− カナダユーコン準州でオーロラ観賞(15) バンクーバー経由でいよいよ帰国!−

「いよいよ帰国」と書きながらもまだ最後に1泊しますんでまずはその夕食からスタートです。われわれからすると「夕食時はワインのフルボトルがちょうどいい具合」なのでさっそく注文。南アフリカ産の赤ワイン、久々に儀式たるテイスティングからスタートです。しかしこれはまさに儀式だな、拒否権はないというか拒否したらそのボトルを放棄するしかないのですから‥。

で、メインディッシュは確か羊のロースト(この日は日記を書いていないので断片的な能&像の記憶から判断するしかありません)。でもこれが美味しかったんです、ハーフにしたのが悔やまれるほどに!あとはサラダ(何だか海鮮丼に見えなくもないですがサラダなんです)。これでTakema&おしんこどんの夕食というわけですが、あらためて思うにB&Bのご飯は美味しくて適量だったなぁ、これまでさんざん苦しんできた「カナダごはん」とはだいぶ違いました。

さて夕食後の一服ということでホテルの外に出てみると‥

何と駐車場の脇には、今シーズンの「営業」を終えた犬ぞり系のお犬さまたちがくつろいでおりました(右上画像)。これから故郷へ帰るんでしょう。ちなみにこの時間の気温は既に氷点下なのですが、あえて移動用の犬小屋から出されていたようです。というのも彼らは暑さにはとてつもなく弱いらしく、だから犬ぞりランドでも「雪はあってももうシーズンは終わりだね」ということなのだったっけ。何だか今回はいろんなアトラクションが「ぎりぎり間に合った」という感じでありました。

さて翌朝は6:20の国内線フライト。だから空港目の前のホテル(到着時と同じ)に泊まったわけですが、何だか朝ごはんのビュッフェがせこくてちょっと悲しい(笑)。NZの方がよっぽど充実していたぞ(ま、お値段も関係していると思いますが)。

そんなわけで空港までのシャトルバスに乗り込み、約1分半で到着(激近)。往路同様荷物は成田までスルーでOK、飛行機はほぼ満席でしたが全然揺れずにバンクーバー到着。

さてバンクーバーでは約4時間半の待ち時間があるので、またもカナダラインで市内へ足を延ばしてみることにしました。

カナダラインの係員さんに「やっぱりDay Passがお勧めですよ」と言われて一旦ターミナルまで買いに戻り、日付の刻印機にカードを通せば利用OKです。で、ついでに「どこか、駅から近いショッピングモールはありませんか」と伺うと、「それならOakridge 41st駅がいいと思います、駅を出てすぐのところにモールがありますよ」とのことで、それではいざそこに行ってみましょう!。



この日のバンクーバーは曇りベースでしたが、基本的に屋外移動はほとんどないので問題なし。

そんなわけで空港から6駅目のOakridge駅で下車。階段を上がって地上に出てみると‥ん?モールはどこ?最初は信号を渡ってトンチンカンな方角に歩き始めてしまいましたが、実は出入口に隣接する建物がモールの入口でありました。カナダのショッピングモールって、エドモントンやカルガリーなどでもそうだったけれども案外外観が地味なんですよね。左上画像は駐車場側の出入口を撮ったものですが、この直後右上画像で自転車に乗っているお姉さん(モール警備員)に「建物などは撮影禁止です」と諭されてしまいました。これくらいいいじゃないのさ‥。

さて、モールに来たのは単純な時間つぶしなので特に何を買う予定もありません(Takemaは「活ロブスター」に一瞬心惹かれましたが)。ひと通りモール内を歩き回り(この途中で突如として靴を購入したおしんこどん)、空港に戻ってから食べるサンドイッチなどを購入した上で再びカナダラインで空港へ。うん、ちょうどいい時間つぶしになったぞ。

そんなわけでイミグレーションを通り抜け、搭乗ロビーまで来たところでなぜかカニ味噌ならぬ「ロブスター味噌」のミニ缶を買い込んだTakemaでありました。そして残ったカナダドルの小銭系を使い切るために‥

しかもこのアイスコーヒーを買うのに、ジャラジャラ系の小銭をカウンターに出し、「これで足らない分はカードでね」というメタセコイア系の注文でありました。なるほどこういう使い方をすれば小銭が残ることもないんだなと納得。ま、こういうお客ばっかりだと店員さんも疲れちゃうかも知れませんが(笑)。

座席はまたもエコノミー最前列。足がだるくなったら左上画像のように「足を壁に投げ出す」こともできるので、安いながらも快適な席でありました。そういえば約5年前にはこの同じ路線でビジネス席だったんだよなぁ。あれ以来「稀なる僥倖」にめぐり会っていないなぁ、やっぱりいいよなぁビジネス席(憧笑)。

そんなわけで最後はビンボー人のつぶやきシローで〆てしまいましたが、以上で2012カナダオーロラ編終了です。「オーロラ観賞」というメイン目的のため滞在型の旅程だったせいか疲れも少なくてかなりゆっくりできました(そういや時差ボケはほぼ全くなしでした)。それと、予想以上に気温が高くて助かりましたが、イエローナイフなどではやはりもっともっと気温が低いはずなので、そちら方面へ行かれる方は拙ページを見て油断召されぬように(笑)。

いずれにせよ、やっぱり行ってよかったわー。酔っぱらってポチっとしちゃったTakemaの勘、大正解でありました(結果オーライ)。
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