− カナダユーコン準州でオーロラ観賞 (1)メニューページ −
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ユーコン州はこの時期冬から春へと模様替え中。日を追うごとに雪の量が減っていきました。
(2012年3月21日−28日)
おしんこどんと結婚してはや12年。結婚後「海外にはどこに行きたい？」と尋ねると即座に「イタリア！」と答えた彼女の希望はまだ果たせていませんが（というよりイタリアに興味がないTakemaには「果たそうとする気持ち自体がない」ともいう）、その一方で「砂漠と動物を見たい」という別の希望はナミビアで果たし、「地元の人とふれあいたい」という希望はパプアニューギニアやバヌアツなどで何とか果たしてきたりもしてきました（自己正当化）。しかし、まだ叶えられていないおしんこどんの希望がもう1つありました。それは「オーロラを見てみたい」というものだったのです。
今回のカナダ行きはもともと綿密な長期計画に基づいて粛々と計画されたものではなく、まさに「ヨッパーTakemaがやらかした」ことがきっかけになったわけですが（後述）、まぁそれは結果オーライということにいたしましょう。そんなわけで「昼も夜もお楽しみ」のオーロラ定点観測編、スタートです！
なおわれわれ日本人にとっては「オーロラ(Aurora)」という言葉がなじみ深いですが、英語では同じ意味を持つ言葉として「Northern Light」というのがあります。この2つの表現は結構混在して使われていたようなのでご承知おき下さい。ちなみに自分は「rora」の連続巻き舌発音が面倒くさかったので話すときはNorthern Lightの方を多用していました（笑）。
ちなみにこのページの背景画像にはマウンテンゴートが写っていますが、横幅解像度が1280ピクセル以下だと肝心な顔が切れちゃっていると思います。ディスプレイ大型化のご時世ゆえ？お許し下さい。ずっと「横幅1024ピクセルフレンドリー」でいきたかったんだけれどなぁ(苦笑）。
訪問に至る経緯＆素人系撮影アドバイスほか
年末にNZでたっぷり遊びまくってきたにもかかわらず、実はこの時すでにカナダのユーコン行きは確定していたのであります。しかし冷静に考えればカナダ旅行にかける資金は枯渇状態なのに‥なぜ？（笑）。ヨッパーTakemaがやってしまいました(笑）。一部にオーロラ撮影の素人系アドバイスを含みます。
エアカナダでバンクーバーへ。もちろんエコノミーですが席がイイ！そんなわけで到着後は国内線出発までダウンタウンに出てのんびり。まずはおしんこどんの希望するヨガショップへ足を延ばし、そのあとは予想外の遠回りとなったグランビルアイランドへ徒歩で移動。
グランビルアイランドでの夕食では、まさかの「Royal Miyagi(宮城)」を注文。いつから宮城は王政を導入していたんだ？(笑）。しかし本家にははるかに及ばぬ肉薄でまだまだ(苦笑)。このあとは深夜便で翌日の午前1時過ぎにホワイトホース到着となりました。
翌朝は昼前にお宿の送迎車がやってきました。特に何と言うことのない町ホワイトホースなのですが一応市内見学をした上で宿へと向かうこととなります。やっぱりアウトドアショップは夏の需要がすごいからか充実してたなー。で、宿主のFrankさんの人柄がちょっとかいま見えて面白かったりして。
夕食までは少し時間がありましたので「芋焼酎オンザスノー」などでノドを潤しているうちに夕ご飯。そしていよいよ夜になり、おお、オーロラがぁ！とはいえ、出始めたのは日付が変わった1:30頃。気温は-25度あたりまで下がりましたが、それでもサンダル履きだったのには理由があります(笑）。
10:30スタートという遅い朝食のあとは‥犬ぞりツアー！犬コワイのTakemaとしては勇気ある決断？いやいや犬たちはいい子ばかりでしたよ。でも問題はTakema自身の勘違い及び慢心にありました。ま、楽しかったから問題なしです。
まさにタイトル通りの流れであります。温泉ではありませんが屋外での雪見入浴は何とも快適っ！ホカホカに温まったあとのビールについてはもう何も言いますまい。夕食後のオーロラも綺麗でなかなか満足度高し。
そんなわけで「全走行距離50km！」という長距離タンデムツーリングです。締まった雪ゆえ後部座席はロディオ状態でしたがずんずんずずんと進んでいくと、Frankさんいわく「もっとゆっくりペースで、好きなところで止まっていいんですよ」とのこと。しかし湖畔まではほぼノンストップで来ちゃいました(笑）。
「Play Zone」では「びびるTakema」の称号をいやと言うほど頂戴しまくりました。さてラスト7-8kmほどはおしんこどんにドライバーチェンジ。さーて行く‥と、ちょっと待て速すぎるぞおしんこどん！さすがにFrankさんからイエローカードが（笑）。そんなわけで通常よりもとてつもなく早い時間に戻ってきました。
お昼前にスノーシューハイクで宿周辺を散策。謎のツリーハウスもあったしソリで関門を通り抜けたりといろいろアクティビティもありました。で、戻ってきてからはテラス上の氷軍団の撤去を始めました。何かやっていないとダメなんですね、嗚呼典型的日本人(笑）。
ビールも飲んじゃったあと、再度のお散歩です。おしんこどんが雪だるまを作り、おしんこどんがカンフージャンプに挑み、おしんこどんがクリストフさんと共同除雪作業にいそしみ‥って、Takemaは見ているだけかい！（笑）。最後のオーロラ観察、レベルはイマイチでしたが4晩中3晩観察できたのですからありがたい。
さてユーコンの滞在最終日は日帰りバスツアーでまずはYukon Nature Reserveに向かいます。ユーコンエリアに生息する動物たちがお手軽に見られるので初訪問の方々にはお勧めかも。自分もマウンテンゴートをこんな近くで見たのは初めてでした（すごく大きいのね）。
何とこのユーコンにかけ流しの温泉がっ！ここへの訪問に至るまでにはなかなかの紆余曲折もあったわけですが、いやぁツアーに乗っかってヨカッタ！そんなわけで「極北の湯」をタンノーしました。
空港ほぼ正面のホテルで夕食（おいしかった）後就寝。念のためちらりと空を見上げてみましたがやっぱりオーロラは見えず。翌早朝のフライトでバンクーバーに飛び、またも乗り換え時間つぶしにカナダラインでちょっとお出かけしてみました。