつものこと。

ところでこのお散歩中、2頭のお犬さまたちはロープでつながれることもなく自由奔放に歩き(走り)回っていました。というか、彼らはここにいる限りロープにつながれることはなさそうな気がします。Mamiさんとおしんこどんが「この子たちはホントに幸せだよねー」としみじみつぶやいておりました。ああ、「見えない鎖」につながれているわれわれって(苦笑)。ちなみにこの前後の内容は次ページでまとめて動画でご紹介いたしますが、その中にもそのつぶやきが聞こえています。



お散歩も終盤戦に近づいてきたころ、何やらあれはツリーハウス?というわけで近づいて行きます。

確かにツリーハウスです。その造りの雰囲気はといえば、旧PAPASUNCHIのそのまた旧館(房総スカイライン出口付近にあった)のさらに裏にあった、クリスさんが製作担当だったあのツリーハウスを彷彿とさせるモノであり(ごくごく一部の人にしかわからない例えですな)、要はシンプルイズベストというかシグマベストというか、そういえば中学生の頃シグマベストの数学問題集は難しくていやだったなー的な感覚なのであります(まったく意味不明)。

で、ほぼ真下まで来て見上げてみると、ドアの内側にはなぜか漢字で(左上画像マウスオン)。こ、これはおそらく‥

しかしこの連想はカナダ人はおろか、漢字使いの台湾人でも中国人でもわからないと思うぞ。詳細については聞きませんでしたが、このツリーハウス(造りかけ)を手がけたのは日本人なのかな?

さて、いよいよ宿の直下まで戻ってきたところに適度な緩斜面発見。というかそこには先人の方々によるソリのトレースが刻まれておりました。Mamiさんいわく「やりますか?下部の狭いブッシュを通り抜けられるかどうかがポイントですよ」というわけで、お宿の倉庫?から1人乗りのプラスチックソリを持ってきてくれました。

そんなわけでチャレンジしたわけですがその結果はいかに?ふふふ、Takemaもおしんこどんも無事に「関門通過成功」でありました。ただしお互いに射程一発どどんがどんではなかったのがちょいと残念でしたが(苦笑)。そのうちのおしんどん動画は次ページの「この日の昼間動画編」で出てきますのでお楽しみに。‥ということは、この日の「何もないはずの日中編」はまだまだ続くというわけですね(大笑)。ということでお散歩のあとはいったん部屋に戻って‥

あ、こっそりビールで乾杯していたらFrankさんの奥さまSylkeさんに「あれぇもう飲み始めてるんですか?」と皮肉混じりにツッコまれました(ちなみにSylkeさんは数日間病院に行かれていたそうです。でも大丈夫お元気ですよ=滞在経験ありの諸氏御中)。確かにまだ午後2時過ぎだし、朝食終了から3時間ちょいしか過ぎていないし(苦笑)。

というわけでこのあとは「労働のヨロコビ」モードに走ります。いや、正確には「暇ですることがなかった」というのが正しいです。となれば、



という流れとなりました。気温が上がったのでウッドデッキに張り付いていた氷もペリペリと剥がせます。ただしウッド部分を傷つけるわけにはいかないので日陰は無理だぁ!(この辺までが限界=左上画像マウスオン)。ちなみにお宿のそばには強風で倒れたという木がそのままに。

こっち側に倒れてきたらテラスは大ダメージを受けたはずです。でも結果オーライでオーロラがよく見えるようになりましたとさ(笑)。

どこかにあったツララとおぼしき氷柱を握りしめてご満悦のおしんこどん。ガラステーブル上には雪の結晶がそのまま載ってます。

そんなわけでこの続きは次ページにて。またもお散歩&最後のオーロラ観賞までまとめてご紹介します。
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